一ヶ月に2回満月を迎える月を「ブルームーン」という。 そのブルームーンを見ると願い事が叶う・・・・。






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「面白きことも無き世を面白く」

...2017/07/16 08:37...

日本列島は15日、北海道帯広市で37.1度を
観測するなど、道東や関東甲信を中心に35度以上
の猛暑日が続出し、記録的な暑さとなったようです。
北海道の方、溶けてませんか。(笑)
16日は北海道と東北地方で、今度は大雨の恐れとか、
気象庁は土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒
を呼び掛けています。いったい、近頃の気象状況はどう
なっているのでしょう。これも温暖化のせいでしょうか? 
心配ですね。

さて、
先日、久しぶりに永田町駅から半蔵門線に乗りました。
ホームに入って来た電車にビックリ。

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「クレヨンしんちゃんラッピングトレイン」
これは、「クレヨンしんちゃん」 が25周年を迎えたことを記
念して、東武鉄道が埼玉県、春日部市との共催のもとで、
作品の舞台である埼玉県春日部市を中心に実施している
特別企画 『クレヨンしんちゃん25周年記念企画 オラのマ
チ春日部にくれば~』 の一環として実施しているようです。
現在、東武スカイツリーライン (伊勢崎線)、東京メトロ半
蔵門線、東急田園都市線などで、ラッピング電車1編成が
運行中なのだそうです。東武鉄道線と直通なんですよね。
そのため半蔵門線にまで、乗り入れているわけです。

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列車に、しんちゃんやお馴染みの 「かすかべ防衛隊」 が
鼓笛隊となったデザインを施し、昨年の11月から特別運
行して、今年5月までの予定だったようですが、利用者か
ら好評だったことを受け、今年8月下旬まで期間が延長
されることになったようです。ラッピング電車って最近は
多いですが、こういう電車は子供たちも喜ぶはずです。
皆さんスマホでパシャパシャ撮っていました。(笑)

今日も朝から暑い一日となりそうな予感。
9時前だというのに、もう既に気温は30°を超えそうです。
もうすっかり、真夏の雰囲気です。
本州での梅雨明けは、まだ発表されていないのですが、
この分だと近いうちに梅雨明けの発表がありそうですね。

皆さん、暑さに負けないで!
頑張っペ~。

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「面白きことも無き世を面白く」

先日、新入社員を囲んで親睦会があった。
お馴染みの新橋の居酒屋で、上司も交えて楽しんだ。
様々な出来事に失敗と戸惑いに泣き、笑い、我々もそう
だったと、大いに盛り上がった。上司は、私がいたら気を
使うだろうと早退してくれた。新入社員の顔が緩んだ。

ふと、隣席の年配の方の会話が気になった。
「最近、面白いことがないね。最も面白くない世だから・・・」。
すかさず相方が 「面白きことも無き世を面白く」 と論していた。

久しぶりに耳にする言葉だ。
ご存知、幕末の日本を明治維新という変革に導いた
高杉晋作の辞世の句です。この句だけを読むと、
面白くない世の中を、なんとか面白く生きたい、
面白くしていこう、という心情が読み取れると思います。

で、意外に知られていないのが、高杉を看病していた
野村望東尼が、後に続けたといわれる下の句をご存知
でしょうか? 「すみなすものは 心なりけり」。これはつまり、
世の中を面白くするのも、面白くないようにするのも、本人の
心持ち次第なんだよ、自分の心が、面白い、面白くないを
決めるんだよ、というふうに解釈できます。

あんまり違いがない?
私も、長らく前者の意味で捉えていました。
でも、違うんですよね。なぜかというと、前者は、世の中が
面白くないということを最初から決めてしまっているんです。
つまり、「世の中は面白くない」 という色眼鏡を通して、
世の中を見ているわけです。だから、それを変えよう、
変えようとしたところで、その色眼鏡をはずさない限り、
ずっと目の前に広がる世界は、「面白くない」 ままなんです。

それに対して、下の句を加えた後者は、もともと面白いも
面白くないも、人の心がそれを決めるんだという、いわば、
あるがまま、ニュートラルな視点で世の中を見ているんですね。
どんな世界に住みたいのか、それを選ぶのは、自分の “ 意志 ”
なんです。これを、望東尼は伝えたかったのではないか、
なんて思うんです。

イタリアには 「アモーレ・マンジャーレ・カンターレ
(amare mangiare Kantare)」 という言葉があるそうです。
「愛して、食べて、歌って」 という底抜けに人間的な人生観を
表す言葉です。日々思い通りにならないことだらけの凡人には、
そうそう楽しいばかりの世の中ではありませんが、そんななかでも
美味しいものを美味しいと思い、愛すべきことを愛し、表現し、
「おもしろく」 生きていけたらいいな、と願わずにはいられない。

幕末、あれだけ暴れ周り、日本の歴史に名を刻んだ人物の
辞世の句。そこには強烈な生きることへのモチベーションの
定義がありそうですが、そこにあるのが 「面白きこともなき世を
面白く」 というのは、何とも酔狂で粋じゃないですか。


「面白きことも無き世を面白く、すみなすものは心なりけり」



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増上寺 「七夕祭り 和紙キャンドルナイト」  

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週休二日制で、翌日 (土曜日) の出勤を気にせずに夜遅くまで
楽しめる 「はなの金曜日」。サラリーマンにとって、休日の前日に
心置きなくお酒を飲むことが出来る。仕事が終わって同僚と、何
処の居酒屋に行こうかと話していたら、職場の女の子達が 「七夕
祭りのイベントに行きませんか?」 との誘いを受けた。 増上寺で
あるらしい。断る理由も見つからず、当然、お供することにした。
家には仕事で遅くなるので、夕食は食べて帰る旨を伝えたら、
電話に出た娘から 「パパ、それ嘘でしょう!」 と言われるしまつ。
何で分かったのだろう? 見事な天の川に感激でした。

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地下鉄三田線の御成門で下車、増上寺に着いた時には大殿本堂
前は人で一杯でした。(上) 本堂前広場に七夕の笹飾りが設置さ
れ、すでに短冊に託された願いごとの成就と除災招福を祈願する
短冊祈願会 (下右) が行われていて、「南無阿弥陀仏」 の後から
ご唱和くださいとの僧侶の言葉に、真摯に手を合わせ念仏を唱え
ました。意外と厳かな雰囲気にちょっとだけ緊張しました。(笑)

「増上寺」
関ヶ原の戦いの後、徳川家康の江戸入城の際立ち寄った縁で、
幕府崩壊までの永きに渡り、将軍家の帰依を受けたお寺です。
増上寺の安国殿には、家康が深く信仰した 「黒本尊」 が祀られ
ています。家康が数々の戦争に勝ち、災難を退けたのはこの黒
本尊 (阿弥陀如来) のおかげだと広く知られています。 今でも
「勝運」 「厄除け」 の仏さまとして多くの人が訪れます。 大殿の
真後ろには東京タワーが建ち、徳川家墓所、三解脱門 (山門)
や経蔵など江戸時代、この寺のご威光は強大でした。ちなみに、
忠臣蔵の松の廊下の刃傷沙汰は 「増上寺の畳替え」 がきっか
けであり、また、それ以前にも家綱法要の際に、増上寺で刃傷
沙汰が起こっています。江戸の時代からいろんな意味で名所
だった地なのです。

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「点灯」
参道には和紙キャンドルが三解脱門 (山門) を入ったところから
大殿前まで約80メートルにわたり、緩やかな曲線を描くように並べ
られたキャンドルの天の川が表現されていました。(上) スタッフの
方が、キャンドルに灯りを点しています。(下左) キャンドルの数は、
約2700個、全長80メートルとのことです。(下右) キャンドルを並
べて点灯するのは大変なことです。(下中) ご苦労様です。

東京 ・ 芝公園にある浄土宗大本山増上寺では、7月7日の七夕の
日に 「七夕まつり」 が開催されます。また、境内では18時から21時
まで、多摩大学の学生による 「和紙キャンドルナイト2017」 も開催
されます。このイベントは多摩大学の 「日本大好きプロジェクト」 の
企画によるもので、所属する学生が自ら和紙を手漉きし、その和紙
で包んだキャンドルで天の川を表現。東京タワーの光とのコラボレ
ーションが楽しめるという企画です。

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「七夕飾り」
年に一度、七夕にのみ出会える彦星と織姫。短冊に書いた願い
ごとを叶えてもらう七夕祭りが東京各地の寺社でも行われている
ようです。 ここ増上寺では大殿前広場に七夕の笹飾りが設置さ
れていました。(上) 本堂の脇では願い事書き所 (下右) があり、
短冊は御祈願料として1枚100円、専用の賽銭箱がありました。
短冊のお布施は 「あしなが育英会」 に寄付されるようです。 短冊
に願い事を書く人達の長い例が出来ていました。7月7日夕暮れ
時、願いが込められた七夕短冊の祈願法要が行われ、色とりどり
の短冊が幻想的に映し出され、七夕の風情が楽しめます。 (下左)

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七夕の歌でも歌われていますが、赤 ・ 青 ・ 黄 ・ 白 ・ 黒の 「五色
の短冊」 が吊るされ、其々の願いが書き込まれています。「お嫁さ
んに慣れますように」 という可愛らしい女の子や 「お母さんの手術
が成功するように」 と切実な願いや 「彼に私の思いが届きますよう
に」 など。短冊に書かれたお願いごとを見ると微笑ましく、七夕飾
りもとても愛らしいです。私たちも願い事を・・・・書き込みました。

【メモ】  「短冊」
七夕で笹に短冊を飾るようになったのは江戸時代。このころ日本
では 「手習い」 と言う現代の 「けいこ」 が盛んに行われていました。
短冊に書くお願い事は、機織りや手芸、書道が上達しますようにと
言う願い事を書いていました。短冊とは俳句を書く時に用いる長細
い紙で、メモやくじ引きに使われていた物を 「短冊」 と呼んでいまし
た。現在では折り紙を細長く切った物を短冊にし、願い事を書き飾
るようになりました。五色の色には 「徳」 と呼ばれる、人間の正しく
あるべき心構えに対応しているそうです。 願い事を書くときには
「徳」 を意識すると、願いがかないやすくなると言われています。

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七夕の晩には、皆さま思い思いの願い事、色とりどりの短冊によっ
て、境内が鮮やかに彩られます。もう一つの目玉が、和紙のキャン
ドルによる美しい天の川が再現され、幻想的な七夕の夜を過ごせ
ます。学生さんによって、すでに点灯されたキャンドルの灯が、風
にゆれ動いて妄想的です。が、この時期の東京は、午後七時半を
過ぎないと暗くならないんですよ。皆さん、明るいうちから場所取り
をして長らく待機していたようです。境内は屋台らしいものなく、
暗くなるまでジッと我慢の子です。(笑)

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 笹の葉さらさら、のきばに揺れる 
       お星様きらきら、ぎんぎん砂子

毎年、7月7日が近付くと、この歌を歌いながら笹の葉に短冊を始め
とした七夕飾りを付け、織姫と彦星の逢瀬を思い浮かべながら夜空
を眺める方も多いのではないかと思います。七夕前後の午後9 時過
ぎごろ東の空を見上げた時に、明るい星が2~3個あります。その中
に一番明るい星2個が 「織姫と彦星」 です。北寄りで先に昇る方が
「織姫」。その間には天の川が流れています。辺りがやっと暗くなり、
東京タワーにもライトが照らされ、条件はそろいました。私たちが見
た 「七夕祭り ・ 和紙キャンドルナイト ・ 2017」 を、楽しんで下さい。

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「大殿前階段」
8時を過ぎたあたりから、キャンドルの灯りが目立つようになって来
ました。キャンドルナイトの始まりです。 増上寺入り口の三解脱門
から大殿前まで、学生が手漉きした和紙約2700枚で作ったキャン
ドルを一つ一つ星に見立てた壮大な天の川が出現しました。増上
寺全体を七夕ムードに染め上げる。あたたかい光の和紙キャンド
ルで増上寺を灯します。

「大切」
やわらかく繊細な想いを表現した形、包み込むような形など、様々
な 「大切」 な気持ちを表した造形和紙を大殿前の階段に配置し、
暖かい空間を創っています。和紙のもつ温か味が伝わりますね。
様々な想いを詰め込み ” 大切な ” という気持ちを表現しています。

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この日の七夕は、珍しく晴天に恵まれ結構な人出でした。花の金
曜ということもあって、明るいうちは家族連れが多かったのですが、
日が暮れだしてから会社帰りのサラリーマンやOLの他にカップル
が目立ち、色とりどりの短冊にそれぞれの願い事を託し、笹竹に
結んでいました。浴衣姿の若い女性が、裾をたくし上げながら階
段を上る姿もまた風情があった楽しかったです。七夕をテーマに
創られた様々な表情を持つ和紙キャンドルが、増上寺を彩ります。
暗くて分かりずらいと思いますが、周りは凄い人だかりなんです。

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梅雨時の東京では珍しく晴れた七夕の夜。夏のイベントといえば、
やはり花火大会や盆踊り等が目白押しなのだが、東京タワーの近
く、芝大門にある増上寺では、七夕ならではの演出がされていて、
幻想的な景色を見ることができます。織姫と彦星が1年に1度だけ
会える日がなぜ梅雨の時期なのか、ずいぶん意地悪な話だと疑問
を感じていたのですが、実は昔の七夕は旧暦で行われていた。旧
暦と新暦では1ヶ月ほど違う。今年に限って言えば旧暦7月7日は
8月24日です。つまり七夕はもともとお盆と同様、秋の行事であり、
よい天気の日が続く時期に行われていたのです。なるほどその頃
なら日もだいぶ短くなって、早い時間に星空も見られたわけです。

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「児童和紙」
三解脱門の参道脇には港区内の幼稚園、保育園、児童館に通う
子ども達と、東北3 県 ( 岩手 ・ 宮城 ・ 福島 ) の子ども達、総勢
1.210名に 「あなたの1番大切な もの ・ こと」 をテーマにメッセー
ジをいただき、和紙キャンドルとして日本伝統紋様の輪違い紋様
で配置されていました。(下)  「日本の伝統文化の素晴らしさを
和紙キャンドルを通して感じてもらい、さらにご覧いただいた方が、
今改めて東北へ想いを馳せる時間になれば嬉しい」 との思いが
込められているようです。

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七夕の物語を通じて “大切な物や想い” を表現しています。また
無事に出会えた 「喜び」 を表現し、増上寺全体を七夕ムードに染
め上げています。子供たちに将来の夢を和紙に描いて頂き、その
和紙を使用してキャンドルを作り配置します。点灯と共に、増上寺
が子ども達の夢 ・ 未来 ・ 希望の光で満ち溢れます。東日本大震
災の被災地や港区の子どもたちが、家族や友人を描いたり、メッ
セージを添えたりした和紙キャンドルが夕闇に揺れています。
和紙から放つ灯って暖かみがありますね。

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「もういくつ寝ると本格的な夏がくるのかな?」 と、思っていたら、
とたんに “ 夏 ” は間髪入れずにやってきました。脈絡のない夢の
中にもてあそばれ、目をさますと、そこは増上寺内の 「夏」 だった。
「あっ」 と驚きを覚えるほど気配がすっかり七夕模様に色を変えて
いました。優しいキャンドルと和紙の作り出す灯りはイルミネーショ
ンのように派手ではありませんが、心落ち着き、癒されます。

境内に入ると和紙のキャンドルでできた天の川が・・・・。しかし、
キャンドル付近は想像以上の混雑で、まるでお正月の初詣のよう
な賑わいでした。一足早くお盆を迎えたような夏の風情がたっぷ
りで、天の川も灯籠流しのようにもみえました。それにキャンドル
の灯も熱気を感じ暑さにめげて、この夜は蒸し暑かったです。
ビールが飲みたい~。素直にそう思いました。(笑)

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      「七宝紋様」
安国寺前は、和紙で包んだキャンドルと、東京タワーの光とのコラ
ボレーションが楽しめます。一年に一度しか会えない織姫と彦星の
切ない想い、夢や願い事に包まれた和紙キャンドルで 「つながり」
を意味する七宝紋様で配置されていました。七宝紋様の楕円は花
びらのようにも見えますね。

七宝紋様は、同じ大きさの円の並列のうえに円の並列を四分の一
ずつ重ねることで、光を表す菱のような形と花びらのようなかたちの
組み合わせが、見えるという仕掛けになっており、 「七宝」 と呼ばれ
ています。無限に繋がる輪ということから、円満や財産、子孫繁栄
などの意味が込められた吉祥紋様とされてきました。 「七宝」 とは、
七つの珍重された宝物のことを指していて、七福人の大黒さんが
左手に持つ袋の中は、この七宝が入っているとされています。

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七宝をつないだ紋様が 「七宝繋ぎ文様」 とよばれ、こちらはさらな
る繁栄、子孫の繁栄、人の縁・関係性の円満を志向する縁起のよ
さを示し、華やかさを感じさせます。優しいキャンドルと和紙の作り
出す灯りはイルミネーションのように派手ではありませんが、心落
ち着き、癒されます。ロマンチックな七夕デートと二人の恋をお願
いすることができますね。お願いをした後に東京タワーに足を延
ばしてみるのもおすすめです。

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織姫と彦星が一年に一度だけ再会が許される七夕。しかし、その
感動の裏には、再会するまでのもどかしさがあるのではないかと。
子どものころ、本当に織姫と彦星が会えないのではないかと、空
を見上げていたことを思い出しました。少しの間だけでも純粋な
気持ちにもどって、七夕の夜を楽しみました。

「七夕の物語」 - 1
昔々、天の川の東に、織物を織るのがとても上手な織女がいました。
しかし、織女は年頃になって化粧もせず、遊びにも行かず、織物ば
かりを織り続けるので、織女の父である天帝は不憫に思い、婿探し
を始めます。 一方その頃、天の川の西には真面目に働く牛飼いの
青年、牽牛がいました。天帝は牽牛の噂を聞きつけ、「是非娘と結
婚してくれ」 と願い出ました。牽牛はその話を有り難く引き受け、
めでたく2人は結婚することになったのです。

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東京タワーのライトダウンがキャンドルを一層引きたてて綺麗です。
8 時を過ぎると背後で、東京タワーが増上寺の灯りのイベントに気
を使い、光を落しています。キャンドルの灯りのみで、かなり幻想的
な空間でしたが、東京タワーの近くは明るいので天の川は見えない
ですよね。東京タワー付近どころか、東京都心では天の川など見ら
れません。ですから逆に、天からこの灯りが見えたらいいですね。

「七夕の物語」 - 2
ところが、結婚してからというもの、あれだけ一生懸命に働いていた
2人は、毎日、天の川のほとりで話をするばかりで全く働かなくなっ
てしまったのです。天帝が 「仕事をしないのか?」 と尋ねると、「明
日からやります」 と答えるばかりで、一向に働く気配がありません。
これに業を煮やした天帝は、牽牛を元いた天の川の西に戻し、
2人を離ればなれにしてしまいました。2人は怠け者になって
しまったので、別れさせられてしまったのです。

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<天の川>
天の川をイメージした和紙のキャンドルが並んでいる様は、とても
幻想的です。キャンドルを星に見立てて、増上寺の三解脱門から
大殿前まで約2,700枚、全長80m もの長さで、和紙キャンドルを
配置し、天の川を見立てます。 並び連なる和紙キャンドルによる
幻想的な雰囲気と、増上寺を背景とした演出はここでしか見るこ
とが出来ない抜群の美しさであり、「増上寺に広がるもう一つの
天の川」 として、皆さんが楽しんでいます。

「七夕の物語」 - 3
牽牛と会えなくなった織女は毎日を泣いて暮らしました。そして牽牛
も寂しさにあまり、家に閉じこもってしまい牛の世話ができなくなって
しまいました。それを見た天帝は 「2人が以前のようにきちんと働い
てくれるなら、年に一度だけ会うのを許そう」 と言い、それを聞いた
2人は前よりも増して一生懸命働くようになりました。こうして、一年
にたった一度だけ会える日の7月7日は、織女と牽牛にとって待ち
焦がれた日となったのです。

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七夕の夜に再会する2人の 「喜び」 と、年に一度しか会うことがで
きない2 人の 「悲しさ」、ふたつの 「感情」 を、1枚1枚手で漉いた
和紙で表現するなんて素敵ですね。再会の日を待ち望む織姫と
彦星のもどかしい日々、七夕における 「悲しみ」 を和紙キャンドル
で表すことで、来場者と 「織姫と彦星」 の再会の 「喜び」 を分かち
合える。本当に心で感じるイベントなんですね。

ところで、天の川の 『天』 はどんな字かというと。
空を表す形  ⌒ (空)  が ー を表し、人が手と足を広げて立って
いる形が、大人の頭の上に大きく広ががっている (空 ・ 天) の意味
を表します。「天」 は両手 ・ 両足を広げて立った 「大」 の字になった
人間の頭上に一 ぼうをつけて、頭上の高く平らな部分、すなわち、
頭上高く広がる大空を表したものなんですね。

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東京タワーが見える絶好のロケーションで行われる七夕祭りは、
素晴らしい光景が広がっていました。年々、見に来る人が多くな
っているなかで、今年は規模を大きくし過ぎて、境内のスペース
が減ってしまい、人があふれ気味だったようです。天の川をイメ
ージした和紙のキャンドルは美しいのですが、足元は暗く、砂利
と石床が混ざり合い、階段もあるので、景色を楽しみつつも慎重
に歩いて、それはもう大変でした。都心でこうゆうイベントを見ら
れるのは嬉しいですが、人があふれてしまう状態になると・・・・・。

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2人の恋の永遠を願う七夕祭り。
東京タワー近くにある600年の歴史をもち、徳川将軍家と所縁
の深い増上寺で、命の灯火のような和紙のキャンドルが天の川
を作り出す。とても奇麗でした。七夕の短冊をつけることもでき、
久々に七夕の雰囲気を味わえ満喫出来ました。一年で一日だ
け、天の川を渡って逢瀬できるという、悲恋話。織姫と彦星の
切ない想い、悲しみ、喜び願い、など様々な想いを詰め込み
” 大切な ” という気持ちを胸に秘め、この後、私たちは浜松町
の街へと繰り出しました。ビールの美味しかったこと。うふ

君がため 惜しからざりし 命さへ
    ながくもがなと 思ひけるかな~

あなたのためなら、捨てても惜しくはないと思っていた命でさえ、
逢瀬を遂げた今となっては、(あなたと逢うために) できるだけ
長くありたいと思うようになりました。





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