一ヶ月に2回満月を迎える月を「ブルームーン」という。 そのブルームーンを見ると願い事が叶う・・・・。







いつも訪問して頂きありがとうございます。


「共に生きる」

...2016/09/25 18:10...

随分と日が暮れるのが早くなったなぁと思っていたら、
22日は 「秋分の日」 でした。「暑さ寒さも彼岸まで」 という
慣用句があるように、ここ数日は秋らしい気温が続きました。
夕方になると公園ではコオロギの音色が響いてきます。
季節の移り変わりもあっという間ですね。

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さて 「秋分の日」。娘がちょっと嬉しい差し入れをいただきました。
いつもお世話になっている近所のおばあちゃんからおはぎを頂い
たらしい。(左) おばあちゃんの手づくりというから美味しそうです。
「これ二個しかないじゃない」 と私。「そうだよ」 と娘。一個足りない
と言ったものの、かみさんと二人で食べてしまいました。お彼岸の
日におはぎ食べたいよな~と、大人げなく愚痴っていたら、娘が
近くのスーパーで購入してきてくれました。(右) 

「おはぎを買わなきゃ」 という客の声を聴いて、慌てて手にした
のが最後の一個だったらしい。しっかり料金を請求され500円
をわたすと 「おつりなしね」 でお終い。かみさんに聞くと二個入
りで196円とか。高いおはぎになりました。(笑)

春のお彼岸は「ぼたもち (牡丹もち)」。秋のお彼岸は
「おはぎ(お萩)」 というそうです。春は牡丹、秋と言えば萩の花。
花にちなんでそう名付けられているようです。ちなみにおはぎ
は粒あん、ぼたもちはこしあんで作られるようです。
萩の花は少々地味な花で、それほど注目を浴びることもない
花ですが、それは現代の話。今でこそ 「花見」 といえば桜の
花で春の行事ですが、万葉の頃の 「花見」 といえば萩の花。
萩の花ですから 「花見」 はもちろん秋の行事だったようです。

秋のお彼岸には粒あんのおはぎをいただきながら、
季節の風情を感じるのも良いものです。
新しい一週間が始まる月曜日が、どうかたくさん
の人にとって素敵な時間になりますように・・・・・。


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「共に生きる」

世の中には 「誰々の仕事」 と決められてはいないが、
誰かがその仕事を引き受けないと組織や社会が
安定的に回らないような仕事 (役割といったほうが
いいかもしれない) が数多くある。

しかし、現在のようないびつな成果主義全盛の
時代には、縁の下の力持ち的な仕事は他者に気付
かれないし、目立たないから、あまり評価されない。
いきおいこうした仕事を軽視する人が多くなり、
自ら負担を背負ってそれを引き受けようとする
人は少なくなる。

先日、さる駅のトイレから出て来た女の子が母親に、
「トイレ掃除大変だね」 と話したのに対して、母親は
「しっかり勉強しなければ、ああいう仕事にしか
付けないんだよ」 との言葉にショックを受けた。

いきおいこうした仕事を軽視する人が多くなり、
自ら負担を背負ってそれを引き受けようとする人は
少なくなる。単に自分さえよければよいという人間が
幅を利かせ、傲慢に事を進めるようになれば、
組織も社会ももう袋小路である。

日本において、欧米型の成果主義がことごとく
失敗するのはそこに原因がある気がする。
だが少数ではあるが、縁の下の力もち的な仕事を、
率先して引き受けようとする人は確実に存在する。

そもそも、日本人は、様々な災害に見舞われながら、
その都度乗り越えて来た。それができたのはお互いが
支え合って生きることを普通のこととしていたからだ。

「自己責任」 や 「自立」 などという言葉にあおられ、
何から何まで自分で責任を引き受け、それこそが自らの
利益につながるという信仰は、自らを支える者を失い、
魂を忘れやがて心も病む一歩手前に追い込まれる。

そんなストイックにならなくても、支え合い頼り合って
生きることが大事なように思う。共生をことさら叫ばなくても、
私たちは祖先の普通の暮らし方を学べば、自然と三方丸く
収まるはずだ、と私は思う。



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   「目黒のさんま祭り 2016 」

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食欲の秋とは言いますが、秋の楽しみといえば 「さんま」 ですよね。
その秋の味覚のさんまが無料で食べられるイベントとして、毎年ニ
ュースにもとりあげられるほどの盛況ぶりを見せる 「目黒のさんま
祭り」。 かみさんにおむすびを作ってもらい、娘と行ってきました。
当日は曇り空で、今にも雨が降り出しそうな気配でしたが、新鮮な
さんまに魅了されて出掛けました。   

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目黒駅から目黒通りの会場へ向かうと、準備を始めた所でした。
(下) 台風の影響で天気も悪く、傘の準備をして臨むような日だっ
たにもかかわらず早朝から凄い人の数。(上) 天候の悪さに人が
少なく、待ち時間も少しで済むだろうという思惑は見事に崩れ去り
ました。 列にならぶと限定ですが 「くじ引き」 の券を貰いました。
サンマを食べたあとに引きにいこうと思っていたのに、数時間も
ならんでいるうちに頭から存在が消えてしまい、結局 くじは引か
ずじまいでした。 いったい景品はなんだったんだろう・・・・。

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いつもはオシャレな雰囲気の目黒駅前の解放的なストリートが、
美味しそうなさんまを焼くスモークに包まれる。「目黒のさんま祭り」
は、目黒の商店街の昔ながらの人情とあたたかさを呼び戻すため
に、平成8年から始まった 「さんま祭り」 なんです。「目黒の良さ」
と 「さんまの良さ」 を分かってもらうために、毎年6千匹の新鮮な
秋刀魚に1万個の芳醇すだち、500本の辛味がおいしい大根を
無料配布して、例年3 万人以上の来場客に振る舞う、東京を代
表する祭りのひとつになりました。今年は7 千匹を用意したという。

「食べて笑って、お代は無料!」 がコンセプトの 「目黒のさんま祭り」
は、九月の第一日曜日に目黒駅東口で開催。今年で21年目です。
目黒駅周辺の飲食店では、この日周辺も宮古から直送されたサン
マを使った特別メニューを売り出します。 

名称    「第21 回目黒のさんま祭り」
日時    9月4日(日)  午前10 時~午後14 時 (予定)
会場    JR目黒駅東口 目黒通り

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高級住宅街のイメージの強い目黒、しかも海にも面していない
目黒でなぜ 「さんま」 なのでしょう。実はこれ、落語の話なのです。
「さんまは目黒に限る」 という落ちで知られる古典落語の 『目黒の
さんま』 が由来になっています。

目黒のサンマのお話は、こんな感じです。
天候に恵まれた初秋の日。お殿様が家来を連れて、目黒不動参
詣をかねて遠乗りにでかけました。目黒に着いたのは昼近くの事
でした。近くの農家から、秋刀魚を焼くいい匂いが漂う。 なんとも
美味しそうな匂い。 う~ん。こりゃ、お殿様と言えどもどうしても食
べたくなる。 農家の方に頼んで譲ってもらうことにした。初めて食
べた秋刀魚の味が忘れられなくなってしまう。 殿様は屋敷にもど
ってからもずっと、サンマの味が忘れられません。 屋敷の御膳に
サンマが出る訳もなし。もう一度サンマを食してみたいと家来に申
しつけます。ところが屋敷で出されたサンマは、脂身をとりのぞか
れ、骨もとられ、毒味役を通して時間のたった冷え切ったサンマ。
脂が抜けてぱさぱさの秋刀魚がおいしいはずがありません。 「こ
の秋刀魚、いずれより取り寄せたのじゃ?」 「日本橋魚河岸にご
ざります 「あっ、それはいかん。秋刀魚は目黒にかぎる」 と豪語
したという。徳川家光が将軍在位の頃 (1623年~1651年) のお
とし噺。 大名の世間知らずを笑った庶民の落語でした。

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目黒駅前商店街振興組合青年部の皆さんが、早朝から着々と午
前10 時に炭火焼サンマを配布する予定で準備万端です。(上左)

秋刀魚を焼く前に振り塩といって、一定の高さから塩を左右に振り
ながら均等に落とします。うま味を閉じ込め、臭みを取り除いてくれ
るようです。「宮古の塩」 を振り掛け準備中。(下左) そしてサンマ
といえば大根おろし。7 千人分の大根おろしを作るのは大変です。
大根おろし機が活躍します。(上右) 作りだめをすると水分が無く
なってしまうので、作るタイ ミングが難しいと話していました。割りば
しと紙皿に、魚の下に敷く 「かいしき」 まで用意する演出に感心し
ます。笹の葉もお湯で茹でていましたよ。

【豆知識】
「かいしき」 は、主に料理の下に敷く植物の葉などを意味します。
漢字では【掻敷】 と書きます。 焼き魚を盛りつける場合は、魚の向
きと “あしらいもの” の位置にルールがあります。頭がある魚をその
まま出す場合、頭は左、腹が手前になるようにおきます。皿の上で
魚が泳いでいるかのように見せるのがコツのようです。焼き魚のお
供として定番のすだちやレモン、大根おろしなどは、「あしらいもの」
といい、必ず魚の手前、右横におくのが和食のルールのようです。

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岩手県宮古市から提供された秋刀魚を “炭火焼きの技” で、焼き
上げる 「炭火焼きさんま」 の準備開始です。宮古のサンマは、水揚
げされたばかりの新鮮なさんまを 「三陸沖の海洋深層水」 がブレン
ドされた氷で鮮度保持しているそうで、身のしまりが良くなって獲れ
たての鮮度のまま運ばれてくるとの事。(下左) 炭は着火しにくい
ので最初は、空気が通りやすいように隙間をあけて炭を置き着火
するんだそうです。炭が赤くなったら炎がおさまって灰をかぶるま
でしばらく待つ。炭の表面が灰をかぶって白くなり、安定した火力
を保つようになったら OK と係の方が話していました。これを 「オ
キの状態」 と呼ぶんだそうです。炎が出ている方が燃えやすいと
思いがちですが、それだと肉や魚の表面だけが焦げてしまうよう
です。何事も聞かないと分かりませんね。「聞くは一時の恥、聞か
ぬは一生の恥」と言いますから。炭は和歌山県みなべ町から備長
炭が無料で提供してくれているようです。

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目黒といっても、山手線の目黒駅は品川駅が港区にあるように、
住所は品川区に属しています。目黒のさんま祭りは、目黒駅前の
目黒駅前商店街が主催しているので、正確には品川区の 「さんま
祭り」 なのです。秋刀魚は、名前に秋が入っているくらいですので、
秋ならではの味覚と言って過言ではないでしょう。そして、もちろん
その豊漁に感謝して我々が開催を楽しみにするのが、そう 「さんま
祭り」 でございます。

『目黒のさんま祭り』 が始まった当初は、宮古市産のさんま全てを
築地から仕入れていました。理由は、「この時期の宮古産のさんま
は、東京で9 月に食べられるサンマのなかでいちばん美味しい」。
偶然目に留めた 「目黒のさんま祭り」 の記事で、配られるサンマが
岩手県宮古産であると知った宮古市長が感動し、翌年から無償提
供を申し出たのが始まりで、以後、翌年から宮古市が提供し続け
ているんだそうです。平成23年の東日本大震災で被災したにも
拘わらず、その年も秋刀魚を送り届けたという。 嬉しいですね.
この心意気。宮古市の皆さんに感謝ですね。粋だね~!
いよっ! 宮古市!

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秋刀魚を焼くと 「プシュッ、プシュッ」 と音がでます。その時、秋刀
魚も荒海を生きてきた 「猛者(もさ)」 であると思ったりします。その
荒海の名残のように、サンマからモクモクと煙が出てくると同時に、
何ともいえない美味しそうなニオイがそこら中に広がっていきます。
まさしく 「海のいのち」 であり、「秋刀魚のいのち」 そのものなので
はないでしょうか。 「秋刀魚」 が焼きあがっていきます。炭火で焼
いた秋刀魚。煙と焦げた匂いが堪りません。美味しそうです。今年
は台風の影響でサンマの初水揚げが遅れたため、宮古市が北海
道からサンマを取り寄せたという。 その中で、私達にとれたての
サンマを確保出来たと微笑む宮古市の職員の姿に、素朴な東北
の方の心の温かさを感じ嬉しくなりました。ステージで話していた。

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秋刀魚の香ばしいにおいが辺りを包みはじめます。しかし、まあ、
凄い煙。これが、いいんですよね。秋の風物詩です。煙がもうもう
と立ち込めます。でも焼いている方は、かなり大変でしょうね。

焼き始めはあまり煙が出ないのですが、徐々にサンマの脂が炭
に落ち、煙がもうもうと出るようになると目にしみます。 焼き手が
ゴーグルを付けているのは煙対策なのです。 (下左) 大量のサ
ンマを焼く煙で目の前が見えなくなります。 焼く人は、暑さと焼く
熱とで大変だ。 何しろ7千匹のサンマを焼くのですから ・・・・・。
サンマを焼く煙と臭いで充満。完全防備のグリルマン!
焼き手は苦労が絶えません。感謝ですね。

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食欲をそそる香ばしい匂いがあたりを包みます。 「ジュージュー」
「パチパチ」 焼ける音が聞えます。網の上に置かれるやいなや、
あっという間に旨そうな匂いを放ちながらこんがりときつね色に焼
けたさんまが美味しそう。東京で9月に食べられる 「一番おいしい
サンマ」 は、専門店や料亭でもなかなか味わえない 「トップクラス」
の味のようです。いい感じに焼けてます。焦げ具合もいいです。
焦げすぎない絶妙のタイミングで来場者に振る舞われます。
サンマの匂いがぷ~ん。

サンマには、血液の流れを良くするといわれるエイコサペンタエン
酸が含まれており、脳梗塞・心筋梗塞などの病気を予防する効果
があるとされています。 また、ドコサヘキサエン酸も豊富に含まれ
ており、体内の悪玉コレステロール (LDL) を減らす作用、脳細胞
を活発化させ、頭の回転を良くする効果もあるとされているようです。

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有り余る待機時間の中、皆さんジッと我慢の子。行列の目的は皆
んな同じ。いつの間にか周囲に並んでいた知らない人達が、新し
いお友達に。そんな素敵な出逢いも行列の魅力だよね。今、どれ
位進んだのか気になり、振り返ると・・・うへええええ! 後ろに凄
い行列が続く。いつの間にか、だが確実に前進してたことを実感。
そう、行列とは人生だ。胸が熱くなり、涙腺崩壊、寸前。

さんまの芳ばしい匂いがますます強くなる。や、やっと煙りが見え
てきた。さんまの焼ける芳ばしい匂いがどんどん近づいてきて、胸
が高まります。こういう嗅覚を刺激するような変化も、行列の楽しみ
のひとつ。そして・・・・・並んだ順番に数十人単位で秋刀魚が焼か
れている会場へ導かれます。 入り口で募金箱に気持ちばかりの
お金を募金し、配布される皿と箸とおにぎりを受け取り、焼きたて
のサンマをトレイに一尾を乗せてもらって完了です。

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長い行列の末にようやく秋刀魚を受け取った後は、徳島産の 「す
だち」 に栃木県那須塩原市の 「辛味大根おろし」 と 「べったら漬
け」 を添えてもらって完了です。どれも余すところないビックなライ
ンナップ。付け合せとして注目したいのがべったら漬け。この漬物
は東京新高屋のべったら漬けで、これがまたさんまに合うんです。

「すだち」 は徳島県神山町から届けられるんだそうです。 (下中)
しかもそのすだち、1万個もの無料提供。 神山町さん、太っ腹! 
そしてビタミンたっぷりのすだちでお肌の綺麗な 「すだち大使」 が、
わざわざ徳島からやって来てくれました。ちょうど人が途切れたの
で少しおしゃべりし、写真をお願いしたら、わざわざスダチを持っ
てポーズしてくれました。ハイ、パシャ。(上右) さんまと言ったら
やっぱ り 『大根おろし』。栃木県那須塩原の高林から提供されて
います。(下左) そして東京では、旬の秋刀魚の付け合わせに
は 「べったら漬け」 が欠かせない。秋刀魚の油分苦味を和らげ、
箸休めに最適です。カリッとするあの感触がたまりません。 うふ
全力で行列を愉しみ、すべてのアイテムをゲットしたら食事処へ。、

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宮古市の粋なはからいに心から感謝をし、行列をならび抜きゲッ
トした炭火焼の秋刀魚。これ、皿を伝わって、「パチパチ! ジュー
ジュー!」 いってるんです。アチチチチ。まさに焼きたての秋刀魚
です。岩手県産米 「いわてっこ」 で作ったおにぎりも数量限定で
提供してくれました。(下) おにぎりもあればいうことなし、贅沢で
すね。すだち大使とおしゃべりをした成果でしょうか? よく見る
と皆さんよりすだちが多いんですよ。 うふ
注: しぼりたて 「生」 とありますが、これビールではなく醤油です。

醤油をかけて、すだちをビューッとやると、さんまもジューッと応える。
そこにまろやかな辛味の大根おろしを 「これでもか!」 とたーっぷり
乗せて、はふはふ。び、美味、脂がジュワッと乗っていて旨い。なの
に身はふわっふわで軽やか。まさに風味豊潤、芳ばしい。ホワッホ
ワの柔らかい身に、塩気の効いたパリッとした皮。焦げ目がまた良い。
クリーミーなさんまの 「肝」 もトロけるような滋味! ホァ?、 美味い!
うんまいです! これぞ日本人の魂の味。こんなに美味しいさんまを
頂けるのは本当に感謝です。長時間ならんだ苦労で頂いたサンマ
の美味しさが増しているような気がしました。

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ずらっとイートスペースにテーブルが並んでいて、そこで皆さんと
美味しくサンマを頂きました。サンマを求めて長蛇の列ができ、焼
き上がったサンマが次々に振る舞われました。来場者らは備長炭
で香ばしく焼き上げた秋の味覚を多くの人が楽しんでいました。テ
ーブルエリアにはイスがありませんので、皆さん立ったり、しゃがん
だりと工夫しながら、ジューッと音を立てるサンマを焦らずにゆっく
りと堪能していました。行列で知り合った方によると、昔、目黒に
住んでいた時、その頃は今ほどまだ 「目黒のさんま祭り」 は流行
ってなく、普通にさんまを頂くことが出来たようです。テレビで放送
されてから行列が出来たようです。一時は五反田駅方面まで行
列が出来たそうです。今現在は早くから並ばないと、さんまには
出会えないお祭りになってしまったようです。

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炭火焼のさんまが無料配布される大変太っ腹なお祭り。 目黒の
さんま祭りは、午前10 時が開始でしたが、早めて9 時半からに変
更でした。30分早まるだけでも並んでいる人にとってはありがたい。
さんまの配布はおそらく毎年のことながら、午前中に並ばないと
無理な気がします。それでも旬の縁起物に参加するのは、やはり
心が躍るものです。朝、早くから来ている人は 「食べる気満々」 で
来ていますから、この瞬間を待っていたのでしょうね。満面な笑顔。
煙と焦げた匂いが堪りません。見ているだけでも美味しそうです。

秋刀魚を食べているとき娘が突然 「ママが作ってくれたおむすびも
ちゅんと食べてよね」との問いに思わず「は~い」 と言ってしまった。
周りの人はクスクス笑いながら秋刀魚を食していました。おむすび
の他にみそ汁も用意してくれて、遅い朝食を娘といただきました。
炭火焼の秋刀魚に大根おろし、すだちにべったら漬け、そして
味噌汁におむすびと来た。「よくぞ日本人に生まれけり!」 って
味ですよね。ああ、書いているだけでヨダレが・・・・・。

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凄い! 行列の規模が違います。私たちが食べ終わった後も行列
は延々と続いています。午前10 時まえで、最後尾はメインストリー
トから一本曲がった道まで伸びるというエキサイティングっぷり。でも
皆さん思い思いに待ち時間を楽しんでるように見えました。こうなっ
たら、ジタバタしてもしょうがない! なんてったって、さんま祭りです。

目黒駅前で始まった 「さんま祭り」 いまや都内の各地でも行われて
いるんですね。目黒駅をはさんだ反対側でも田道広場公園が会場
の目黒区民祭りの一部として行われる 「目黒のSUNまつり」 が気
仙沼産のさんまを用意して行なわれます。 さらに東京タワーでも
大船渡産のサンマで 「東京タワーさんま祭り」 が行われています。
目黒の隣にあたる渋谷区恵比寿では 「恵比寿ビール坂祭り」 も
開催され、こちらはサンマのつきれ汁が無料配布されます。この
様に今では全国のサンマの水揚げ地で同様の祭りが催されるよ
うになり、目黒駅前で始まった行事のパターンは、いまや全国に
受け継がれているようです。

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目黒通りの周辺は白い煙に包まれ、炭焼きさんまの美味しそうな
匂いが来場者の鼻先をくすぐります。目黒通り沿いではこんな光
景が朝から夕方まで続くのです。運営する側も秋刀魚を食したい
方も待ち続けて、ただただ体力勝負の一日を過ごします。この辺
りは、江戸時代は鷹狩の場所だったようで 「目黒のさんま」 に登
場するお殿様も来られていたのでしょう。つまり、訪れたお客さん
たちはお殿様と同じ秋空の下で秋刀魚を食べたことになるのです。
さて、「さんまは目黒に限る」 と、聞こえてくるのでしょうか。

近年、サンマは高騰し、東京・築地市場に初入荷した大型サンマ
1 匹あたりの昨年の値段は、3.300円を記録したという。今年は
相次ぐ台風の影響などで例年に比べて水揚げ量が少なかったよ
うです。その背景には、中国や台湾など、近隣諸国の乱獲がある
とも言われ、ピーク時の3分の1以下となっているそうです。庶民の
味の秋刀魚がそのうち高級魚になりやしないかと心配になります。

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目黒駅前のロータリーでは、ふるさと物産展や商店街ワゴンセー
ルなどの他に、特設ステージでは太鼓演奏や歌謡ショーなども繰
り広げられていました。さんま関連の商品を販売する屋台あり、人
で溢れていました。たぶん秋刀魚を食べられなかったか、諦めた
人がこちらの物産展などで楽しんでいるのでしょう。 また、毎年行
われている入場無料の落語会 『目黒のさんま寄席』 も大入り満員
の大盛況。本物の 「さんま」 に負けない新鮮な笑いを皆さんに届
けていたようです。東日本大震災から間もなく5年半。会場では宮
古観光文化交流協会などが特産品を販売。宮古市が復興に向か
う元気な姿をPRしていました。その姿に誰にも負けない強さを感
じ感動さえしました。

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宮古市、神山町、高林の物産展も開催されていました。話題の塩
サイダー (下右) もあり、飲んでみました。三陸沿岸の宮古の塩を
使った 「塩サイダー」。 「塩サイダー」 は 「しょっぱい」とか、「水が
欲しくなる」 とか聞きますが、私が飲んだ限りでは塩が 「甘さ」 を思
い起こさせるレベルなんです。スイカに塩を掛けると、しょっぱさじ
ゃなくて、甘さを感じてしまうそんな感じでした。岩手 ・ 岩泉の龍
泉洞の水を使っているそうです。三陸宮古の塩。サンマの塩焼き
にはかかせない塩も販売していました。(上左) 徳島県神山町の
特産すだちのつかみ取りも行なわれていました。2 回で100円。
(下左) チビッ子に大人気の岩手県宮古市のゆるキャラ、サー
モンくんとみやこちゃん。双子の鮭の兄妹なんだそうです。(下中) 

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毎年、宮古水産高校の生徒さんが祭りに参加し、生徒たちは実習
で作った 「さんまの缶詰」 (上右) 等を販売していました。 秋刀魚
やサバの缶詰など7 個がセットで、また宮古の塩を使用した 「海ぷ
りん」 (下右) も販売しています。保冷パックが手提げカバンになっ
ていて中に 「海ぷりん」 が7 個セットで入っていました。 秋刀魚の
缶詰と海プリンのセットを購入しました。 毎年、同校の文化祭等と
この目黒のさんま祭りでしか販売しないようです。

水産高校の実習には缶詰作りが普通にあるんですね。特に鮭の中
骨缶詰が有名で世界で最初に開発したんだそうです。 魚の骨にも
余すところなく栄養があることを知ってもらいたいとの思いで、鮭中
骨だけを使った鮭中骨缶詰を開発。「大事な命だから、最後まで食
べ尽くしてあげよう」。そんな思いから誕生したのでしょう。中骨とい
いつつ、身肉がかなり付いていて柔らかく煮込んだ骨が抜群にウ
マかったです。 さんまの缶詰は、独自の調味液で味付けをしてい
るようで美味しかったです。新鮮なさばで作った水煮缶詰もありま
した。さばの缶詰の市販品のほどんとは、生臭さを隠すため味噌
煮缶詰で、水煮缶詰はあまりないようです。さばの生臭さをとるた
め生姜のスライスも入っていてとても美味しかったです。「いわて
宮古の海プリン」 の方は豊かなミルク風味とモチモチとした独特
の食感のなかに、宮古の塩の微妙な塩加減が甘さを渋く引き立
ててくれて、これも美味しかったです。

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例年、話題になる 「目黒のさんま祭り」。毎年秋になると、「目黒の
さんま祭り」 が、ほとんどの放送局で放送されます。 年々メディア
への露出が増え、多くの人に認識されているのでしょう。参加する
人が増えているようです。そして報道関係の方も大勢取材に来て
いました。東京の秋の風物詩といっても過言ではありません。

「さんま祭り」 が終わった数日後、食卓を囲んでポツリとひと言。
「秋刀魚が食べたいなぁ~」。するとかみさんは 「この間、さんま
祭りで食べてきたんじゃないの」とつれない返事。(笑) つい先日、
夕食のテーブルの上に、ちょこんとのっていました。勤めから帰っ
て、思わず 「お!サンマ」 と、口から出てきました。特段珍しいも
のではありませんが、箸をつけて口に入れた途端、その美味しさ
に素直に驚いてしまいました。やっぱりサンマは美味しい。 昔は、
路地などで、七輪で秋刀魚を団扇で煽って焼いている情景が
あったようです。江戸の長屋で、明治に大正、昭和の頃に・・・・。

さんま焼く 煙突の影 のびる頃     寺山修司

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私たちの口に届くのは、たかだか1 匹の秋刀魚かもしれない。
しかし、これほどまでに色々な人々の想いが交差して焼かれた
旬のさんまは、信じられないくらい脂の乗った1 匹になっていた。
だから、月並みではあるが、言わせて頂きたい。
やはり、「さんまは目黒にかぎる」。






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