一ヶ月に2回満月を迎える月を「ブルームーン」という。 そのブルームーンを見ると願い事が叶う・・・・。







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天国の土地から来た 「碧山関」

...2017/07/30 11:05...

先週は激しい雨も降りましたが、
おかげで凌ぎやすい週を過ごせ、久しぶりに
ぐっすり眠れた~という感じでした。一方で、
年々異常ともいえるゲリラ豪雨、歴史的な暑さ。
秋田や九州北部の豪雨などで被害に遭われた
方もいよう。一日も早い復興を願いたい。

雨も必要ですが、「程々」 に降ってくれたらなあと思う。
降らなければ降らないで文句をいい、降ったら降ったで
文句をいう。どっちなんだ? お天道様にそう叱られそうです。
なかなか、人間の都合どおりには行きませんね。

さて、
朝の通勤電車の雰囲気が変わったなと感じました。
何が変わったのかなと考えてみると、学生の姿が見えない。
あるいはぐっと減ったのが、その変化だと判りました。
そうか、夏休みなんだな。

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JR山手線外回り ・ 京浜東北線南行ホーム (3 ・ 4番線) の田町駅
寄りに像があります。 名称は 「小便小僧」 で、月毎に季節ごとに
衣裳を替えることで知られ、乗降客の目を楽しませてくれています。

子供たちにとって楽しい夏休みが始まった。
そんな中、夏休み中で母親の実家に帰省していた
男児が、乗用車にはねられ死亡した。事故の巻き
添えにあって短い生涯を終える。毎年、夏休みが
始まって各地から届く子どもの悲報には胸が痛む。

「生前と同じように朝起きたら 『おはようー』 と声を
かけ会話をしています 」 という遺族の話しを聞くと、
二度と返らない命の重みにただただ言葉を失う。
親にとってこれほど辛いことはない。

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今月はどんな姿だろうと小便小僧にご対面してきました。夏は海の
事故が多いので、通年は注意を呼びかけていましたが、今年は浮
き輪を持って海に出掛けて日焼けした元気な姿です。

小学生の頃、校長先生が夏休み前に必ず 「死んだら
アカンぞー! と絶叫なさっていた。当時は変な校長先生
だと思っていた。 子を持つ親となって、今にして重い言葉
だったんだと感じる。 夏休みはまだこれからだ。
子供を狙うのは水難事故や交通事故だけではない。
「死んだらアカンぞー!」 という校長先生の絶叫の重みを
社会全体で受け止めたい。それが親の務めと思う。

夏休みが終わって登校すると、今度は校長先生が
「みんな元気に学校に帰ってきてくれて、ありがとう!」
そう言っていた。「無事に帰って来てくれて・・・・」 と。

夏休みは始まったばかりだ。
子供たち、みんな 「死んだらアカンぞー!」


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天国の土地から来た 「碧山関」

神様が世界をつくったとき、なんとうっかりして
ブルガリアに土地をあてがうのを忘れてしまったそうだ。
神様は、そこで仕方なく天国の一部をブルガリアに
分け与えた。こんな言い伝えがある。
「神様がくれた国ブルガリア」。

そんな ” 天国の土地 ” から、はるばる地球の
裏側までやってきた青年が、大相撲・名古屋場所で
2 敗を守り、横綱白鵬との星1つ差を守り、白鵬の
動向次第で平幕優勝かと思われた。
その名は前頭八枚目の碧山 (あおいやま) 関。

職場に相撲好きの女子社員がいて、名古屋場所 ・
千秋楽の翌日に白鵬が優勝したにも関わらず、
碧山の事を興奮気味に語っていた。今時、稀勢の里や
高安ファンなら分かるが、彼女は大の碧山ファンだという。

レスリングを10 年、アマチュア相撲を3年経験した後、
鳴戸親方 (元大関・琴欧洲) の紹介で、ブルガリア出身
2人目の力士として角界入りを果たす。師匠である14代
田子ノ浦親方 (元幕内 ・ 久島海) に 「山と川どちらが
好きか」 と尋ねられ、本人が 「山」 と答えたため
「碧山」 という四股名に決まった。

初土俵から所要14場所での三賞受賞は、
小錦や武蔵丸らに並ぶ史上6位のスピード記録。
2013年9月場所4日目の横綱 ・ 日馬富士戦で自身初の
金星を獲得した。座布団が乱舞する中で、碧山は無意識
に神に感謝をささげるため右手の人さし指を天に向ける
仕草を見せ、涙を流した。 と、まあこんな感じで話してくれた。
これは本物、ファンだけのことはあると感心した。

名古屋場所は、何より横綱白鵬による最多勝ち星1050勝。
そして2場所連続の39度目の優勝という歴史的な場所と
なった。優勝インタビューでは 「三 ・ 九 (サンキュー)」 と、
語呂合わせでファンを唸らせた白鵬。

横綱 ・ 白鵬が少年時代にとったモンゴル相撲は、力士の
「鷹の舞毎」 で知られる。手を広げて羽ばたきながら舞い
降りる姿を演じる力士は、この時鷹と合体して土地の神様
の化身になるという。遠く故郷を離れて独り歩んだ前人未踏
の道は、きっとモンゴルの神様にも見守られていただろう。

モンゴルやブルガリアだけではない。
ユーラシア全体に力士の出身国が広がる中での
両力士の大活躍だ。外国人力士といえば、大相撲に
打ち寄せるユーラシアからの波はなお勢いを増しそうだ。

事の始めは神様同士の取り組だった日本の相撲だ。
神事の伝統は今も受け継がれているが、そこにどっとやって
来たのが、それぞれ古い歴史をもつユーラシアの神々である。
確かにもっと日本人力士の活躍は見たいが、ここはおおらかに
八百万 (やおよろず) の神々のにぎわいも楽しみたい。


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浅草寺 「ほおずき市」  2017

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江戸情緒豊かな夏の風物詩のひとつに、浅草寺の 「ほおずき市」
があります。観音さまの功徳日にならい室町時代以 降から続いて
いる浅草寺の四万六千日参りに行って祈祷札 「黄札」 と 「雷除札」
を授与された後、ついでに境内 で開催されている 「ほおずき市」
にも立ち寄りました。普段は平日が多かったりしますが、9日は日
曜日だったので久しぶりの 「ほおずき市」 です。涼しげな江戸の
夏の風物詩 「ほおずき市」 を楽しんでください。

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浅草・浅草寺は創建は628年、都内最古といわれる浅草寺。
地元の人々から愛されているだけでなく、全国から多数の観光客
が訪れる外国人にも人気のスポットです。普段でさえ観光客で賑
わう浅草ですが、ほおずき市もあって大混雑。「雷除札」 (下右)

古来より 「毎月18日は、仏様や神様に特にご縁のある日」 とされ、
お参りする風習がありました。現在では、お祭りなどの出店が立つ
事を 「縁日」 と言います。その縁日、室町時代になると 「功徳日」
という新たな縁日が生まれました。普段はお参りすると一日分のご
利益が得られるとされましたが、功徳日の場合は百日分のご利益。
更に7月10日は特別な功徳日とされ、この日に参拝すると千日分
になる 「千日詣」 とされました。しかも浅草寺では、江戸時代に入
ると 「四万六千日」 と、ご利益が激増。四万六千日は現代の暦に
換算すると、約126年分。一生分のご利益となる計算ですね。
この日に開催されるのが浅草の 「ほおずき市」 です。

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「ほおずき市」
この 「四万六千日」 のご縁日にちなんで、7月9日と10日の両日に
浅草寺で 「ほおずき市」 が開かれます。もともと、東京港区の愛宕
神社ではじまった 「ほおずき市」 が、浅草寺に波及して行われる
ようになり、今では浅草の 「ほおずき市」 の方が有名になりました。

現在の港区にある愛宕神社では、「千日詣」 にあわせてほおずきが
売られていました。昔はほおずきは薬草とされ、煎じて飲むと子供の
夜泣きに効果があると言われていました。そのため神社で売られて
いるほおずきは、千日詣のおみやげとして人気が高かったのです。
この愛宕神社ですが、こちらでも千日詣のご利益を 「四万六千日」
としていました。しかし四万六千日の元祖は浅草寺だとされ、いつ
の間にか浅草寺でもほおずきが売られるように。これが現代まで
続く 「ほおずき市」 となり、盛大に行われるようになったようです。

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風鈴のついたほおずき鉢は、江戸時代から長く楽しまれてきた
夏の風物詩。夏の訪れを予感させるほおずき市で、江戸情緒を
たっぷり楽しみたいですね! 浅草のほおずき市ですが、毎年
「7月9日 ・ 10日」 の2日間の日程で開催されます。

ほおずき市の元となった千日詣は7月10日ですが、9日にも開
催されるのには理由があります。それは四万六千日分ものご利
益があるとされた関係で、この7月10日に一番乗りで参拝したい
という熱心な人が多く、前日の9日より人が集り、前日より行列が
できてしまったのです。そのため前日の9日にお参りしても、同様
にご利益があるという事になったのです。その流れから 「ほおず
き市」 も、2日間開催となりました。何だか随分と都合のいい話
ですね。江戸っ子はお調子がいいですね。(笑)

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東京の街に夏の訪れを高らかに告げる風物詩 「ほおずき市」。
浅草寺の境内に立ち並ぶヨシズ張りのほおずき屋のただずまい、
出店の天井に吊るされたおびただしい数の江戸風鈴の、チリン
チリンと鳴るあの風鈴独特の乾いた音の響き、出店内一杯に並
べられたホオズキ鉢のみずみずしい葉の青さ、そしてその赤い
実の輝き。 ホオズキ市の情景には、江戸・東京の夏の情緒の
すべてが凝縮されているようにも思える風景です。

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例年 「ほおずき市」 の日は、浅草寺境内に120店舗ほどの 「ほお
ずき」 を扱う露天が立ち並び、朝早くから夜遅くまで多くの人で賑
わいます。どのお店のほおずきを購入するか迷うのも楽しいです。 
露店の前で呼び込みをしています。素敵なお嬢さん達とのフィー
リングが合った店を選ぶもよし。浴衣を来て歩く姿や、ほおずきの
朱色がさらに賑やかさを演出してくれます。多くの観光客で賑わう
浅草で行う 「ほおずき市」 は、風情たっぷりの市です。下町の市
らしい活気ある華やかな賑わいを見せてくれます。お決まりの写
真を撮らせて貰ってもいいですか? それに応えてくれるように
ポーズまでとってくれて、ハイ、パシャ。ありがとうでした。(下)

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「鉢植えほおずき」
かつては薬用で実の青い 「千成ほおずき」 が殆どでしたが、現在
では観賞用で、実の赤い 「丹波ほおずき」 が主流になっています。
ホオズキは、植木鉢に3~4株ほど植えられた丹波ホオズキが主力
で、その鉢を粗く編んだ竹籠で包み、その吊り手に江戸風鈴をひと
つ提げて風情を出しています。 風鈴だけ別口で売っているのでは
なく、ほおずきの鉢植えとセットで販売しています。 価格協定等が
あるため、どのお店でも同じ値段での販売になります。鉢を宅配便
で送ることも可能で、特殊の箱で全国一律1000円のようです。

ほおずきという名前は、「ほほつき」 (頬突き) の意で、子供が口にし
て鳴らす頬の様子からという説もあります。また、昔の方言で 「オホ」
という名前の亀虫がつきやすかったことから 「オホヅキ」 となり、それ
がしだいに 「ホオヅキ」 になった、という説もあるようです。漢字で書
くと 「鬼灯」 だそうです。 「鬼燈」、「酸漿」 とも書くようで、いずれも
読むのが難しい漢字ですね。

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風鈴付きで売ってるお店が多くて、涼やかできれいでした! 風鈴
の音色が、暑い夏を涼しく心地よく感じさせてくれます。ほおずき市
では、風鈴とほおずき鉢がセットで販売されています。「ほおずき」
が境内で売る店が建ち並び、鉢に付けられた風鈴が涼しげになる
事から、江戸の夏の風物詩となっています。風鈴付き籠入りホオズ
キ鉢植えは2500円でした。

ほおずきと風鈴はなぜセットなの ?
ほおずきは故人がお盆に帰ってくる際の提灯の役割として飾る風習
がありました。そして、風鈴は元々は邪気払いの意味として吊り下げ
られていました。昔は強い風は流行病や悪い神をも運んでくると信じ
られており、お寺には相輪や堂の軒の四方に 「風鐸」 (ふうたく) と
呼ばれるものが邪気除けとして吊り下げられていました。この音が聞
こえる範囲は聖域であるので災いが起こらないという事から、いつの
頃からか民家の軒下に風鈴が邪気除けの意味で吊り下げられるよう
になり、また、故人がお盆に帰ってくる際に悪霊が一緒に来ないよう
に、ほおずきと風鈴はセットになったようです。

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「枝付ほおずき」
ほおずき市では、鉢植えのほおずき以外にも様々な種類の 「ほお
ずき」 があります。鉢植えの観賞用のホオズキも人気ですが、その
ほかにも鈴なりに実をつけた切枝のホオズキもよく売られています。
通称 「切り丹波」 と呼ばれています。お盆になくてはならない盆花
として、1mほどの枝にオレンジ色のボリュームある実がつき、大切
なご先祖様へのお供えとして、お盆の飾りの代表格なのが 「枝付ほ
おずき」 です。これを求めた参詣客は、家にそれを持ち帰って盆の
精霊棚に飾ります。 ほおずきの鮮やかな朱色が辺りを明るくするの
で、華やかな雰囲気があります。大小ありますが、「枝付ほおずき」
でしたら1,000円程度の値段で購入できます。

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ホオズキといえばお盆の飾りです。お盆の日にちは地方によって
異なりますが、東京など都市部では、7月13日~16日 (新暦) に
行うことが多いです。 日本の仏教習俗であるお盆では、ガクに包
まれたホオズキの果実を死者の霊を導く提灯に見立て、東京では
枝付ホオズキを精霊棚 (盆棚) に飾ります。子どもの頃、我が家
でも毎年 「ほおずき市」 に出掛け、この枝付ホオズキを購入して、
「引きずらないように」 と、母に叱られながら、何故か私が持たされ
た記憶があります。私の方は帰りに立ち寄る、老舗のうなぎ屋が
楽しみでした。(笑)

精霊が迎え火や提灯の灯りを頼りに帰ってくるといわれることから、
ほおずきを提灯に見たてて盆棚 (精霊棚) に飾ります。また農作
物の収穫が少なかった時代には、鮮やかな赤のほおずきを供え
ることによって、お供え物の不足を補う意味があったと言われてい
ます。ほおずきは 「鬼灯」 とも書きます。鬼灯は盆花であるだけで
はなく、仏壇を飾る赤い提灯という特別の意味を持って飾られて
います。真っ赤な実が野辺に成っている光景は、ポッ ポッ と鬼火
(人魂) が灯っているように見えるからでしょうか。

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ホオズキは多年草で、草丈は60cmから80cm位になります。淡い
黄色の花を6月から7月ころ咲かせます。この開花時期にあわせて
日本各地で 「ほおずき市」 が開催されているようです。中でも7月
初旬に開かれる東京 ・ 浅草寺は江戸時代から続いており、毎年
60万人にのぼる人出があるほど有名です。花の咲いた後に六角
状の萼 (がく) の部分が発達して果実を包み袋状になり、熟すと
オレンジ色になります。

ほおずきは枝にぶら下がっている実の中に、球形の 「ほんとの実」
があります。この実の中身を楊子などで掻き出して皮だけにしたも
のを、口に含んで鳴らして遊んだ人も多いかと思います。子どもの
頃に母親が、ほおずきを口の中で 「ぎゅう、ぎゅう」 と鳴らしていた
のを思い出します。自分も・・・! と、チャレンジしてはみるものの、
鳴らないまま破れてしまう 「ほおずき」 ・・・・・・。子どもながらに、
どうにもこうにも悔しかったことを覚えています。(笑)

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「単品 ・ 籠詰め」
ほおずきが切られて茎単位で売られているものもあります。とにかく
大きいです。そして真っ赤に色づいて本当にきれいです。ほおずき
の実だけを袋や籠詰めにしたものもあり、こちらは500円程度という。
また 「ひごほおずき」 (竹ひごにほおずきが 1 つついています) も
あるようです。ホオズキの実の袋詰めは、もっぱら観賞用でしょうか。
物干しにぶら下げてもよし。一夏の間、涼味満点のアイテムになり
ます。秋になれば、赤い実の外皮が枯れて、網状になり、また違っ
た感覚のホオズキを楽しめます。寺社で御払いを受けたほおずき
は、厄よけになると言われていて、家族や友達のお土産にたくさん
買って帰る人もいます。風鈴の音や、威勢の良い露店の掛け声で、
ついついたくさん買ってしまいそうです。でも縁起ものですから・・・。

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境内に 「ほおずき」 を売る店が約120軒も並び、風鈴の涼しげな
音色、ほおずきの鮮やかな朱色、そして色とりどりの浴衣姿で、そ
ぞろ歩きを楽しむ人々で、浅草寺は下町の市らしい華やぎを見せ
ます。浅草のほおずき市は、都内最古のお寺である浅草寺で、毎
年開催され、多くの観光客で賑わう風情たっぷりの市です。 徳川
時代以来、江戸東京の庶民はこの日に浅草寺に詣でて格別のご
利益にあずかりながら雷よけの赤玉蜀黍を求めたり、また盆の草
飾りを買って帰る習慣があったとの事。ほおづき市で売られる赤
いほおづきや吊しのぶの風鈴も昔は、ご先祖様の仏壇に飾る
ためのものだったんですね。

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「紅ほおずき」 のお話し。
ある日の事、めったに人など通らぬ丹波の山奥に、珍しく旅の男
が通りかかった。男が木陰で昼寝している間に、すっかり日が暮
れてしまい道に迷ってしまいました。一軒の炭焼き小屋を見つけ
て一晩の宿を頼むと、老夫婦は快く迎え入れてくれました。 久し
ぶりのお客さんに、老夫婦は喜びながら、旅の男から都の話など
聞かせてもらいました。男は、たった一人の妹がもうすぐ結婚する
という事で、都へ帰る途中でした。 翌朝、男が起きて畑を見たら、
美しい酸漿 (ほおずき) がたくさん紅く実っていたので、それを
ひとつ取って、中の種を出して食べてしまった。

それをその家の人が見つけて、ひどく驚き、「お客様は大変な事を
してしまった。 きっと今に大変な罰が当る」 というて顔色を変えた。
旅人も心配になって、「それはまた、どうしてか」 と聞くと、家の人は、
「お日様は毎日、東から出て西へお沈みになるが、そのお日様は
夜になると地の下を潜って、この酸漿の中へひとつひとつお入りに
なる。それで、こんなに色が紅くなるのだ。酸漿は、お日様の赤ン
坊なのです。お客様は、その 「お日様の赤ン坊を食べたのだ」 と。
以後、お日様に詫びて 「ほおずき」 は口で鳴らすようになったとさ。
どっとはらい。 

【メモ】
「どっとはらい」 とは、物語の最後につける慣用句 (結句) で、もの
を数え終わった ときにいう語。「これでおしまい」 などの意味です。

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何個も購入する方がいらっしゃるのが不思議だったのですが、季節
の風物詩としてばかりでなく邪気除けとして、自宅用にはもちろん、
贈り物にもされるというのもわかる気がします。浅草ほおずき市は、
下町らしく賑やかで風情溢れる楽しい市です。毎年老若男女たく
さんの人々で活気づいています。境内を散策するのも楽しい。

鬼灯 (ほおずき) の実は、見た目はしっかりした形をして中身が詰
まっているように見えますが、中身は空(空洞)です。そんな見掛け
倒しの鬼灯の実が、鬼灯の花言葉の由来になっているのでしょう。
「偽り」 や 「ごまかし」 や 「半信半疑」 という鬼灯の花言葉は相手
を疑っている心理を表現した言葉ばかりです。もし、これらの花言
葉を贈ったとしたら、花言葉を贈る相手との関係性にヒビが入る
ことは間違いないですね。(笑) つまり、鬼灯の花言葉は、絶対
に贈ってはいけない危険な花言葉ばかりだと言えます。

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「御利益あるよ!」 の掛け声や、風鈴の音が境内に響き、好みの
鉢を選んで東京の夏の訪れを楽しむのです。浅草寺のほおずき市、
江戸からの、そして東京ならではの夏の風物詩です・・・・。風が吹く
とチリンと奏でる風鈴の音も風情があり、昔ながらの日本の夏を感
じることができるほおずき市。ほおずき市は、決して華やかな祭り
ではありません。ただ、それだけに風情があって、日本らしいお祭
りということが出来るのではないでしょうか。ほおずき市は、日にち
が決まっているので、土 ・ 日曜でないと見物できないだけに今年
は9日が日曜日でラッキーでした。毎年猛暑となる東京の夏です
が、赤いほおずきは、一味違った江戸の夏を感じさせてくれるで
しょう。暑さに負けて、ついつい室内にこもりがちになる季節です
が、ぜひ江戸時代から続く由緒ある祭りを体験してください。

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決してご機嫌は宜しくありませんでしたが、境内にはこんなニャンこ
もおりました。ホオズキのレイをかけて、不機嫌そうな感じがたまり
ません。(上) 飼い主さんがサービス旺盛な方で、カメラに合わせ
て座る位置を何度かかえたりしてたんですけどね。飼い主さんの
趣味なのか、雷門の柱の所に座っていたりと猫が注目されてます。
仲見世が混雑するので脇の道を通ったら浴衣姿の女性に遭遇。
稽古帰りでしょうか、やっぱり日本女性の浴衣姿はいいですね。
(下左) 外国人観光客も浅草寺の他に、粋なイベントに興奮し
きりでした。日本文化のすばらしさに感激したようです。(下右)

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観音様 (浅草寺) 本堂の東南角にあるこのお店。東南角は縁起が
よく、都内産初の 「丹波ほおずき」 を最初に販売して話題になった
古くからの店で、子どもの頃からよく聞いていた有名なお店です。
また、この場所は写真を撮るスポットにもなっています。五重塔が
見えますもんね。納得!

猛暑を吹き飛ばすような、浅草の 「ほおずき市」。日本の伝統が
しみじみと感じられ、粋な行事を肌で感ることが出来ました。入谷
の朝顔市、浅草のほおずき市も終わり東京は暑い夏を迎えます。






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