一ヶ月に2回満月を迎える月を「ブルームーン」という。 そのブルームーンを見ると願い事が叶う・・・・。






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「笑顔とともに」

...2017/11/12 09:05...

先週の7日は、
暦の上の冬の始まりである立冬でした。
立冬は、立春 ・ 立夏 ・ 立秋とあわせて四つ
の 「立」、四立 (しりゅう) の一つです。

さて、後輩を誘って同僚達と居酒屋へ。
雑談の中で、何故か牛乳の話になり、後輩が
牛乳の紙パック上部にある屋根の部分に、小さな
「くぼみ」 があるが、何のためか知っていますか? 
という。空け口の反対側にあるのだという。

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気になったので帰宅して家の冷蔵庫で確認したら、確か
にありました。(右) 皆さん、ご存知でしたか? 今、話題
になっているのだという。

正式には、このくぼみは 「切欠き」 と呼ばれ、視覚障害者
などが牛乳と他の飲料を区別するためのバリアフリー対応
の一環としてつけられているんだそうです。切欠きのついて
いる反対側が空け口となっており、脂肪分を減らした 「低脂
肪牛乳」 や成分の一部を除いた 「成分調整牛乳」 といった
ものにはついていないようです。生乳100%で成分調整を
行わない 「種類別 牛乳」 のみだという。へー

そういえば、携帯やテレビのリモコンの5の番号にも突起物
がついていますが、これも視覚障害者の為なんでしょうね。
きめ細やかなメーカーの心遣いに感心しますね。

さらに会話の中で 「おえういあ」 の法則も知りました。
受けた恩 (お) を心に刻むと縁 (え) につながる。
縁を大切にすると運 (う) が生まれる。
運をつなぐと、い (い) い笑顔になる。
いい笑顔を保つと周囲に愛 (あ) があふれる。

受けた恩は岩に刻み、 与えた情は砂に流せ。
見返りを求めているようでは、 一流にはなれない。
肝に銘じたい。

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「笑顔とともに」

「笑う門には福来る」。
幸せの中身や尺度は人により千差万別ですが、
きっかけは笑顔にあることを私たちの先祖は知り、
ことわざとして伝えてきたのでしょう。 笑顔には、
相対する人との距離を縮める不思議な力があります。

人間というものは、面と向かって優しい言葉をかければ、
笑顔を見せて喜ぶし、人づてに聞けば、心に刻んで忘れ
ないものです。相手のことを思う気持ちから発せられる
真実の言葉は、人の心を180度変えてしまう力があります。

近所にいつも笑顔で迎えてくださる老夫婦がおられる。
ご夫婦は、いつもにこやかに、そして穏やかに接して
くださいます。周りの方と意見がぶつかった時でも、
笑顔を絶やさず話を続けられます。きっと私たちの顔は、
緊張や苛立ちから、吊り上がった目をしている 時もある
だろう。それでも笑顔でお話をなさる。 笑顔で触れ合う
ということが大切なんだと、ご夫婦の笑顔に気づかされ
ることがあります。

この笑顔の美しさは、内面から出てくるものだと思います。
身体の内側からこみあげてくる美しさは、どんな化粧より
美しく見えてきます。美しい言葉を使うと、どんな綺麗な
口紅よりも美しい口元に見えるでしょう。相手の美点を観
るようにすると、どんな綺麗なアイシャドウより美しい目元
になるのだろう。笑顔でいつづけることは、楽ではありま
せんが、きっとしかめ面でいるよりは、はるかに簡単な
ことだと思います。

「笑うと小じわが」 と気にする方もいるかもしれませんが、
それはきっと周囲の心を温め続ける人に刻まれた素敵
な年輪です。穏やかな笑顔が人々の心に柔らかく温もり
ある 明りを灯します。「和顔愛語」 という言葉もあります。
それは 「和やかな表情」 と 「やさしい語りかけ」 という
ことになるでしょうか。

あなたが笑うとみんなも笑う。
暮らしの先に、たくさんの笑顔がある。
寒い日、お陽さまのぬくもりを窓越しに受けて、
気持ちよさそうに昼寝をする。
お風呂場からご機嫌な鼻歌が聞こえてくる。
北風の吹く中、鼻を真っ赤にして夢中になって
遊ぶ子どもたち。

そんな姿を見ていると、いつのまにか笑顔が
こぼれてしまう。いつのまにか、うれしい気持ち
がうつってしまう。ささやかで、何気ない毎日の
一コマ一コマにこそ、そばにいる大切な家族へ
の思いが 生まれるのだと思います。
そこにはきっと笑顔があふれて くるでしょう。
笑ってほしい。いつでも。どんなときでも・・・・。

「笑顔とともに」 過ごしたいものです。


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菊花壇展  新宿御苑 
     ~皇室ゆかりの伝統を受け継ぐ~

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三連休の日は留守番役だったのですが、友人が新宿御苑の菊花
展に外国の方を案内するので手伝ってほしいという電話が入った。
最近、観光地巡りよりも自分の趣味に関したところを訪れる外国の
方が増えましたね。色んな面で日本に興 味を持つ外国の方が多く
なりました。忘れ去られた日本の美。秋晴れの青空でしたので、留
守番を返上して、久しぶりに新宿御苑へ行ってき ました。いざー

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さすがに三連休だけあって、家族連れなど結構な人出でした。
(下左) 券売機の前は凄い行列でした。人数分をまとめて購入
すればいいのですが、これも体験と思い、それぞれ個人で購入
してもらいました。私たちは窓口の方で購入。 「シュミマセン、
オトナ一人ダケクダサイデス」。 思わず笑った。

「新宿御苑」
新宿御苑の敷地は、豊臣秀吉から関八州を与えられた徳川家康
が江戸城に入城した際、譜代の家臣であった内藤清成に授けた
江戸屋敷の一部でした。明治の頃は植物御苑とし、その後、皇室
の庭園として改造。戦後、新宿御苑は皇居外苑、京都御苑ととも
に国民公園となります。 プラタナス並木が美しいフランス式整形
庭園、イギリス式風景庭園と日本庭園を巧みに組み合わせた庭
園は、明治時代の代表的近代西洋庭園であり、日本における数
少ない風景庭園として都民に親しまれて います。

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入口前には秋を彩る伝統の菊花がお迎えです。(上) 色づきは
じめた木々の紅葉 (下左) とともに日本庭園を彩る伝統美の景色
を案内する看板に沿って進みます。(下右) 中央休憩所横の入口
から入り、会場となる日本庭園を順路に沿って進んでゆくと、まず
目にするのが色鮮やかな露地花壇。 その先に、上屋のある菊花
壇としては一番最初に、懸崖作り 花壇があり、この花壇から見て
行きます。

皇室ゆかりの新宿御苑菊花壇展
開催 : 平成29年11月1日(水)~11月15日(水)
時間 : 9時~16 時 (入園16 時まで、閉門16 時30分)
会場 : 新宿御苑内日本庭園
料金 : 新宿御苑への入園料 (大人200円、小・中学生50円)

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「懸崖作り花壇」
懸崖作り花壇は、1本の小菊を大きな株に仕立てる技法が特徴で、
小菊のなかでもとくに分枝性の旺盛なものを摘心によって仕立て
ているようです。竹と木の素材をいかしたよしず張りの上家に、野
趣にとんだ古木の花台の上に配色よく並べた花壇です。

「小菊 (こぎく) 」   (下右)
5月から1月までの各時期に開花するポピュラーな菊の小菊です。
この花壇に陳列している品種は、小菊のなかでも一重咲きの山菊
とよばれる品種を用いているようです。 懸崖作りは、山野に自生
する野菊が、岩の間から垂れ下がって咲いている姿にヒントを得
て作り始めたもので、野趣を生かした独特の味わいがあります。

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「伊勢菊 ・ 丁子菊 ・ 嵯峨菊花壇」
木の素材をいかしたよしず張りの上家に、伊勢菊32株、丁子菊
32株、嵯峨菊25株を配色よく植え込んだ花壇です。

「丁子菊 (ちょうじぎく)」   (下)
丁子菊は、昔、おもに関西地方で作られた菊のようです。
花の中心の筒状の花びらが香料の丁子の花に似ていることから、
この名前が付いたようです。 外国では 「アネモネ咲き」 と呼ばれ
人気が あるそうです。花びらは平たいものや匙のような形のもの
があります。これも古典菊の一つで、外側の花弁は平弁やサジ弁
で、内側の筒状花が異常に発達して盛り上がり特異な美しさを感
じます。 日本の遺伝資源が、ヨーロッパで高く評価された事象の
一例ですと、菊愛好家の方が話していました。 この菊は気に入り
ました。花の中央部がこんもりと盛り上がって咲く 「丁子菊」 です。

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「嵯峨菊 (さがぎく)」
嵯峨菊は、嵯峨天皇の御愛の菊として、京都の大覚寺に植えられ
たものが始まりといわれる、もっとも古い歴史をもつ古典菊 なんだ
そうです。一重咲きで花びらは平弁ですが、次第に花弁 が捻れて
立ち上がって伸長し、独特の箒状の花型を持っていて、花色は白、
黄、紅、濃いピンク、淡いピンクなど豊富で、独特の風情を持った
雅趣に富んだ菊です。ちょうど箒をひっくり返したようなイメージの
菊ですね。針のように細長い花びらがすっと真上に向いて満開に
なる 「嵯峨菊」。これも菊なんですね。へー 

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「伊勢菊 (いせぎく)」
伊勢菊は伊勢地方 (現在の三重県松阪市 ・ 津市) で発達した菊
です。花びらが平たく、咲き始めは縮れていますが、開花するにし
たがって伸び、垂れ下がって満開となります。花心がみえないほど
八重咲きになったものほど伊勢菊の本来の姿といわれてい ます。
花色は嵯峨菊と同様に白、黄、紅、濃いピンク、淡いピンクなど豊
富にあるようです。一見 「モジャモジャ君」 のようにみえます。こん
な切り花があったら、飾った場所の雰囲気は一変するでしょうねぇ
・・・・。 必ず見た人は触ってみたくなります。(笑) 

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菊は古くから日本人にとってなじみ深い花で、鑑賞用の菊は奈良
時代に中国より渡来したといわれています。平安時代からは宮中
行事にも利用され、文化や風習と結びつき、広く親しまれるように
なったといいます。新宿御苑の菊花壇は、池泉を回りながら鑑賞
する回遊式の日本庭園内に、木や竹の素材をいかした上家 (う
わや) といわれる建物を7棟設け、特色あふれる菊の花々を伝統
の様式で飾りつけているようです。

新宿御苑の菊花壇展は、今から約139年前の明治11年 (1878)
赤坂御所で催された皇室行事 「菊花拝観」 がルーツのようです。
明治には展示会用の菊の栽培が始まり、昭和の頃には会場を新宿
御苑に移して開催されました。都内でも菊花展は多く開催されてい
ますが、新宿御苑の菊花壇展は権威ある菊花展で人気があります。

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「大作り花壇」
新宿御苑を代表する菊花壇の 「大作り花壇」 です。新宿御苑の
菊花壇の中で、最も優れている花壇ということから白眉とも呼ば
れているようです。外国の方が一番に驚いた菊花壇でした。

中央の大作り菊花壇は1株の菊から710 輪もの花を咲かせて
いるのです。しかし、小さな蕾などを入れると1500~1600 はある
そうです。約一年かけて芽を摘まみながら枝を増やしていくんだ
そうです。この大作の凄いところは、これだけの花をそろって一度
に咲かすという職人技に感服します。左右が675輪、中央 (黄色
い菊) が710 輪もの花を咲かせているようです。全国各地の菊
花壇展でみられる千輪作りの先駆けにもなっている菊のようです。

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菊花壇のなかでも豪華絢爛な美しさがもっとも優れていると言われ
ています。木の素材をいかした、障子屋根とよしず張りの上屋の中
に3株が横並びに展示され、それぞれ見事な花を咲かせています。

「大作り菊 (おおづくりぎく)」
大作りは1本の苗から仕立てて数百の花を開花させる技術で、
千輪作りが有名です。各花の大きさが同じで、同時に開花するよう
に環境調節して栽培します。大作りができる品種は樹勢が旺盛で
あることが重要で、仕立てられる品種は限られます。ドーム状に半
円形に整然と仕立てる方式は新宿御苑独自の技術のようです。
”お見事” としか言えません。もう芸術です。

めちゃくちゃ大きいです。直径が4.5メートルの大きさで、何と茎が
1本しかないんです。(下右) 実はひと株なんです。下を覗いてみ
ると、確かに1株からできていることが分かります。ジロッ

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「江戸菊花壇」
新宿御苑で江戸菊花壇を作り始めたのは、明治11年 (1878)
からで、御苑の菊花壇のなかでもっとも古い展示手法で展示さ
れています。1株を27輪で仕立て、黄、白、紅の花を配色よく、
前、中、後と3列29株を高低差をつけて植え込みをしています。

「江戸菊 (えどぎく)」   (下)
江戸時代に江戸に居住する武士の間で育成された古典菊で、一
度平らに咲いた後に立ち上がり、捻れて花弁が様々に変化するの
が特長。咲き始めから咲き終わりまでの花型の変化を楽しみます。
ひとつひとつの花が折れたり、ねじれたり、曲がったりと、花が変化
する特徴から 「舞い菊」 や 「狂い菊」 といった別名も付いています。

花弁が中心に向かってまとまり、(下左) やがて渦を巻き重なって
咲いているんです。(下右) 本来、菊はだんだん開いていきますが、
江戸菊はここから始まりで、満開になってから変化し折れ曲がって
渦を巻き丸まるんだそうです。こういうことを菊が芸をするというそう
です。刻々と変化する菊を観賞する江戸っ子。粋だね~。

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この時期は、深まる秋の景色とともに優美に咲き誇る菊花と風情
あふれる日本の伝統美の世界を楽しめることができます。最近は
至る所で、ボランティアの方による解説、説明がなされています。
しかも知識が豊富で、いろいろ聞くことが出来て助かります。

展示用の菊は、当初は赤坂離宮内で栽培されていましたが、明治
37年 (1904) より新宿御苑でも菊の栽培が始まりました。そして昭
和4年 (1929) からは、観菊会も御苑で行われるようになりました。
大正から昭和にかけては、観菊会の展示の規模、技術、デザイン
などが もっとも充実した時期で、これらによって新宿御苑はパレス
ガーデンとして、広く海外に知られるようになり、今や国際的に人気
のようです。盆栽や菊花の展示、茶道、折り紙等の日本の伝統文化
を学ぶために日本を訪れる外国の方も多いようで、日本が注目され
るのは嬉しい限りですね。

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「一文字菊 ・ 管物菊花壇」
木の素材をいかした障子屋根の上家に、一文字菊13品種97株、
管物菊13品種97株の計194株を22列に1本仕立てで植え込ん
だ花壇です。菊を斜めに配置されていて、両端から眺めて行くと、
見事に一直線に美しく見えました。(上)

「一文字菊 (いちもんじぎく)」   (下)
一文字菊は一重咲きで、長く幅広い花びらが円形に平たく幅広く
咲き開くのが特徴の大輪咲き品種です。花びらの数は16 枚前後
のものが良いとされ、天皇家の御紋賞に似た花の形から別名を
「御紋賞菊」 とも呼ばれています。花が垂れないように下敷きを
して綺麗に見えるようにしてありました。

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「管物菊 (くだものぎく)」   (下)
管物菊は、細長い管状の花びらが放射状に咲くのが特徴の大輪
咲き品種で、別名 「糸菊」、「細菊」 とも呼ばれているそうです。
細く長く伸びた花弁が優雅な花型を作っていますね。花壇に植え
込まれた管物菊は、新宿御苑で作出した品種のなかで、とくに花
びらが細く雄大な花姿をもつ細管物菊を展示しているそうです。
植えた菊全体が手綱模様に見える 「手綱植え」 の様式です。花
の美しさはもとより、配列、上家や風景を合わせた総合美が鑑賞
のポイントですとガイドの説明でした。蜘蛛が足を広げたような様
子 から、海外ではスパイダーともいわれているようです。

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「越後菊花壇」
竹の素材をいかしたよしず張りの上家に、35株の肥後菊を3列の
互の目に植え込んだ花壇です。藩士により精神修養の一貫として
栽培されていた古典菊です。1株で四季を表現しており、花は 「春」、
葉は 「夏」、下草は 「秋」、茎は 「冬」 と1本で色々な季節を楽しめ
る菊のようです。

「肥後菊 (ひごぎく)」   (下)
肥後菊は、18世紀末に肥後 (熊本) 地方で、藩主 ・ 細川公が藩政
施行にあたり文化政策のひとつとして、栽培が始められ発達した古
典菊なそうです。 藩外への流出を固く禁じるなど、長い間門外不出
の秘花でしたが、藩士 ・ 秀島英露が栽培方法や花壇様式の作法を
考案した 『養菊指南書』 を著し、全国に広まったようです。よく見ると、
大、中、小と大きさや色、花の種類の違うものが植えられています。
(上左) これは違う菊を一度に育てられれば、異なる人をまとめられ
る事ができる。武士としてのリーダーシップを発揮できる。清廉なこの
菊を例に、武士道の意義を説いたといわれています。菊作りで武士
道を学ぶ、菊作りも奥が深いですね。

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「大菊花壇」
菊の代表的な品種の大菊を用いた大菊花壇では、花びらが中心
を包み込むように重なり合いふっくらと盛り上がる 「厚物」 と、花
弁の先端が外側に流れる 「厚走り」 を、一列一品種づつ、黄・白
・紅の花色の順に植え込みまれています。 この配列は、神馬の
手綱を表わしたもので、こちらも 「手綱植え」 と呼ばれる新宿御
苑独自の様式なそうです。

「大菊 (おおぎく)」   (下右)
まさに、最近市場に出荷され始めた 「フルブルーム ・ マム」 その
ものです! 厚物は、花びらの先端が中心に向かってうろこ状に丸
く盛り上がって、手まりのような形になるのが特徴です。厚走りは、
一番外側の花びらが長く飛び出ています。1本1本の花の美しさは
もちろんのこと、各列に並んだ花の整形美や色彩の変化、これに
調和する総合美を鑑賞します。と、解説者の弁。 なるほど!

【メモ】 「手綱植え」
「手綱植え」 とは、黄 ・ 白 ・ 赤の順で、明治天皇の神馬の手綱に
見立 てて配色していて新宿御苑独特の様式のようです。

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江戸時代、英国のプラントハンターであるロバート・フォーチュンは、
来日するとさっそく珍しい植物を求めて、近郊を連日のように歩き
回ったという。そんな彼が最初に目にとめた花がキクでした。丘の
麓に点在するどの農家にもささやかな庭があり、色とりどりのキク
が咲き乱れていました。さらに精力的なプラント・ハンティングを始
めるが、団子坂の茶屋でみた「数千の花を使って作られた菊人形
の美人」 に驚嘆したという。こうしてフォーチュンはキクこそ日本を
代表するに相応しい花と考えるようになったようです。明治元年の
太政官布告によって16弁の菊花が皇室の紋章と正式に定められ
てからは、日本人にとってもキクは国家を象徴する植物です。とは
いえ、現代の若者の中には、海外旅行に出かけるときに手にした
旅券の表紙を飾る菊花紋の意味を知らないものも少なくないです。

【メモ】 プラントハンター
プラントハンター ( Plant hunter) とは、17世紀から20世紀中期に
かけてヨーロッパで活躍した職業で、食料・香料・薬・繊維等に利用
される有用植物や、観賞用植物の新種を求め世界中を探検・冒険
する人のことです。

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花壇展を鑑賞後、御苑内を散策。こんなに緑豊かな公園が大都
会にあって、散歩をしないのは勿体無いです。 バラ園のバラの時
期、プラタナス並木が色づく頃、それぞれのシーンで、芝生にごろ
っと寝転がってのんびりするのに最適です。ここのところ朝晩に気
温の低い日が続くためか、園内の紅葉がよりいっそう進んできまし
た。 紅葉の色づきは、まず緑色から黄緑色、そして黄色に染まり、
やがて焦がし砂糖を思わせる飴色へと変化してゆきます。 秋を感
じさせる一枚を撮ってみました。(下)  ぜひまた訪れたいですね。

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時代をこえ、海をこえて愛される伝統の菊花壇。日本語や英語、
中国語、韓国語など言葉の違いこそあれど、感動なさる声が次々
と聞こえ、菊花壇の前ではカメラのシャッター音とともに、「すごい
わね」 「見事だね」 と、咲き開く菊の花々の ように、いくつもの笑
顔の花が咲いていました。新宿御苑の晩秋を彩る伝統の菊花壇。
艶艶やかな菊の花がおりなす、年に一度の晴れ舞台を魅力あふ
れる伝統の菊花壇を楽 しみました。

【おまけ】
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「プラタナス並木 (フランス庭園)」
フランス整形式庭園では、プラタナス並木が黄褐色に色づきはじ
めていました。ここには左右対象に合計156本のプラタナスの木
が約200m、4列に植えられています。足元には、黄色や茶色の
落ち葉が敷きつめられ、並木をロンマンチックに演出しています。
プラタナスの葉って大きいんですね。なので、ザクザクと葉を踏み
しめる軽快な音が心地よく耳に響きます。

このプラタナス並木を好きな人と手をつないで進むと、幸せの道
へつながると密かに伝えられ、プラタナスも二人を見守ってくれる
というので、恋人が出来たカップルがよく散歩する並木道です。
結婚前、かみさんとこの並木道を手をつないで散歩したものです。
ああぁ、独身時代に戻れたら・・・・。うふ

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「旅人とプラタナス (イソップ物語)」 のお話。
ある暑い夏の昼下がり、二人の旅人が、大きなプラタナス木の下
に横になって休憩していた。一人の旅人が言った。「プラタナスは、
実もつけないし、人に恩恵をもたらさない、本当に役に立たずの木
だな」。すると、プラタナスの木が言った。「この恩知らずめ! 私の
木陰で休んで恩恵を享受しているではないか」。恩恵を受けている
のに、そのことに気付かない人がいるものですという例え話です。

 プラタナスの枯れ葉舞う 冬の道で
   プラタナスの散る音に 振りかえる・・・・・





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あたたかな気持ち 
風船に乗せてとばします
拾ってくれた人の心に
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