一ヶ月に2回満月を迎える月を「ブルームーン」という。 そのブルームーンを見ると願い事が叶う・・・・。








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「時にはスマホを置いて」

...2018/06/03 18:31...

6月 (水無月) です。
「梅雨で天の水がなくなる月」 とか、水無月の
由来には諸説が色々あるようです。英語名である
June は、ローマ神話のユピテル (ジュピター) の
妻ユノ (ジュノー) から取られたらしい。
ユノが結婚生活の守護神であることから、6月に
結婚式を挙げる花嫁を 「ジューン ・ ブライド」
(June bride、6月の花嫁) と呼び、この月に
結婚をすると幸せになれるといわれてます。

「何だろう、この青臭い匂いは」
先日、公園を散歩していて、かなり強烈な 「青臭い匂い」
が気になりました。匂いの正体を探って見ると、雑木の
緑の葉の間から小さな花が沢山集まった黄白色の
房というか、白いブラシのような花が咲いています。

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青臭い匂いの元は、この尾っぽのような花でした。(右)
その花の正体は栗の花です。「シバグリ (芝栗)」 でしょうか?
良く見ると・・。穂状の花が雄花で、下の部分に雌花が見え
ます。(下左) 栗は、雌雄異花だそうです。受粉すると
栗の実になります。栗は虫によって受粉されるそうです。
こんな虫が集っていました。(下右)

栗の花は梅雨入りの少し前に咲く花です。
この花が咲き、やがて花が終わって落ちるようになると、
梅雨の季節となるということから、栗の花は 「墜栗花」
と呼ばれ、梅雨を知らせる花とされています。「墜栗花」
の 「ついり」 という言葉は、梅雨入りの意味です。

ここ東京でも、少し前から栗の花は盛んにその青臭い
匂いを辺りにまき散らしていました。栗の花が墜ちれば
梅雨の季節を迎えることになるというのであれば、
東京の梅雨入りも、もうぼちぼちでしょうか?

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浜松町駅の小便小僧くん。梅雨に備えてレインコート姿。
4月~5月は、おしっこが出ていなかったのですが、今月
は元気よく放出・・・。(笑) 心配してたがホットしました。

すでに梅雨入りした地域もあり、今年は各地の梅雨入り
が平年より早いようです。東京は、先週までは爽やかな
陽気の日が多かったのですが、少しずつ空気に湿度を
感じるようになってきました。

シトシト雨が降れば、田畑の土や穀物をうるおし、
その成長を助ける。山野の緑はいっそう青々と茂り、
草花の輝きも増して自然も息吹くわけです。
嫌われることのない程良い長さの 「恵みの雨」
になってもらいたいものですね。
さて、昨日は土曜出勤だったので、明日は代休!
急な呼び出しがありませんように・・・・。


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「時にはスマホを置いて」

今、時間つぶし、暇つぶしの定番と
なっているスマートフォン。電車やバスの中のみ
ならず、あらゆる場所で多くの人はスマホに夢中です。
そんな光景が当たり前になっただけでなく、携帯電話 ・
スマートフォンを2台持っている人も見かけます。
目の前でスマホを見ながら、鳴り出した携帯電話で
通話する器用な姿には驚くばかり。

携帯電話やスマホの普及台数は約1億6千万台で、
日本の人口1億2千万人を超えているという。
とりわけスマホは、電車やバスの中だけではなく
レストランなどでも、多くの人がそろって下を向き熱中。
電車の中づり広告などはほとんど視界に入っておらず、
むしろ広告を床に貼った方が効果的ではないかと思うほど。

立っている客も座っている客も首を曲げたまま
下を向いている。電車やバスに揺られながら、
必死にスマホをいじっている。まさに今は、通話だけ
でなくスマホで買い物などの用足しをすべて行い、
職場に通わずに仕事もする時代。果たして世界中と
つながる技術と個人の情報は、どんな未来につながって
いるのだろう。スマホに独占された人々の視線が
再び上を向く日は来るのだろうか。心配でならない。

私は人と人とのふれあいこそが、最も有益な時間
だと思ている一人。とりわけ心配なのは、子どもたちが
スマホに夢中になり、とりこになることだ。内閣府が
行った調査では、高校生の40%以上が平均利用
時間は3 時間以上という。確かに、スマホなど情報
機器は便利だし、現代社会には欠かせないツール。
だが、なければ生きていけないというものでもない。

かつて電車内で漫画を読むこともダブーだった。
電車で化粧、電車で弁当、電車で若いカップル
のイチャイチャ・・・。何でもありになった。そして今や
7人掛けの電車の椅子の全員がスマホを見ている。
先日、地下鉄 ・ 大江戸線の列車内で、ほとんどの
方がスマホの画面を見ている光景は異常だった。
たまりかねた年配の方が客に注意して回っていた。
「たまには電車内でスマホを見るのはやめましょうよ」。
マナーおじさんは、そう呼びかけていた。
女子学生らはそそくさと別車両に逃げていった。

電車内で80%の人がスマホを見ている光景は異常です。
マナーおじさんだけじゃない、私たちもそう思った。
わずかな時間でもスマホなどを消して、静かに本を読ん
だり、友人と会話し、楽しむことも必要ではないでしょうか。

情報機器との適切な距離感を学び、本来の自分を取り
戻すためにも 「ノーメディアデー」 を設けてはどうだろうか。
人とのコミニケーションは大切なことです。
皆さん、時にはスマホを置いて語り合いましょうよ。
先日、地下鉄で見かけた光景に思った次第です。


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   旧 ・ 芝離宮恩賜庭園 2018

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かみさんの買い物に付き合った帰り、浜松町の小便小僧の様子
を見に下車、ホームで外国の方に浜離宮恩賜庭園への行き方を
聞かれ、新橋駅の方が近いんだけど・・・・とブツブツ小言を言い
ながら、仕方なく改札を出て途中まで案内。私の方は、「旧 ・ 芝
離宮恩賜庭園」 が浜松町駅前にあるので立ち寄ってみました。
「浜離宮恩賜庭園」 はよく行くが、「旧 ・ 芝離宮恩賜庭園」 は
駅のそばなのに滅多に行かない。実に久しぶりです。

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庭園の周囲は浜松町駅の横を通る新幹線の線路や貿易センター
ビル、首都高速などに囲まれ、まさに都心の様相だが、一歩足を
踏み入れると別世界が広がるような印象で、国の名勝に指定され
ていることにも十分うなずける美景なのですが・・・・・。いつも庭園
内は人がマバラ。駅から1分足らずの場所なのにね。

開園時間  午前9 時~午後5時 (入園は午後4時30分まで)
休園日   年末 ・ 年始 (12月29日~翌年1月3日まで)
入園料   一般 150 円 65歳以上 70 円 (都民に嬉しい料金)
      (小学生以下及び都内在住 ・ 在学の中学生は無料)

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「旧 ・ 芝離宮恩賜庭園」 (貿易センタービルから)
小石川後楽園と共に、今東京に残る江戸初期の大名庭園の一つ
です。回遊式泉水庭園の特徴をよくあらわした庭園で、池を中心
とした庭園の区画や石の配置は、非常に優れています。 明暦の
頃 (1655~1658年) に海面を埋め立てた土地を、延宝6年に
(1678) 老中 ・ 大久保忠朝が4代将軍家綱から拝領しました。
大久保忠朝は屋敷を建てるにあたり、藩地の小田原から庭師
を呼び庭園を造ったと言われています。この庭園は 「楽壽園」
と呼ばれていました。

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庭園は、幾人かの所有者を経たのち、幕末頃は紀州徳川家の芝
御屋敷となりました。 明治には有栖川宮家の所有となり、宮内省
が買上げ、芝離宮となりました。大正12 年の関東大震災の際に
建物や樹木に大変な被害を受けます。翌年の大正13 年には皇
太子 (昭和天皇) のご成婚記念として東京市に下賜され、園地
の復旧と整備を施し、旧・芝離宮恩賜庭園として同年4月に一般
公開されています。現在では周囲の埋め立てと、ビル群により海
の眺望は失われてしまい、一部が鉄道の増設用地に提供され面
積が狭くなっています。

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「藤棚」 (上)
庭園の入口付近に大きな藤棚があり、藤棚の下にはテーブル付
きベンチが置かれ、ちょっとした休憩スペースになっています。
この場所はかつて御殿があったところだそうです。作庭当初から
藤棚はあったといいます。 5月の初め頃、紫色の大きな花房が
さがり、芳香を放ち見事な景観のようです。
「離宮時代の洋館跡」 (下左)
明治の初めから外国貴賓の接客は、我が国初の石造りの洋館と
いわれる浜離宮の延遼館で行われていましたが、老朽化で取壊
しとなり、これに代わるものとして、明治23年に 「芝離宮」 に木造
2階建ての洋館が建設されました。離宮のみならず迎賓館の役割
も担っておりましたが、大正12 年の関東大震災で敷地内の建物
すべてが灰燼に帰しました。現在では竹垣沿いに残るレンガ基礎
と、植物模様の彫刻が施された大理石の一部が、解説を添えて
展示されていました。(下右)

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「雪見灯篭」
入口から右へ敷石伝いに行くと雪見灯篭があります。 周辺のビル
が気になりますが、池のほとりに立つ大きな灯篭は、対岸の築山
を背景に当園一の景勝ポイントとなっています。大名庭園の名残
を伝えています。東京なのに雪見? それは雪国への憧れなのか、
はたまた作庭当時は東京でもしっかり雪が降っていたのでしょうか。
近年、東京は雪がめったに降りませんから。堂々たる威風に、なぜ
か背が伸びる気持です。なんだか金沢にある兼六園みたいな感じ
ですね。

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「大山」  ( 園内で最も標高の高い築山)
雪見灯篭から先、池沿いの敷石を行くと一番高く盛られている小高
い場所が 「大山」 です。(下左) 庭園内で最も高い築山で、頂上か
ら園内が一望でき景観も素晴らしいです。昔は品川の海が眺められ
漁の様子が見えたらしい。早速登りました。う~ん、確かに絶景です
わ!入り組んだ池の形や島の配置も一望に見渡せます。(上)

東京都内には 「恩賜公園・庭園」 と呼ぶ公園が何箇所かあります。
例えば上野公園も正式名称は 「上野恩賜公園」。井の頭自然文化
園も 「井の頭恩賜公園」 と言います。「恩賜」 というのは、戦前に宮
内庁が御料地として所有していた土地が公に下賜 (恩賜) され、整
備された公園で 「芝離宮」 のように庭園が下賜された場合も正式名
称は 「芝離宮恩賜庭園」 と呼ばれます。

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「枯滝」  (石組みにより滝を模す)  (上)
大山と並ぶもうひとつの築山との間に、豪快な石組みの 「枯滝」 が
あります。 水を使わずに石だけで滝を表す石組で、山峡を流れ落
ちる滝に見立てて石が組まれ、河床が通路になっており通り抜け
ができます。確かに水がながれるように見えますね。なかなか魅力
的で、ちょっと不思議な場所です。

「大灯籠 ・ 浮灯篭」 (下)
「大灯籠」 は、震災で黒く焼けた跡が残っています。(下左) 浮き灯
篭の方は、満ち潮によって姿を隠したりするようです。(下右) 園内
には様々な灯篭が残されています。その堂々たる姿が江戸期の大
名屋敷 ・ 明治期の離宮の往時を偲ばせます。電灯がなかった時代
に街灯や道標の役割をしていたものです。形は大きく分けて二種類
あり、上から下げて吊るつり灯籠と台に建てる台灯籠に分かれます。
現在では寺社で神仏に献灯するためや庭園の観賞用に見られます。

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枯滝のところから池に出ると西湖の堤があります。中国の杭州 (現
在の湘江省) にある西湖の堤を模した石造りの堤で、中島 (蓬莱
島) とともに園景の中心をなしています

「西湖の堤」
中国の浙江省杭州市に西湖という風光明媚な湖があります。
この湖に北栄時代の詩人蘇東坡が築いた長堤を西湖堤と言います。
江戸時代の人たちはこの西湖に対する憧れがあったようで、旧 ・ 芝
離宮恩賜庭園に設けられた 「西湖の堤」 もそうしたもののひとつで、
西湖の蘇堤を模して造られたものという。「小石川後楽園 (東京)」、
広島の 「縮景園」 などにも見られるようです。「西湖の堤」 は池の
西岸と中島とを繋いでおり、歩いて渡ることも可能です。

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「中島 (蓬莱島)」  (上)
園景の要となる箇所で、池の中央にある島です。中国で仙人が住
み 「不老不死の地」 といわれる霊山を模した石組みです。 (下)
この島の石組みは、「楽壽園」 の頃からのもののようです。中島は、
遠く海の果てにあるという仙人が住むと言われる 「蓬莱山」 を表し
ているそうです。日本庭園にある池の中の島は、ほとんどがこの蓬
莱山を表現しているようです。神仙思想の一部なわけですが、縁
起を担ぐことや知性を感じさせるところは、ここが単なる鑑賞にとど
まらない空間であることを実感させられます。見る方にも、それなり
の知性や教養を必要とさせるのですから、そういう精神世界が、
ここまで日本の庭園を発展させたのでしょうかね。

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300年以上の歴史をもつ、日本最古の大名庭園のひとつ 「旧 ・
芝離宮恩賜庭園」 は、美しい景観を損ねないよう敷地全体に堀を
めぐらせているためもあり、以外に知られていない 「みどりの散策
路」。ビルの谷間の貴重な大名庭園。近年は、周りを高層ビルが
建ち、景観を損ねています。右が 「汐留ビルディング」 で、左が
「汐留芝浦ビルディング」。後に頭だけ出しているのが 「ラ ・ トゥ
ール汐留」 です。左側のビルが、建設中のタワーマンション 「パ
ークコート浜離宮ザ タワー」。地上37階、高さ約140m。共用施
設として屋上にはスカイウォークガーデンが設置され、浜離宮恩
賜庭園など360度の景色を楽しむことが出来るようです。こういっ
た豪華なタワマンに住んでみたいものです。2019年竣工予定。

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池の周りに中島、大島などといった島が造られており、橋でつなが
っていて、散策しながら渡れるようになっています。「八ツ橋」 (上)
橋を渡ると池のほぼ中央にある中島に渡れるようになっています。
まっすぐでなくクランクになっている木製の橋がとても優雅です。 
残念ながら工事中で渡れませんでした。「鯛橋 (たいばし)」 (下左) 
大島に架けらた一枚岩の石橋。石の形が鯉に似ているからでしょ
うか。橋の下は、まさに渓流のイメージで流れていました。池の中
の大島に続く 「石橋」 も見えます。(下右) 大久保家の藩地で
あった小田原から運ばれた多くの根府川石が、築山や飛石の
ほかに橋にも使われています。

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「根府川山」 (上 ・ 下左)
鯛形の根府川石の橋を渡ると左手に豪壮で圧倒されるような築山
があります。その山麓に根府川石の飛石が端正な形に敷かれて
います。溶岩石である安山岩などからなる 「根府川山」 を表します。
この大きい根府川石は神奈川県小田原市根府川に分布する溶岩
流石。豪壮な根府川石群は、作庭者大久保忠朝が藩地から運ん
だものと思われます。 また以前の藩地の名を冠した 「唐津山」
ありました。(下右) この辺は、素人の我々には庭園に対する意
味合いがわかり兼ねますね。

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「浮島」 (下左) 浮島は通称 「鶴島」 と呼ばれます。昔は潮が引
いたとき、飛び石を渡って鶴島に渡ることができました。現在、飛び
石は亀たちの日向ぼっこの場となっています。蓬莱山のある中島
の向こうに八つ橋が架かっていて、橋を渡ると 「東屋」 (下右) が
あり、対岸からの景観を楽しめます。必ず誰かが座っています。
茶色っぽいビルが世界貿易センタービルで、左側がニッセイ浜
松町クレアタワー。中央の白い建物は、ラジオの文化放送です。

浜松町から徒歩一分。こんなところにこんな公園がという感じで、
見落としがちです。すぐ近くに有名な浜離宮恩賜庭園があるので、
名前が似ているので気づかない人もいるかもしれませんね。昔の
迎賓館があった所で、こじんまりした手入れの良い素敵な庭園です。
ちょと残念なのは周りに高いビルが立ち込めている事でしょうか。
都心の駅前に気持ちが癒される庭園があるのはうれしいことです。
すごくきれいに管理されているので、落ち着きます。

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「九尺台 (九盈台) (きゅうえいだい)」
「九尺」 とは高さ、「盈」 とは潮や月が満ちるという意味です。
海の波打際に造られたこの高台は、いつ造られたものか不明の
ようですが、明治天皇がこの庭園に行幸された際、この台上から、
海で漁民達が漁をする様子や海の眺望を楽しまれたようです。
海のあった方向は、残念なが周りをビルに囲まれて見えません。
庭園の方を見渡せば良い眺めが望めます。(上) 世界貿易セン
タービルの左側に東京タワーが優美な姿で見えていたのですが、
ビルが建ち見えなくなりました。残念!

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「石柱」
池の西側の岸辺に、印象的な姿で四本の石柱が立っています。
まるで古代巨石文明の遺跡のようにも見えますが、この石柱は、
小田原北条家に仕えた戦国武将・松田憲秀の旧宅から運ばれた
門柱だそうです。この場所が、小田原藩 ・ 大久保家の上屋敷だっ
た当初、茶室の柱に使われていたようです。茶室だと普通四隅に
木の柱を立てて作るのですが、代わりに石柱を使っていたとは、
かなり荒々しい外観だったのでしょうか?
どんな茶室だったか見てみたかったですね。

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「手水鉢」
何気なくダイナミックな添景物が数か所に置かれている庭園内。
洋館に使われていた大理石の一部や和館の手水鉢が、当時の
姿を僅かに伝えています。庭園の各所に大きな石が設置されて
いるので、のぞきこんだら 「手水鉢」 でした。(上) 現代風 「手水
鉢」 もありました。(下右)  j蛇口をひねると水が出てきます。

【豆知識】 「手水鉢」
水は、昔から神聖なものの代表として神仏に捧げ、みずからの体
を清めてきました。そのため神社・寺院の門前には口をすすぎ手
を清めるための 「水船」 が置かれていました。室町時代に入り、
茶の湯が起こり茶と水は切り離せない関係になり、さらに桃山時
代になると茶道が利休などによって確立されると席入りに先立ち
手を清めることも作法の一つとして取り上げられ、茶庭の一部に
そのための施設が設けられるようになりました。これが 「つくばい」
で、これにいろいろな形をした手水鉢が用いられました。その後、
「つくばい」 の景観が庭園の添景によく調和することから、茶事に
全く関係のない庭園にもしばしば取り入れられ、中には手水鉢が
庭の主景になるものまで現れてきました。このような意味の 「つく
ばい」 は、ほとんどの庭園に設けられているほど流行したようです。

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広い水面を吹き渡る風、ビルは見えちゃうけど都会の雑踏から抜け
出た感もいいです。ありふれた言い方をすれば 「都会のオア シス」
ですが、敷地に約9千平米の泉水、高木、低木、芝生も含めたくさん
の植物、鳥も羽を休めていて、ほんとうにリフレッシュすることができ
ます。外国の来園者が意外と多いんですよ。 親子連れもいます。

入園料150円という庶民にはうれしい金額ですが、年間パスポート
は600円です。一日に換算するとわずか2円足らずです。近くの
オフィスに勤めるOLやサラリーマンが年間パスポートを利用して、
昼食時に訪れベンチに腰をおろして弁当を食べたり、昼休みを過
ごす姿が見られます。春先には桜が満開で賑わいます。

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思っていた以上に、小ぢんまりとした庭園でした。高台に登れば
池を中心にした全景を見渡す事が出来る為、余計そう感じるの
でしょうか。散策路もシンプルで見所は意外にも多く、でも一通
り見て廻っても歩き疲れる事はありません。質素で瀟洒な感じ。

昔の人は風流だったんですねぇ。 心に余裕があるというか、
羨ましいです。現代は、情報におどらされて、特にスマホに拘束
されてますよね。メールはすぐに返信がないと変に心配になるし、
昔みたいに手紙であれば、届くのを待つ時間に、想いを馳せる
ことができたのに。こうした良い風景を見ていても着信音がなれ
ば、そちらに気をとられるし、大切なものをなくしてしまった気が
します。心に余裕を持つためにも、歴史遺産に触れるのは大切
なんだなぁと、庭園にお邪魔するたびに思います。

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「弓道場」 (上) 
庭越しに見える白い建物は 「弓道場」 です。有料で借りられます。
しかし、道具は持参しなければならないので、飛び入りで弓道体験
できるような施設ではないですね。1時間140円だそうです。相場が
全然わかりませんが、安い気がするんですけど、どうなんでしょうね。
弓道場や、馬場など江戸時代の庭園の多くは、庭を単なる鑑賞の
場とはしていませんでした。なぜなら、所有者は大名であり武士
ですから。
「出口」 (下) 面白いのがこの出口。通常は門が出入り口になる
のですが、ここは門のわきに内側から専用の細い通路があります。
自分でドアを開けて出ます。なんだか大名のお屋敷に招かれて、
その後、ひっそりと帰る気分で面白かったです。

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場所柄、JR山手線 「浜松町」 駅前徒歩わずか1分の場所です。
「旧 ・ 芝離宮恩賜庭園」 は、アクセスの良さも魅力の一つ、特に
近隣の時間をすり減らして忙しい社会人の方々に是非足を運で
もらいたいと思う日本庭園です。現代人の生活の中で忘れられ
ている日本の美。和の空間へのいざないのための日本庭園です。
都会の片隅にひっそりと佇むその 「和み」 の空間で、癒しの時を
楽しむために一度、訪れてみてはいかがでしょうか。





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風船に乗せてとばします
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