一ヶ月に2回満月を迎える月を「ブルームーン」という。 そのブルームーンを見ると願い事が叶う・・・・。








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「感謝の哲学」

...2018/04/29 09:16...

4月になって、日々朝の明るさが
増して起床が少し楽になったと感じます。

先日、帰宅途中の出来事。
通勤ラッシュで混み合うホームで、電車を待って
いたら、傍らに十円玉がひとつ落ちているのに
気がついた。周囲には電車待ちの人たちが列を
組んで並んでいるし、おまけにたかが十円である。
知らないふりをして、そのまま電車を待つことにした。

で、しばらくして電車がホームに到着したそのとき。
私の前の方に並んでいた外国人男性が突然列を
飛び出し、そのまま勢いよく上体を屈ませながら、
傍らの十円玉を拾いあげて立ち去っていった。

・・・・のだが、あまりに激しくしゃがんだものだから、
デイパックのサイドに入れていたペットボトルがこれ
また勢いよく前方に転げ落ちた。おまけに、ちょうど
そこに大勢の降車客がなだれ込んできたものだから、
ペットボトルはみんなに蹴られてもみくちゃに・・・・。

必死で回収しようとする外国人の努力むなしく、
未開封らしきペットボトルはコロコロッ! と線路の
下めがけて一直線。 当の彼はしばらく茫然と立ち
つくした後、今度は " Shit !! " (くそっ!) とか呟きながら
イライラし始めて、とうとう十円玉を放り投げてしまった。
十円を拾ったがために、百円以上するペットボトルを
失ってしまった恨みを、こういう形でぶつけるしか
なかったのだろうか。

ただ、そうこうしているうちにも電車の扉は容赦なく
閉まってしまった。「十円玉ひとつのために、ペット
ボトルを失い、拾った十円をも失い、電車にも乗り遅
れて地団太を踏む外国人を尻目に、ぼくらが乗った
電車はガタンゴトンとゆっくり発車し始めたのでした。

何かを得れば、何かを失う。
そして何ものをも失わずに、次のものを手に
入れることはできない。おだやかなることを学べ 。
「お静かに!」 が口癖だった担任の先生が
話されたことを思いだしました。

さて、ゴーウデンウイークが始まった。
1日と2日の休みを取れば9連休だ。
私もあやかりたい気分です。
家に閉じこもっていてはもったいない。
さあ 飛び出そう・・・・・。


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「感謝の哲学」

人とのかかわりは、自分に大きな影響を与えてくれる。
何げない一言で背中を押されたり、自分の価値観を
変えるきっかけになったり、新しい考え方を見つける
機会を提供してくれたりするものです。

同僚と新橋界隈をウロついていたら、新入社員時に
社長だった方と遭遇した。「元気か?」 と、我々には
馴染みのない小料理屋へ誘われた。すでに一線か
ら退いた前社長と話す機会があって嬉しかった。
実力者といわれながらワンマンさゆえ、社員の酒の
サカナにされ悪口、陰口を言われながらもいつも
人を大切に、人を生かして使うことを考えている人
でした。話術にたけた方で、話をして飽きなかった。

楽しい話に花が咲きました。
そのなかで、なるほど、この哲学があるからこそ、
社員に対する感謝の念を持って居られたに違い
ない。ひとつ例にとっても、あれほど素直に表現
出来るんだなァと思った話があります。
それは 「自然法爾 (じねんほうに)」 という哲学。

「人間は生きている限り、自然に対しても、社会や
人間、物に対して、その成り立ち、育ち方、ありようと、
自分とのかかわり合いを考えたら、ありがとうという
感謝の気持ちを持たにゃあいかんよ」 と話された。
「たとえばフロに入る時、体を洗いながら考えて
ごらん。きょう一日、私の体はホントによく働いて
くれたなァって。そうすると、ありがとうってなるよね。
そしたら、ありがとうっていうんだよ」。

「手さん、手さん、ありがとう。シャボンをぬりながら、
足の裏さん、ありがとう。こんな重い体を支えてくれて
大変だったろう。ひざ小僧さん、ありがとう。よく耐えて
くれたねえ。おしりさんもありがとう。ザブトン代わりで
ご苦労さん! こうやって体のあちこちにお礼を言い
ながら洗ってやるんだよ」

こんなふうに考えると体をいたわり、大切にするよう
になり、病気の時も変にあせったり、イライラしたりも
しないそうです。「長い間、故障もせずによく働いてくれ
ました。いい薬と、いいお医者さんにかかって、早く治し
てあげますからね。ゆっくり休んでくださいよって、体の
悪くなった部分にいたわってやるんだ。そうすると本当
に心安らかに体をいやす事ができるんだよ」 と。

こうした話はいろいろな立場の人に、いろいろな状況や
実例に変えて、具体的に語られていく。その心のこもった
話の確かさ、豊かさ、楽しさ、ご自身で実践されているの
ですから、人の心をとらえて放しません。

この時も私は、またまた話にひきずり込まれてしまった
のですが、自然法爾の心とは簡単にいえば次の言葉に
要約されるのだそうです。「おはよう」 「いってまいります」
「ただいま」 「いただきます」 「ごちそうさま」 「ありがとう」
「ごめんなさい」 「おやすみなさい」。

この8つの言葉が内包し、表している人の心、人の情。
これを素直にいえさえすれば親子の断絶も、暴力ざたも
起きぬかもしれません。誰かのたった一言で、肩の荷が
軽くなり、あるいは生きている喜びを感じる時もあります。
人とのかかわりの大切さや言葉の重みを胸に、今まで
以上に人とのかかわりを大切にと思わずにはいられない。


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「つつじまつり」  根津神社

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友人を訪ねて本郷に出掛けた。帰りに駅まで見送ってもらった途
中に、ツツジが見ごろなので見て行ったらと誘われた。本郷と言え
ば根津神社だ。ツツジの名所でもある。花の開花は地元の方が詳
しい。我々だといつ頃が見ごろか迷うこともある。久しぶりい参拝が
てら、咲き乱れる色とりどりのつつじ達を楽しんで来ました。やっぱ
り年配の方が多かったですが、カップルも結構多かったですよ。

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根津神社の 「つつじヶ岡」 は、五代将軍・徳川綱吉が社殿造営時、
庭につつじを植えたことに始まり、七千坪の神苑は世に 「つつじヶ
岡」 と呼ばれる名勝であったようです。 近隣に住んだ多くの文豪と
ゆかりが深く、現在もツツジの名所としても知られています。根津神
社のつつじ苑は、ツツジの種類が多く、開花時期が異なるため、早
咲きから遅咲きへと花が移り変わり、比較的長い期間にわたりツツ
ジを楽しむことができます。 大きな鳥居前の通りを上るのが S 坂。
(下右)  森鴎外の作品 『青年』 に出てくる主人公は小泉純一。
森鴎外はコイズミ君が上り下り したこの坂を 「ぞんざいにSの字を
書いたような坂・・・」 と表現している有名な坂です。 小泉純一は
元総理大臣とは関係ありません。(笑)

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都心にある 「つつじの名所」 といえば根津神社。今回はツツジを
愛でる前にちょっと境内を散歩しました。まずは根津権現と言われ
る神社の朱塗りの立派で大きな鳥居をくぐって参道へすすむ と、
右にカーブしながら楼門へと導かれます。(上) 当時表参道口に
鳥居はなかったようです。楼門前の神橋 (下左) は最近のもので、
遷座三百年記念事業の一環として、平成18年に完成しました。

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最初に目にするのが巨大な門で、この大きな門は 「桜門」 です。
楼門は、三間一戸のいわゆるハ脚門で、入母屋造りの屋根を持ち、
騒然と佇んでいます。そこを潜ると、右手に舞殿、左手に手水屋が
あり、その奥に透塀に囲まれて本殿が建っています。 (下左)

楼門は宝永3年 (1706) の造営以来のもので 「江戸名所図会」 の
描くそのままを目の当たりにすることができます。が、昭和35年に半
解体修理がおこなわれるも、その後15年で著しく生物劣化が 認め
られ何度も再々修理された、いわば病弱な門のようです。(笑)
立派な門なんですけどね。手抜きしたんでしょうか。正面右側の
守護神は水戸光圀公がモデルと伝えられています。(下右)

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正面の門は 「唐門」 で、一間の平唐門となっています。 (上)
中心の社殿は本殿と拝殿とそれぞれつなぐ弊殿 (相の間) が
字形に構成され、一つ屋根で一字にまとめあげられている典型的
な権現造なそうです。天井には今は剥損したが、藤原立信の墨江
の龍が画かれてあったという。権現造りの本殿 ・ 幣殿 ・ 拝殿 ・ 唐
門 ・ 西門 ・透塀 ・ 楼門の全てが欠けずに現存し、国の重要文化
財に指定されています。東西にのびる 「透塀」 は、社殿の周囲を
ぐるりと囲う形式をとっています。(下) 名称の由来は格子部より向
こう側が見えることによる。総延長200m、300年を経てなお寸分
の狂いが生じぬのは、近年の調査で昔の徹底した基礎工事がし
てあったからだと判ったようです。何事も基礎が大事ですよね。

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「根津神社」
拝殿前に行くと参拝者の行列を見かけるのですが、この日はチラ
ホラと見かける程度でした。ツツジを鑑賞される 方が、まずお参り
をとの気持ちでしょうか。時間が経つにつれ拝殿 前の広場から
さらに唐門を抜けての行列でした。ビックリです。

根津神社は、日本武尊が1900年近く前に創祀したと伝える古社で、
宝永2年 (1705)、五代将軍・綱吉は兄・綱重の子ども・綱豊 (後の
六代将軍・家宣) を養子にした際、千駄木にあった根津神社を綱重
の江戸根津屋敷跡に献納し大造営を行いました。これが現在の根
津神社です。根津神社は、権現造りの手本のような建物です。お参
りする時、眼の前にあるのが 「拝殿」。(下右) 一番奥の一段高い
建物が、神さまのお住まい 「本殿」、両方をつなぐ中間の所を 「弊
殿」 といい、この三つひと続きの形式を 「権現造り」 というようです。

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「乙女稲荷神社」 (上左)
根津神社境内の斜面上に鎮座する乙女稲荷神社。かつて境内の
内外には遊郭があったが、何らかの理由で亡くなった遊女を祀った
のが始まりだという。池を挟んで社殿は舞台作りになっています。
「千本鳥居」 (上右)
乙女稲荷の両側には奉納された鳥居が立ち並ぶ。くぐった中央
に乙女稲荷神社があります。トリイとは「通り入る」 の意味です。
朱色は魔よけを意味し、神聖な色とされ豊穣を象徴 する色です。
「塞の大神碑」 (下左)
この 「塞の大神碑」 は、旧中山道と旧日光将軍御成道との分岐点
(現・東大農学部前) にあったものです。江戸時代一里塚のあった
ところです。その跡地に明治6年に建てられ、道路の拡幅のため
碑は根津神社に移されました。塞の神は邪霊の侵入を防ぎ、道
行く人を災難から守る神様です。
「駒込稲荷神社」 (下右)
本殿の西側に鎮座しています。もとは徳川綱重の邸内社つまり
綱重のお屋敷に鎮座していた神社だそうです。社殿前の手水舎
の屋根に、三葉葵の紋が残っているところが、徳川将軍家に関
係する神社であることを物語っていて素晴らしいと思います。
しかし、手水舎の水が水道の蛇口になっていました。(笑)

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「徳川家宣 ・ 胞衣塚」 (上)
根津神社の境内地は、元々、6代将軍家宣の父徳川綱重の下屋
敷で、家宣も寛文2年 (1662) この地で生まれました。ここに家宣
の胞衣を埋めたところと伝えられ、十数箇の割り石が雑然と積み重
なっています。胞衣 (えな) とは、胎児を包んだ膜と胎盤をいいます。
古来日本には胞衣信仰があり、子どもの誕生後その胎盤を土に埋
めるという風習があったそうです。産湯井戸も社殿の東側の社務所
の庭にあるのですが、こちらは非公開のようです。
「文豪憩いの石」  (下左)
境内に文豪憩いの石と呼ばれる大きな石があります。座るのにちょ
うどよさそうなその石は、森鴎外のほか、夏目漱石などが散歩の途
中そこに座って、小説の想を練ったと言われています。明治の文豪
が近所に居を構え、数々の名作を残した文学ゆかりの地として親し
まれ、散歩コースとしても人気があったようです。現在では筆で名を
成したいと思う人ではなく、神社を訪れる年配の方々の腰かけに
なっています。文豪に縁の深い神社なんですけどね。 (笑)
「森鴎外奉納の石」 (下右)
現在は水飲み場として利用されていますが、日露戦争戦利砲弾を
飾るための台座であったようです。裏側に陸軍医監・森林太郎 (森
鴎外の本名)」 の銘がありました。森鴎外は根津神社に戦利品とし
て奉納したようです。明治39年といえば日露戦争の勝利に国中が
沸いていた時期で、夏目漱石が 「我輩は猫である」 や 「坊ちゃん」
を立て続けに書いていた頃です。

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「つつじ苑」
現在有名なつつじヶ岡は、当時 「仮山 (つきやま)」 と呼ばれており、
おそらくツツジに限らず様々な種類の花々が植えられていたので
はと思います。今も花季 (4月中旬から下旬ごろ) には、3千株が
咲き乱れています。 この時期には 「文京つつじまつり」 が境内で
開催され、様々な行事、甘酒茶屋、露店を楽しむ参拝者で賑わい
ます。 ツツジを見るにはこの時期が一番良い頃合いです。

「文京つつじまつり」
第49回 平成30年4月7日~5月6日開催
つつじ苑入苑は期間中の9 時~17時30分 (18時完全閉苑)
入苑の際、神苑整備事業として200円寄進されます。
期間中は、根津権現太鼓などのさまざまな催しが行われます。

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境内のつつじ苑は、約100種3000株のツツジが咲き競います。
種類が非常に多く、開花時期が違うため、早咲きから遅咲きへと
花が移り変わり、長い期間様々なツツジを楽しむことができます。
中には豆つぶほどの小さい花の「フジツツジ」、風車のような花弁の
ハナグルマや黒つつじの異名がある 「カラフネ」 など、珍しいつつじ
もあるので、つつじ苑の中を歩きながら、探してみるのも楽しみの一
つてす。根津神社で、ずば 抜けて有名なのが、社殿左の丘に植え
られたツツジ郡で、シーズン には膨大な数の観光客が訪れます。

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「キリン (麒麟 ・ クルメツツジ)」 (上)
霧島ツツジから改良された品種で、ツツジの園芸種の中でも花が
美しく、桃色の花がとても綺麗で人気のあるツツジです。 小さな花
を枝先に多くつけ、丘いっぱいに咲いていると、まるで花のじゅうた
んを敷き詰めたような美しさです。花色は淡桃色で、二重で小輪の
花を咲かせます。樹形が小さく纏まり易いです。久留米ツツジの中
でも有名な品種です。見事な桃色にほれぼれします。
「ヒノデ (日の出)」 (下)
花色が特に鮮やかでまぶしい、赤系の花を咲かせ中輪咲きです。
開花期は鮮やかなピンク色に樹形が包まれ、遠くからでも目を引
きます。桃色の品種の中では紅色に近いです。1本でも充分存在
感がありますが、数本寄せ植えでアクセントやシンボルツリーにも
なるようです。まぶしい花! ひときわ目立つ花色! 視線が釘付
け間違いナシです。庭先に咲いていたら・・・と、見るたび思います。

クルメツツジ (久留米) は、江戸末期に久留米藩士によって、キリ
シマツツジ、ミヤマキリシマ等をもとに、品種改良されたものだそう
です。多くの品種があります。ツツジの中では樹形が小さく纏まり
易いといった特徴があります。私もこの花は好きです。

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トコナツ (常夏)」  (上)
小さな花を多くつけ、一斉に咲くので花の全体が花色に染まります。
一重の白に赤の斑入りの花ですが、花色はピンク、白、絞りの3色
咲き分けの特殊な性質で、枝ごとに花色が変わります。そのため、
一株でピンクや赤、白、しぼりなど幾種類もの花色を楽しめます。
何色も楽しめる! お得なツツジですね。咲き分けの美しさは、
この写真でも、十分伝わるのでは・・・と、思います。

「ヤマツツジ (山躑躅)」 (下)
ヤマツツジは各地の山野に自生し、日本の景色を彩るツツジの代
表格。山野の丘陵地や林道脇でよく見かけ、他のツツジよりも花期
は長いようです。朱色に咲き誇るヤマツツジは緑によく映え、白っぽ
い花粉は数珠のようにつながり、虫に運ばれやすいようになってい
るんだそうです。万葉の昔から親しまれ、室町時代から庭木で鑑賞
されていたという。ヤマツツジの花が見頃になると、山肌を赤く染め
て、そりゃ~見事ですよね。花や葉に強い神経毒類が含まれている。

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ここのツツジは園芸種のクルメツツジが大部分を占めています。
「クルメツツジ (久留米)」 といえば、花の小さい種類のツツジで、
江戸時代に流行した花のひとつでもあります。

ツツジの観賞や栽培の歴史は長く、万葉集にも詠まれるなど古い
時代から愛好されてきました。 現在でも日本人に最も親しまれて
いる花木のひとつだといえます。長い歴史の中でも、特に江戸時
代の寛文から元禄のころに栽培が大流行し、数多くの園芸品種が
作出されたようです。この時代の深紅の花を咲かせる‘本霧島'、大
輪紫色花の‘大紫'や白花の‘白琉球'は、300年以上の時を超えて、
現在も公園や庭園などに植えられています。クルメツツジは江戸末
期から明治時代に多くの品種がつくられ、大正以降に広く普及した。

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「五葉ツツジ ( シロヤシオ ) 」  (上)
本州の東北地方から近畿地方にかけてと四国に分布し、太平洋
側の山地に生えるようです。和名の由来は枝先に五枚の葉をつ
けることからなそうです。シロヤシオは五葉ツツジの別名で、葉と
花が同時に出て、共に美しいが、中には樹全体が真っ白になる
ほど花つきのよいものもあるようです。純白のそれは美しい花で、
穢れのない少女という感じでしょうか。で、見頃が過ぎていました。
この五葉ツツジは 「敬宮愛子親王のお印のツツジ」 として、文京
つつじまつり40周年記念に植樹されたんだそうです。

   真っ白な 花は俯き 物思い
       そよ風渡る 五月の空に

「ベニキリシマ (紅霧島)」 (下)
ベニキリシマは、「江戸キリシマ系」 に分類され本霧島、八重霧島と
ならんで、江戸時代から続く銘花として今日も多く栽培されている江
戸キリシマの代表的な園芸ツツジの一品種です。紅色が鮮やかな
色ですが、緋色のツツジほど眩しくはなく、紅紫色に見えて落ち着
いた色です。一重咲きで花弁に凹んだ縦筋が入り、刈り込みに強
いので垣根や目隠しとしても人気のようです。

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一般的に公園や道路の植え込みなどで見られるツツジは、ほと
んどがヒラドツツジの仲間のようです。安い、丈夫、育てやすい、
管理の手間がかからない、メリットの多い種類です。綺麗に咲か
せるためには、それなりに手入れをしてあげないといけません。
幹線道路沿いの植え込みに植栽されているツツジを見れば、
あまり元気がないのがわかると思います。排気ガス、栄養状態、
水不足などによる土の汚染などが原因で、綺麗な花を咲かせる
だけの元気がありません。やはりどんな花にも手入れが大切な
わけです。 奥方のお肌も同じでしょうかね。たぶん (笑)

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「アケボノ (曙)」 (上左)
最近よく見かけるようになったピンクの大きな花を咲かせます。
標高1000m以上の高い山地の岩場崖地に見られ、春の山々に
彩やかなピンク色の花が咲き乱れる風景は絶景のようです。ヒラ
ドツツジの品種です。相撲の元横綱と同じ名前ですねー。
「クロフネ (黒船躑躅)」 (上右)
「クロフネツツジ」 は朝鮮半島に自生する野生ツツジで、その美し
さからツツジの女王とも呼ばれているようです。うすいピンク色の
芳香のある花を数個つけ、その後枝先に5枚葉が輪生状につき
ます。確かに花びらがどことなく気品に見えます。が、見頃を過
ぎたようで華やかさが薄れています。優しい感じがしますね。
「セイガイハ (青海波)」 (下左)
セイガイハはツジ科の半落葉性低木で、生長も遅いが、花付きも
あまり良くないので、樹木全体が満開となるというようなツツジの
開花風情とはほど遠い咲き方のようです。花冠は基部まで深く
切れ込んでいます。和名は、細く波形に湾曲した様子を雅楽舞
う時の衣装の 「青海波紋様」 に見立てたものだそうです。
「カバレンゲ (樺レンゲ)」 (下右)
日本の山野に自生する大輪美花のつつじで、「カバレンゲ」 とも
呼ばれます。枝の先端に花がたくさんつきます。外側から咲き始
める様子がレンゲの花にそっくりです。栽培にはほとんど手がか
からないので、庭木、垣根などに最適です。カバ・・・・カバ?? 
動物園で見たカバを想像してしまいますが、とんでもないほど
綺麗なツツジです。素敵なお嬢様という感じでしょうかね。

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「フジツツジ (藤躑躅)」 (上)
フジは富士ではなく藤の方で、名前の由来は、花色が藤色を帯びて
いるからという。花の裂片の上側の弁に、濃桃色のブロッチと呼ばれ
る斑点模様が入る。5本ある雄しべは長く伸び、先端が上に曲がる
ようです。このツツジって極小サイズなんです。それでも立派なツツ
ジで、小さな貴婦人とでもいいましょうか。淡い赤紫色のかわいらし
い花を咲かせており、訪れた家族連れらを和ませていました。
「リュウキュウツツジ (琉球躑躅)」 (下左)
江戸時代から栽培されており、キシツツジとモチツツジの交雑種で、
花の色は白く大輪。そこから、白琉球の別名がありあす。花は漏斗
形で、先が5つに裂け上の裂片に淡い黄色の斑点が入ります。純
白の花は周りを明るくしますが、名前のわりに寒さに強く、名の地
方名とは対比した性質のようです。
「千重オオムラサキ」 (下右)
千重オオムラサキというツツジです。オオムラサキツツジは公園や
庭木、道路脇の植え込みによく植えられているのを見かけますが、
千重 (ちえ) は、たくさん重なることという意味ですから、花が八重
のようなので、千重という名が付い薔薇の花のようなつつじです。

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つつじヶ岡の小径。休日などは人ごみで渋滞すること必須です。
満開のつつじに埋もれそうなほど、凄い人出でした。

ツツジは漢字で書くと 「躑躅」 と書きますが、それは 「躊躇 (てき
ちょく)」 と言う意味があるそうです。「躑躅」 には 「行っては止まる」
という意味があり、見る人の足を引き止める美しさから、この漢字が
使われたといわれています。見る人を引き止めるくらいに美しく咲く
からという由来と、実はツツジには毒のあるものがあり、それを食べ
た羊が足をふらつかせた事が由来と言う説があるそうです。

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「ホリウチカンザキツツジ (堀内寒咲)」 (上)
ツツジで 「ホリカン」 というあまり聞いたことのない名前ですが、他
のツツジよりパッションピンクの鮮やかさがダンゼンきれいなのです。
植木屋さんもよくわからないようですが、作出した人の名前らしい・・・
とのこと、そうなら 「堀内寒咲」 さんが作り出したということになります
が・・・・?。このツツジ、アザレアの交配から生まれた品種で、よりア
ザレアに近い美しさだという。鮮やかな色が目にしみますね。

「老いの目覚 (クルメツツジ)」 (下)
随分と強烈な名前ですよね~。クルメツツジの品種で、よく道路の
脇に植えられているピンク色のツツジです。花が満開になると、葉
が見えないほど花びらは広がって大きく見えます。目の覚める様な、
濃いめのピンク花で一重咲きです。それにしても、「末摘花」 みたい
な源氏名を貰ったツツジもあるのに、「老いの目覚め」 なんて、なん
とも可愛そうなネーミングです。花色が引き立つのにね。クスン

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三色の花が咲くツツジのお話。
昔、海岸にきれいな若い娘の水死体があがりました。肌は白く透き
通り、鼻筋もとおった美しい顔立ちをしておりました。村人たちは、
この見た事もない娘を可哀そうに思って、海が見渡せる丘の上に
墓を作ってあげました。そして数年がたち、不思議な事に娘の墓
から一本のツツジが芽を出しました。このツツジは、花の色が赤白
黄色と三色に分かれていてとても美しいツツジでした。

ある日、一人の村人がどうしてもツツジの花が欲しくなり、一枝だけ
折って自宅へ持って帰りました。するとどうしたことか、村人の腹が
痛みだし、ツツジの花はその日のうちにすっかり枯れてしまいました。
このツツジは誰が折っても、同じように腹が痛みだすという事が続く
ようになりました。何だか薄気味悪くなってきた村人たちは、お坊さん
を呼んでツツジにお経をあげてもらいました。村人たちは、念のため
に和尚さんにツツジの枝を一枝折ってもらうと、まもなく和尚さんの
腹が痛みだしました。村人たちは 「お経の功徳も効かないので、こ
のツツジはあの死んだ娘の化身に違いない」 と考えました。あの若
さで死んでしまって、きっと心残りだったに違いないと、村人たちは
娘の事を憐れみ墓を大切にしたという。花は眺めてこそ美しい
というお話でした。

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次から次へと鑑賞者が訪れて、小道は瞬く間に人で一杯になって、
人の多さに驚きです。美しい花を見る人々は、どの顔も笑顔満開。
赤く染まっているのは、早咲種のツツジです。丁度今が咲き始め
の時期で鮮烈な色合いが輝いています。花を見るにはこの時期
が一番良い頃合いです。まだ緑色は遅咲きのツツジのようです。

にほふ (匂う) やにほえをとめ (匂え乙女) の枕詞として、躑躅が
出てきますが、昔から華やかで優雅なその姿は、いろいろな人の
心に鮮やかに残る強い印象を持っているんですね。お花はそれ
ぞれに個性があって本当に見ていて楽しいです。何より移りゆく
季節を感じる国に生まれて本当に良かったと感じる瞬間です。

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森鴎外や夏目漱石などを始めとする明治 ・ 大正期の文学作品の
なかにも旧名の 「根津権現」 としてよく出てくる根津神社。現在で
も、地元のお年寄りなどには根津神社を 「権現さま」 という呼び方
が残っているらしいです。つつじの種類が多く、つつじの開花時期
が異なるため、つつじ苑全体がつつじの花に包まれるという光景を
期待するのは無理があるようです。 しかし、花がいつの年も美しく
咲くように、年月を経ても変わらないものは確かなようです。真っ赤
な燃えるようなツツジがとても綺麗でした。私の心も真っ赤。うふ





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AquariumClock 2
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Author:takasan
ようこそ!

ちょっとした幸せな風景
あたたかな気持ち 
風船に乗せてとばします
拾ってくれた人の心に
ほんわかと届きますように。

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