一ヶ月に2回満月を迎える月を「ブルームーン」という。 そのブルームーンを見ると願い事が叶う・・・・。






いつも訪問して頂きありがとうございます。


ニューヨークでの生活

...2016/06/11 09:25...

六月は梅雨の季節。 古名は水無月 (みなづき)。
水が無い月と書きますが、本来は 「水の月」 という意味だとか。
雨は、降りすぎても困りますが、降らなければさらに困ります。
水が無ければ生き物は生きて行けません。
水は命の源、しとしとと降る雨のお陰で私達は生かされています。

さて、3月末に桜の開花宣言がなされ、ワクワク気分が一辺に
吹っ飛び、仕事の関係で突然の渡米でした。が、無事に役目を
終えて帰国しました。同僚もニューヨークでの生活に戻りました。
沢山の方から心配と心使いを頂き、ありがとうございました。

ニューヨークに滞在中に大きな出来事が日本にはあったようです。
そう、熊本県と大分県で相次いで発生した最大震度7の地震。
ニューヨークでも大きく報道されました。驚いたのは道を歩いて
いても、地下鉄に乗っていても声を掛けてくれるニューヨークの
人たち。「あなたのお家は大丈夫だったの?」 「私たちは一緒よ」
見知らぬ人が心配して話しかけてくれるのです。ニューヨークの
方々の心の優しさを感じた一瞬でした。

CC19459.jpg 
CC19482.jpg CC19478.jpg CC19460.jpg
ニューヨークから被災地へ 「笑顔のエール」
5月の初めころだったでしょうか、出かけた先のユニオンスクエアで、
募金活動を行なっているグループに遭遇。子供たちの笑顔の写真を
プリントした大小さまざまな傘を掲げて、熊本地震の被災者を支援す
るための募金活動を行っていました。ニューヨークで暮らす若者たち
の 「 自分たちに今できることをしたい」 という声と強い想いを受けて、
熊本地震で被害に遭われた方々に 「笑顔のエール」 を伝えようと
いうのです。異国の地で見たこの姿に感激してしまいました。

CC19488.jpg
涙を流しながら募金をしてくれた女性。何かを思い出し、ぐっと堪える
ような表情で財布からお金を出す姿に言葉が出ませんでした。多くの
ニューヨーカーたちが、日本のために、と募金をしてくていました。(涙)
彼らはこう語りかけます。

Pray for Japan (日本のために祈ろう)

久しぶりの通勤電車に戸惑いながら、先週から仕事を始めました。
家族と一緒に暮らす幸せを感じつつ、ニューヨークで出会えた人たち
に心から感謝しながら日々を過ごしたい。しばらくの間ですが都合上、
ブログが一時、不定期になるかも知れませんが、ご了承下さい。
ニューヨークでの様子を紹介していきます。お楽しみに・・・・・。


---------------------------------------------------------------------------------------------------------

「ものさし」 を取っ払え!

ニューヨークでの一人暮らし。
勝手気ままさに開放感を覚える生活だった。が、ニューヨーク
へ来てしばらくすると自分を見失いそうになる人が多いという。
正直、私も時々その恐怖にさらされました。

理想と現実のギャップによる 「失望」 なのか?
生活や言葉の違いによる 「疲弊」 なのか? 
毎日頑張っているつもりでも言葉に表せない漠然とした
「もやもや」 が、予期せぬ時にフラッシュバックのように頭をよぎる。
それは、今まで知人と笑っていたのに、ふと会話が途切れた瞬間
だとか、目覚まし時計より先に自然に目を覚ました瞬間だとか、
地下鉄に乗って読書に耽る向かいの人を眺めている時だとか・・・。
「もやもや」 はいつも自分の近くに潜んでいた気がする。

「ここはどこだっけ? ・・・ああニューヨークなんだ。
夢のニューヨーク。ううん、現実のニューヨーク・・・。」
「私は果たして前に進んでいるのか? 後に戻っているのか?
あるいは同じ場所をぐるぐる回っているのか・・・?」
日米の生活の違いはあるにせよ、私はなぜ多くの日本人が
自分を見失いそうになるか、その理由が他にあるような気が
してずっと考えていた。そしてこんな考えが湧いてきた。

日本では、無意識に他人の目を気にして自分の行動を決め
ている。言いかえれば、自分の行動の基準は他人からもたら
されているのでは? ということだ。そんなこと誰もやっていな
いからダメとか、他の人に悪いから自分は我慢しようとか。
他人が常に自分を計る 「ものさし」 になっているのだ。それは協
調性という意味では良くもあり、主体性という意味では悪くもある。
批判するわけではなく、文化の特徴のひとつというだけである。

ところが、ニューヨークでは他人は他人。自分は自分。
ルールは無い。いや、自分が 「ルール」 と言えようか。
個人の数だけルールがある。日本人は周囲の状況を見て
自分の行動を決めてきた。だから自分自身でルールを作る
ことに慣れていない。でもニューヨークでは、今までの
「ものさし」 であった 「他人」 が 「ものさし」 でなくなる。
「ものさし」 がないから自分の位置がつかめない。
だからかつて経験した事の無い何とも言えない恐怖や焦り
に襲われ、自分を見失いそうになるのでは無いのだろうか。
ニューヨークでは常に自分で決めていかなければならない。
ちょっと気を抜くとたちまち暗闇に転げ落ちそうになる。
だから常に自分と戦っているような気がする。

それでもふと、スタバの窓際なんかで街を眺めていると、
「やっぱここが好き」 と思ってしまうのは何故だろう?
毎日頑張らなきゃいけなくてキツくて疲れるのになぜか
ニューヨークを離れたくないと思うのは何故?
嫌だけどやめられない。何かの中毒症状のようである。
魔力を持つ街、ニューヨーク。好きだけど不安・・・って、
まるで恋愛してるようだ。あ~あ、ニューヨークに真剣に
恋しちゃったのかもしれねえ~。(笑)

でもニューヨークに居たいと思うのは、かつての 「ものさし」
を気にしなくなってきたからだろうと思う。一度自分の
ペースを掴めば自分を見失わなくて済むのだろう。
不要な 「ものさし」 は取っ払おう。
そうすればニューヨークだって、日本だって
どこだって自分を見失わないはずだと思います。


---------------------------------------------------------------------------------------------------------

ああ~、ニューヨークでの生活 パート1

CC19271.jpg
急に会社の都合で一時の海外赴任が決まり、留学や海外生活経
験が全くない私にとって、いきなり海外に来てすぐに仕事を初めて、
日本と同じようにニューヨークで生活を送ることは非常に大変なこと
でした。例えて言うなら、舞台で踊っているバレリーナたちの中に、
練習もなしにバレエ未経験者がいきなりポッと入り込んで、周りを
見よう見まねでバレエを踊るようなものです。

そんなニューヨークでの生活。ああ、なんというカッコいい響き。
朝はスターバックスのラテを片手にニューヨークタイムズに目を
通し、ランチにはデリでサラダとベーグル。 夜は世界中の料理
に舌鼓を打ち、ニューヨークっ子たちとミュージカルやオペラを
楽しむ。自宅の高層アパートメントで摩天楼を眺めつつ、風呂
上りにガウンをまとって、ワイングラスを片手にジャズを聞くよう
な生活。と、想像しましたが、・・・・全て、妄想でした。 (笑)
そんなワケで、妄想を打ち砕くリアルなニューヨークでの生活
体験をチラッと紹介したいと思います。

CC19272.jpg 
ニューヨークに住むには、住居費がびっくりするほど高く、特にマン
ハッタンでは古くて狭いワンルームのアパートでも、ひと月2000ド
ル前後します。住めるか!(笑)  なので、よほどの高給取りでない
かぎり、多くの若い人がルームシェア (家賃を折半して、共同生活)
をして住んでいるのが現状のようです。 シェアする相手をルームメ
イトと呼びます。自ずとマンハッタン以外で住むようになります。

CC19274.jpg 
CC19268.jpg CC19264.jpg
ニューヨークのアパートは、築100年以上のものが多く、水回りの
配管が整備されていないため、各個人で洗濯機を持つことが出来
ないようです。雨の日も、風の日も、雪の日も、洗濯物を詰めたバ
ッグを持ってランドロマットに通います。(下) アパートの地下にラ
ンドロマットがついた物件もありますが、そう多くはありません。洗
濯機付きの自宅というのは、多くのニューヨーカーの夢のようです。
また、6 階建くらいのアパートは、エレベーターなしが多いので、
更に上り下りの重労働という苦行が加わります。何処かのお母様
には持って来いの運動量なのでお勧めしたい。(笑)

CC19239.jpg 
CC19229.jpg CC19275.jpg
そう、ここはニューヨーク市の5つの区のひとつで、イーストリバーを
挟みマンハッタンの東に位置するクイーンズという街です。 地下鉄
の便もよくマンハッタンへ通勤しやすいため、古くからの住宅地です。
近年は再開発が進み高級住宅地として注目を浴びています。(下左)
テニスの4大大会の1つである全米オープンが開催され、大リーグの
メッツの本拠地、シェ ・ スタジアム (下右 ・ 奥の照明塔) があります。
・・・・・が、正直申しまして、住んでる人も移民が多く、御世辞にもセレ
ブとは言い難い雰囲気です。とくに中華街、インド人街、南米系移民
街とエスニック系住民が多いエリアがあります。まあその分、家賃が
安く物価もマンハッタンに比べて低いので金銭面では暮らし易かった
です。この辺りは治安なども問題なく、落ち着いた閑静な住宅街でした。

CC19228.jpg CC19227.jpg
CC19225.jpg CC19224.jpg
ニューヨークでは、家やアパートを誰かとシェアするのはごく一般的。
さて、同僚が借りていた部屋のオーナーは、やたら知的なインド系
のお母さん。一部屋を借りているので、食事は別だが、「ホームステ
イ」 「下宿」 に近い。 ここの家賃の回収は、何故か直接手渡しな
のですが、取りに来ると言っていながら滞納中は一度も来ません
でした。家賃の滞納は決して私のせいではありません。(笑)

風呂の排水が詰まって三日間シャワーを浴びれなかったり、階下
のメキシカンねえさんが、爆音でポップスをかけてる時は、寝不足
を覚悟しました。家に帰ると近所でボヤ騒ぎがあったり、窓を開け
ようとしたら、ペンキがへばりついて開けられないという愉快なアト
ラクションが多数用意された環境でのスタートでした! (笑)

CC19235.jpg 
CC19243.jpg CC19262.jpg
Subway(サブウェイ)の愛称で親しまれ、ニューヨークの移動手段
として欠かせないのが地下鉄。 地下鉄駅の出入り口は緑の電灯
ボール (下左) が目印です。 赤色 (下右 ) は出口専用または限
定された時間のみ入口になっている駅が多いです。 路線は色と
数字またはアルファベットで識別されています。7線、S線 (タイム
ズスクエアシャトル)、L線は東西路線。その他はマンハッタン内は
南北路線が基本です。日本と違いニューヨークの地下鉄は24 時
間運行しています。 滞在中、たびたびお世話になった地下鉄の
入り口です。(上) NYの地下鉄は日本と違い、上り下り線で入口
が異なります。見極めてから入らないと、戻ることにまります。

ニューヨークの地下鉄というのは、一昔前までは治安の悪さの象徴
で、生きて帰れるか帰れないかみたいなスリルあふれる乗り物だっ
たようですが、現在は治安面も改善されマンハッタン内であれば安
全といえますが、基本的には自己責任の世界です。例えば電車で
の居眠りは基本的に駄目です。電車の中で堂々と無防備に寝るの
は日本ぐらいじゃないでしょうか? 自己防衛はしっかりしなければ
なりません。 私も安全のために空いている車両は避け、人が多い
ところや係員のいるところで乗車しました。

CC19231.jpg CC19234.jpg
CC19252.jpg CC19261.jpg
「地下鉄」 に乗る際に便利なのが 「メトロカード」 です。日本でいう
ところの Suica や PASMO で、カードにお金をチャージして利用
できます。乗る度の乗車料金 「レギュラー」 と乗り放題の 「アンリ
ミテッド」 の2種類あります。メトロカード発券料が1ドルかかります。
遠くへ行くほど料金が高くなる日本の電車と違い、運賃は場所に
限らず乗り換えを含め一律で$2.75です。カードを使用した場
合は$2.50になりお得です。乗り放題は7日間と30日間です。
私は地下鉄で毎日クイーンズからマンハッタンへ通勤しました。

切符を買ったら、改札へ。(下)
すべて自動改札。改札口にメトロカードをスライドさせ、液晶にGo
とでたら回転バーを押して通ります。料金が一律のため出る時は何
も通さずに、そのまま棒を押して出るだけです。 この読みとり機がく
せ者で、早くスライドさせて、回転バーを通ろうとすると、読みとりに
失敗してバーが動かず、バーに腹部が直撃して 「ぐあぁ!」 となっ
てしまいます。何度もお腹に直撃した事を一応お伝えしておきます。
(笑) 日本の地下鉄に比べれば、区域、距離を限定されず、バス、
地下鉄とも同じ料金で乗れるNYの交通は便利でおトクなのです。

CC19254.jpg 
CC192591.jpg CC19233.jpg
複数の路線が停まる駅は、路線番号と行き先が書かれた表示に
したがって乗りたい電車のホームへ移動します。(下) 車両は比
較的新しいものが多く感じました。(上) が、つり革はありません。
新しい車両は日本と同じように、次の停車駅名が車内の表示板に
出ます。ただときどき古い車両もあり、そういうときは気を張って車
内のアナウンスを聴いたり、ホームにある駅名の表示を見逃さな
いようにしていました。(笑) ニューヨークの電車はいつくるかわ
からない。遅れるのは当たり前で、なにしろずっと来ないと思えば、
2、3本が連続で来たりして、いい加減なことこのうえないです。

東京ほどではありませんが朝夕の通勤ラッシュがあります。ラッシ
ュ時の光景で疑問に思ったのが、「詰めれば乗れるのになぜ詰め
ない?」 ニューヨークの地下鉄はみんな入口で立ち止まって奥に
つめません。なので日本の感覚で乗ろうとして押すと 「押さないで」
と嫌がられます。トラブルをさけるためにもジッと我慢の子でした。(笑) 
地下鉄に乗っていると、突如パフォーマンスが始まったりします。
よく見るのは、ギターを抱えてカントリーミュージックまたは笛も用
いて南米風の曲を演奏する人もいます。男性とは思えない美しい
ソプラノで 「アヴェ・マリア」 を歌った人には思わず拍手。彼らはパ
フォーマンスが終わるとチップを集めて次の駅で降りて行きます。
隣にいた女性がお札を入れていたので、真似して$1入れたら、
グーで手を合わされた。ホームでもありますがチップは任意です。
困ったのがトイレです。大きい駅以外はありません。あっても汚い
し安全面で不安です。事前に済ましておくのが鉄則です。 以上、
地下鉄の中でもニューヨークらしい 『自由』 を感じる私でした。

CC19434.jpg 
CC19407.jpg CC19427.jpg
観光地としても有名な 「グランド・セントラル駅」 (下左)
マンハッタンの3大ターミナルの一つと呼ばれていますが、その中
でも最大規模で、日本で言うところの東京駅のようなもの。100年
を超える歴史があるらしく、建物自体も床が大理石で西洋風の歴
史を感じる造りです。 メイン ・ コンコースは広いスペースに高い天
井の重厚な建物。(上) 駅近辺の鉄道はすべて地下を通ってい
るため、地下鉄やマンハッタンと郊外を繋ぐ電車のプラットホーム
はすべて地下あり、44 ものプラットフォームがあり、単一の駅と
しては世界最大級のようです。

たくさんの映画にも出てくる駅舎。美しい天井を見上げ、また、
日本の駅舎とは違った感じの重厚なつくりの建物に、あ~、ニュー
ヨークに来たんだと実感します。 駅構内にはマイケル ・ ジョーダン
さんのステーキ店や数々の有名レストラン ・ ショップも軒を連ねて
おり、楽しい時間を過ごすことができます。1960年頃、車や飛行機
の発達や都市再開発計画により取り壊しの危機にさらされたが、著
名人たちの活動によりなんとかその危機をまぬがれ、現在もこうして
昔の姿を保ったまま使用されているようです。

CC197182.jpg CC197212.jpg
CC197142.jpg CC19722.jpg CC197132.jpg
中央の時計台のあるメトロノースインフォメーションセンターが待ち
合わせ場所のようです。(上左) ニューヨークでは、公共施設には
必ず星条旗が掲げられています。(下左) 自動券売機もあります
が、メトロノース切符売り場窓口。(下右) 地下鉄への入口。(下中)
圧巻なのが天井に描かれた星座。クラシカルなプラネタリウムという
感じ。(上右) この星座を描くとき、鏡に映しながら描いたため裏返
しの星座が描かれているようで、これは天球を外側から俯瞰した、
神の視点による星座を表現しているんだとか。駅の天井の星座は
あまりにも有名で、口を開けて見入る観光客の姿を多く見かけます。
私もあんぐりと口を開けて見入った一人ですが。人が多いのでスリ
などに遭わないように注意しながら、天井の星座を眺めました。(笑)
大理石に囲まれた豪華な雰囲気の駅舎と天井の星座、いつまでい
ても飽きない光景でしたが、ゴミ箱をあさる人もいてアメリカの現況も
かいま見えます。 ちなみに荷物預り所やコインロッカーはありません。

ある時、路線図を眺めながらボーっと電車に乗っていたら 「あなた
どこに行きたいの? Grand Central? じゃあ一駅過ぎちゃった
わよ、次の駅で乗り換えるのよ 「Uptownっ」 て表示よ 「Uptown!」 
わかる?」 みたいなことを話しかけてきたおばちゃんがいて、ニュ
ーヨークの人は総じて親切だなぁという印象を持ちました。こういう
人たちは、ニューヨークでも際立って礼儀正しい人たちだし、彼女
らがいつもマナーよく、親しげに振舞うのには驚かされます。でも、
親しく接してきて、お金を要求されるのもニューヨークです。

CC19287.jpg
アメリカの医療費は、日本に比べて非常に高額です。一般の初診
料は150ドルから300ドル、専門医を受診すると200ドルから50
0ドル、入院した場合は室料だけで1日約2千ドルから3千ドル程
度の請求がきます。つまり、盲腸で二泊三日入院した場合、なん
とニューヨークで216万円もかかるんだそうです。盲腸でこのレベ
ルですから、重病となると考えただけで背筋が凍りますよね。

米国では、救急外来を除き予約受診が原則で、救急車はすべて
有料で300ドルほど費用を請求されます。アメリカには日本の国
民健康保険のような制度は存在しません。公的医療保険は、低
所得者、低障害者、高齢者向けのみです。そのため職場を通じ
て、あるいは自分で民間の医療保険を契約しないといけません。
日本は病院が請求する医療費の基準を政府が決めていて、医療
費が高騰することはありません。どの病院でも、同じ条件で同じ治
療を受ければ、同金額の支払いです。ところがアメリカは先進国で
唯一、医療費の基準に国が介入せず、市場原理に委ねています。
そうなると、研究開発にかけてきたコストを回収しようと、医療費が
上がっていくのは当然です。結果、医療費が高騰し、保険に入っ
ていても自己負担が高額になってしまいます。世界一の医療技術
を持ちながら、国民が十分にその恩恵を受けられないアメリカの医
療や保険の現状は、とてもいびつに思えます。日本の国民健康保
険制度はとても優れたありがたい制度だということがわかりますね。

CC19286.jpg CC19288.jpg
マンハッタンにあるニューヨーク大学の病院.。(右) ロビー。(左)
病院のロビーは大きいですが、科ごとに個室になっていて、個人
病院が集合してるみたいでした。院内は絵画や彫刻、植栽など
快適な環境づくりをしているようで、病院に来て病院らしさを感じ
させない。患者さんの満足度を高めることに努力している感じ。

ニューヨークに着いて早々、見舞いに行きました。病院に入る時に
まず免許証や身分を証明する物を提示しなければ入ることが出来
ません。(単なる見舞いでも!)  総合受付で病院について少し尋
ねてみたところ、A4版の大きさの冊子を2種類渡されました。ひと
つは入院案内です。この病院でどんなに快適な入院生活が送れ
るか等が説明されています。もうひとつは Your rights as a patient、
(患者としてのあなたの権利) つまり患者としての権利を詳細に書
いてある冊子で、医者や看護師など医療者から理不尽な扱いを受
けた場合、経済的に苦しく医療費が払えない場合などなど、どうす
ればいいかという方法や相談等数多く記されていました。 さすが
アメリカ、人権侵害への配慮が非常に行き届いているなぁと、その
細やかさに感心しました。でも盲腸で200万も払えるか~。(笑)

CC19372.jpg CC19296.jpg
「黄色いタクシー」 (左)
ニューヨークの交通手段として有名なのはイエローキャブと呼ばれ
ている黄色いタクシーです。タクシーも日本より遥かに安く初乗りが
2.50ドルです。ドアは自動ドアではありませんので、自分でドアを
開け閉めします。 日産 「NV200」 がNY市の標準タクシーになり、
切り替えが進んでいるようです。 乗る機会がありましたが、座席が
とても広く乗り心地よかったのですが、運転手のお兄さん場所がわ
からないようで、スマホでナビを触りながら運転してました。、アメリ
カでもスマホをいじりながら運転するのは良く無いと思うのですが。
しかも前の車にクラクションの嵐を浴びせながら、右左に追い越し
突き進みました。NYに来て、初めて生きた心地がしませんでした。
こ、怖い。(笑) 降りるときは陽気な運転手さん 「Have a safe trip
(旅行楽しんで)」 というので、思わず 「you too! (あなたも ! )」
と言ってしまった。ケラケラ笑いながら、ここでも運転手さんに熱い
グーで手を合わされました。チップは料金の15%~20%が相場。
浄水器 「BRITA (ブリタ)」  (右)
海外に行くと飲み水に気を使います。ニューヨークの水道水はその
まま飲んでも問題ないとされています。が、そのまま飲むにはちょっ
と抵抗があります。見た目ちょっと茶色いし・・・。多くの人はポット型
浄水器 「BRITA (ブリタ)」 で水道水をろ過して飲むのが普通と、話
を聞いてからドラッグストアに行ったら、あったあった売ってました!
浄水した後は透明できれい案外美味しい水でした。 NYに来てから
シャンプー後は髪がごわごわするんですけど、これを使ったら手触
りがつるりんこんって感じでした。ミネラルウォーターの単位が1ガロ
ンサイズのものも売っています。ガロンなんて原油の単位でしか聞
いたことないです。1ガロン=3.78 リットルですから、まるで液体
洗剤のような巨大さです。デカかった~。

CC19443.jpg CC19289.jpg
 「ゴミ箱」 (左) 
日本では街中にあまりゴミ箱を見かけませんが、NYでは普通に
街角ごとに必ずゴミ箱があったので、逆に違和感を感じました。
ゴミ箱がどこにでも設置されているのにゴミが落ちまくって道が
汚いのにびっくり! ゴミ箱の周りもゴミだらけ。ポイ捨てても清
掃する人がいるので、なんとかなると思ってしまうのでしょうか。
ゴミに対する意識は日本のほうが断然高いな、と思いました。
「トイレ」 (右)
アメリカのトイレは一般に広々としているので、その点はいいの
だけれど、慣れないと居心地が悪いのは、妙にスカスカした上
下のスペース。ドアや壁の下が30センチくらい空いているので、
隣の人の足元も丸見え。その昔、公衆トイレ内でドラッグ、強奪、
殺人などの犯罪が多発したため、犯罪防止のためにこのように
なったらしいです。マンハッタンは公衆トイレが少ないので大変。
自ずと、スタバやマックはいつも行列で、店によっては店員に鍵
を借りて使用します。それに男女共用で汚いです。日本は公衆
トイレも多く、世界一綺麗だと、こちらの女性が言ってました。
デパートのトイレは宮殿みたいとも。嬉しくなりますね。うふ

CC19627.jpg CC19626.jpg
CC19625.jpg CC19624.jpg
「横断歩道 ・ 信号」
歩行者の横断歩道進めのマークは人の形をしています。(上左) 
"待て" の形をした手形が歩行者用の赤信号です。(上右) 面白
いのは、一部の信号ですが、赤 ・ 青信号に変わるまでにあと何秒
かを表示する信号もあります。(下右) 東京でも新しい信号では
タテ棒が少しずつ減って下がっていくタイプが出て来ていますね。

ニューヨークに来て一番驚いたのが、信号が赤なのにみんな平気で
渡ります。日本人では考えられないようなお行儀の悪さです。(下左) 
いわゆる信号無視。日本では歩行者は当然ながら、横断歩道で信号
が赤の場合は、青に変わるまで待ちますよね。 ところがニューヨーク
では赤信号でも車が来なければさっさと渡るのをよく見かけます。車
が来ていないのに人間様が待つ必要はない、などとでも考えている
のでしょうか。ただ信号が赤でも十分に確認して渡ります。怪しい人
達がたむろしているのはたいてい交差点です。場所にもよりますが、
まじめに立ち止まって信号を待っている方がむしろ危険を感じます。
「郷に入りては郷に従え」 で、そういう私も、ニューヨークに住み始め
たばかりの頃は、日本流にきちんと交通規則を守っていましたが、今
では立派な 「ジェイ ・ ウォーカー (交通規則を無視する人)」。本当に
環境というのは恐ろしいものです。赤信号、みんなで渡れば怖くない。

CC19316.jpg 
CC19318.jpg CC19314.jpg CC19317.jpg
「デパート (メイシーズ)」
デパートの角には "The World's Largest Store" (世界最大のストア)
と書かれているとおり、アメリカを代表する老舗デパートのメイシーズ。
店内に入ると1階は化粧品売り場。高い天井で派手だが、階を上がっ
ていくと地味に。でも高級ブランドからお手軽アメリカカジュアルまで、
古き良きアメリカを感じさせる魅力的なデパートでした。(下中) 日本
の化粧品 ・資生堂もテナントとして入っていました。(下左) 印象的な
のは、このデパートの名物、木製のエスカレーター。1902年の創業
以来ずっと働き続けており、アメリカ最古のものだそうです。(下右) 
上層階にあり、最初、乗るのが怖いと感じましたが、コットンコットンと
音を立てて動いていました。音までレトロ。ぎこちなく感じるのだが、
何故か落ち着くような趣があって個人的には好きです。

デパートやブティックでは店員が手助けに寄って来た時、案内はいら
ないと断っても、物を買うときには最初に来た係員に買うことを告げる
のが礼儀のようです。売り子は歩合給がほとんどのようで、店によって
は、一人で支払い場に行くと、誰か手助けした人はいるか、と尋ねる
場合があるそうです。支払い場の店員の仕事が遅い感じがする。お客
もクレジットカードを利用する場合が多いので、その手続きでも時間が
かかるようです。またニューヨークでは、洋服や靴など身につける物に
対しては、$110 までの商品は全て消費税が免除となっています。
$110 以下の衣類でしたら、どれだけ購入しても無税。免税店のよう
なタックスフリーなのです。これがニューヨークがショッピング天国と呼
ばれる理由です。

CC19373.jpg CC19355.jpg
CC19311.jpg CC19312.jpg
アメリカに滞在または居住していると、多くの人が恐らく日本にある
お店についてつい恋しくなってしまうのではないでしょうか? かく
いう私もそうで、NYにいて時間が空くと、ついつい 「日本」 を感じ
られるところに足が向いてしまいます。 店によっては日本との価格
差にビックリするけども、行くと安心するんですよね。

「ユニクロ」  (上)
誰もが身につけられるベーシックなファッションを追求するユニクロ。
入り口のところでお馴染みのロゴを発見。階段をのぼって2階に上が
ったところにスターバックスがあって驚き。店は非常に広くて、商品が
いたるところに整然と並べられ、お客さんで賑わってました。店員さん
は挨拶もできていて接客はよかったです。

「鮨 ・ 銀座おのでら」  (下左)
「全米で一番の高級鮨」 として、味だけでなく、おもてなしや、日本と
同じ高品質の江戸前鮨を提供する高級鮨店。旬のおまかせ握りコー
スが$300とか。東京・銀座の店に一度だけ上司と訪れたことがあり
ますが、3万円以上はする高級店でした。庶民には敷居が高いです。
「無印良品」  (下右)
マンハッタンの5番街に2015年11月にオープンしたばかりの米国
内の無印良品店舗としては最大の面積を有する店舗です。無印良
品では、衣料品から家庭用品、食品など日常生活全般にわたる商
品をつくり、 販売している店。NYに在るのがちょっと驚きでした。

CC19352.jpg 
CC19354.jpg CC19353.jpg
「プラザ・ホテル」
「プラザ合意」 で知られ、数多くの小説や映画の舞台となり、世界
のVIPが宿泊する歴史あるホテルです。真の大理石を使ったフロ
アーのモザイクと柱。足が沈むような感覚のカーペット、壁に施さ
れた彫刻。建物自体が芸術作品という感じのホテルでした。アメリ
カのホテルは部屋単価が基本になります。一泊一人の値段の表
記ではなく部屋ごとに料金が設定されており、その料金でホテル
が提示している人数まで泊まることが出来ます。

「お客様は神様です」 と、日本ではサービスマンやお金を受け取る
側はつねに下に置かれますが、こちらではサービスという価値を提
供し、お客はその対価としてお金を支払う。等価交換であり、そこに
上下の関係はなくサービスマンとお客は対等です。サービスとは何
なのか、スタッフ、利益、顧客、サービス業のビジネス社会を真剣に
考えさせられました。

CC19358.jpg 
CC19363.jpg CC193651.jpg
「レストラン」
ニューヨークは世界の食の台所と呼ばれ、世界各国の料理を手軽
に楽しむ事ができます。超高級レストランから、地元の人が日常通
うレストランまで多種多様に軒を連ねています。日本と違って各テ
ーブルに専用のスタッフがいて、常にそのスタッフと対応します。
気になるのはチップですが、消費税8.875%額の2倍が目安の
ようですが、最近では18%以上がだいたいの相場とされています。
こちらではテーブルで会計するのがほとんどです。職場の仲間が
歓迎会兼ねたディナーを開いてくれ、家族の方も参加されて感激。
(下左) 一皿の量の味も日本人好み(下右)、店内の雰囲気も良く、
ワインが進みました。レストランによっては、服装に制限があります。

「チップのお話し」
ランチのお店などに入って、現金だとチップにちょうど良い金額に
なるような少額の紙幣を持ち合わせてなく、最初これで悩みました。
食べたランチが税込で$9.95、も財布には20ドル札しか入って
いない。まあ、気前の良い人ならテーブルに20ドル札1枚置いて、
そのままサンキューと言って出てくるのでしょうが、100%のチップ
率はあまりにも高額です。20ドル札出して ”Can i have change?
(おつり頂戴) ” と言ったところ、店員さんは5セント硬貨の他に
5ドル札1枚と1ドル札5枚を返してくれたのです。私は初めてこれ
をやった時に感動したのですが (考えてみれば当たり前ですが)、
私が店員だったなら何も考えずに、5セント硬貨と10ドル札1枚を
おつりに返します。現金で支払っておつりを貰う場合は、客はチッ
プを支払う適当な小銭を持っていないからという意味をよく理解し
ているのですね。そして戻ってきたおつりから5セント硬貨と1ドル
札2枚をテーブルに置いて帰れば良いわけです。意外な心使い
に感激したものです。チップがあるので常に小銭は必要でした。

CC19380.jpg CC19376.jpg 
CC19392.jpg CC19439.jpg
「朝食」  (上)   
アメリカの朝食と言えば一般的に、卵料理にベーコンとパン、ポテト
とオレンジジュースまたはヨーグルトとコーヒー等、野菜やチーズが
入ったオムレツも人気です。オムレツにはベーコンもしくはソーセー
ジそして、トーストやポテトが添えてあり、どこで食べてもトマトケチャ
ップをつけて食べるようです。 共働きの多いアメリカの朝は大変慌
ただしく、簡単に調理できて済ます朝食のようです。 「しっかりとし
た朝食」 は週末に家族揃ってレストランやカフェで優雅に朝昼兼用
のブランチとして食事をする姿が多く見られます。日本のようなご飯、
おかず、お味噌汁といった手の込んだ朝食とは全く違いますね。

朝 食の女王の店 「サラベス」  (下)
言わずと知れた 「朝食の女王」 のお店サラベス。(下右) 日本でも
話題になってる店で、雰囲気・味ともにやっぱりNYで食べたほうが
おいしい気がすると思って訪ねました。 日本と同じように凄い行列
でした。定番のエッグベネディクトを注文。(下左) たまごのトロ~っ
がたまりませんっ! ハムの塩味が隠し味となって卵とのハーモニー
が絶妙でおいしかったです。・・・・・・が、「フレンチトースト」 「ソーセ
ージ杏ジャム添え」 の3品を頼んで40ドルくらい。 本場サラベスで
エッグベネディクトを食べた~ と自慢したら、かみさんと娘に朝食に
40ドルもかけるなんてバカみたいと言われショボン。(笑) 確かに
朝食にここまでお金をかけた記憶はありません。 日本人観光客も
多かったです。満腹のお腹を抱えて、セントラルパークを散歩して
消化させました。

CC19399.jpg CC19387.jpg
CC19455.jpg CC19786.jpg
「ランチ」
ニューヨークは高層ビルの合間に小さなデリやレストランがひしめき
合っている感じ。デリは総菜やパンなど軽食を販売している店です。
備え付けの容器に入れてレジで重量分払う惣菜量売りコーナーがあ
るところもあり、食費を抑えるには一番いいかもしれません。またベン
ダー (屋台) の数が多い。(上左) 高層ビルの谷間には広場もあり、
階段に腰を下ろして行き交う人を眺めながら、スーツで、ミニスカート
で、ベンダーランチを食べるのがニューヨーカー。おしゃべりをしたり、
勉強したり、とにかく日向で優雅にランチタイムが基本とか。 (下右)
ニューヨークのランチも店で食べる方が多いですが、同僚のお供で出
掛けると、ボリュームのある物を女性でもペロリと食べちゃい驚きます。
(上右) 食べ物の選択肢は多くても、結局はポテトやハンバーガーと
コーラが大好きなアメリカ人たち。(笑)

会社の昼休み事情を紹介すると、こちらは日本の会社のように決め
られたランチタイムはなく、好きな時間にランチを食べる。11時でも
14時でもお腹が空いたらそれが自分のランチタイム。バラバラの時
間に食べているから、同僚も相手が自分のデスクで食事中でも気に
せず、仕事の話をしてくる。かといって買い物や友人と外食するため
に1 時間くらい抜けることが悪いわけではない。とにかく、終業まで
にやることやればOKなのだ。中にはその間、ジムに通う人もいる。

CC19457.jpg 
CC194521.jpg CC19458.jpg
お店での初体験談。 
お腹がすいたので店に入って、メニューで目に付いたセット物が面
倒くさくなさそうと思い注文した。ところがそう思ったのが運のつき。
店員のお姉さん曰く、「卵はどうするんだ。スクランブルなのか、サニ
ーサイドアップなのか」 「肉はミディアムなのか、ウェルダンなのか」
「パンはどうするんだ、7種類もあるぞ、バターはつけるのか、いらな
いのか・・・」。 そのたびに私は聞き返したり、アウアウ言ったりして、
いや~疲れました。 その上、飲み物を頼もうと 「コーラ」 と言うと、
「それはあっちの棚にあるから自分で持って来い」 と。 実際にはそ
んな乱暴な言い方をしているはずはないのですが、慣れない英語を
聞いていると、どうしてもぶっきらぼうな言い方に聞こえるんですよ。
だからなおさら焦る。 いっそ 「as you like (あなたが好きなように)」
とか言おうかとも思ったのだが、余計に変な日本人と思われそうで、
「あー、サニーサイドアップ」 とか、「バタプリーズ」とか、 肉は思わず
「しょうが焼きにして下さい」 と言う始末。 (笑) 聞き取れた単語を
そのまま返して何とか解放してもらいました。コーラのペットボトルが
日本より2 回りほど太い。ペットボトルに限らず、飲み物なら皆、日本
のLが普通サイズで日本よりかなり多い量。アメリカ国民太るwa。

CC19344.jpg CC19328.jpg
CC19342.jpg CC19341.jpg
ラーメン店 「博多 一風堂」
海外で暮らしていると、日本の味が恋しくなります。それをあえて異
国で食す、というのも悪くはありません。日本の人気ラーメン店 「一
風堂」 (上左) を訪れました。結構な人気の様で待っている人も多く
ちょっとびっくり。ラーメン屋というよりお洒落なラーメンレストランとい
った感じの店内です。 座席はカウンター席 (下左) と、隣にテーブ
ル席の部屋があり日本よりかなり広かったです。 「イラサリマケー
(いらっしゃいませ)」 といった変な日本語が飛び交い、それまで
英語オンリーの世界にいたので、不思議な感覚に陥りました。

入り口を入るとカウンターがあり、名前と人数を伝え待ちます。(上右)
混んでる時はバーカウンターで一杯飲みながら待ちます。レストラン
に来たという感じなので、サイドメニューを頼む人が多く回転は遅い
です。お馴染み 「白丸元味」 を注文。間髪おかずに 「カタメンか?」
と片言の日本語で聞いてきた。ほ~ほ~、良いじゃないですか。アメ
リカ人店員さんも、店から日本人には硬麺か聞けと言われているの
だろう。出来上がったのがこれ!(下右) まずスープを一口飲んで
みると、確かに一風堂の白丸の味! 「ああ、この味」 懐かしい舌の
記憶がよみがえりました。チャーシューは大ぶりで食べごたえあり!
ほとんどの客は日本よりも大きめのレンゲの中に麺を入れて、そこ
にスープを入れて食べている。すすっていない・・。ラーメンとはこう
やって食べるんだという感じで、ズルズルと音を立てて食べました。
そしてお勘定。単純にラーメンだけでも14ドルする。税金とチップを
付けて一杯約1800円くらい、日本の2倍以上。高っ~。職場の女
の子二人を誘ったので、サイドメニューも頼み、合計で1万円かか
りました。ラーメン屋で1万も使えるか~と心の中で叫びました。(笑)
日本なら3人で3千円。祖国の味は異国では高いということですね。
 
CC19346.jpg CC19485.jpg
CC19350.jpg CC19349.jpg
「大戸屋」
池袋で仲間と一緒に麦とろご飯をすすったあの大戸屋さんです。
ニューヨークへ来て初めての日本食。久々のトロや焼き魚や帆立に
舌鼓を打ちながら、「うーん,やっぱ日本食って美味しいな」 と改め
て感じた。わさびが鼻にツーんときくのも、この日ばかりは何だか嬉
しかった。一階がカウンターと二階はテーブル席で、駐在員には重
宝されいるらしい。本物志向の美味しい日本食が食べられるとして
常に混み合っているようです。ご飯、みそ汁、おしんこ、梅を添えた
茶わん蒸しがセットになったランチの定食メニューには、「熟成豚バ
ラのシナモン焼き定食」 が15ドル、「しまほっけのゆう庵焼き定食」
(18ドル) と、日本人が普通に食べている食事に近い味で、お腹
いっぱいになった。魚とご飯を食べる習慣のないアメリカ人同僚は
初めてホッケを食べた、と言う。i以後、日本食お気に入りらしい。

日本にはチップ (心付け) という習慣がないので、煩わしいものです。
アメリカのレストランではウエイターやウエイトレスは固定給が安く、チ
ップが主な収入源となるので、サービスの代価としてのチップを置い
てもらわないとただ働きとなってしまう。洋食だと注意しても日本食レス
トランは必要ないと思うのか、日本人はチップを忘れてしまう人が多い
ようです。通常日本食レストランでは観光客と見るとチップを勘定書き
に加えてくる場合が多いそうですが、チップを置いていかなかったり
すると、出口で従業員が、チップは必要なので置いていって欲しい、
と説明するらしい。アメリカではチップはとても大切なものなのですね。

CC19369.jpg CC19368.jpg CC19370.jpg CC19371.jpg
CC193591.jpg
「最後の晩餐会」
帰国が決まって、同僚のトーマスさん一家が食事に誘ってくれました。
店内はカジュアルな雰囲気でラフなお客さんばかり。気負わず美味し
いイタリアンがリーズナブルに味わえる居心地のいいお店でした。
店員さんもとっても感じが良くて、隣のテーブルの老夫婦が 「世界中
に旅したが日本が一番素敵な綺麗な国だったわ~」 と、話しかけて
きて楽しい雰囲気でした。

職場では何かとお世話になったトーマスさん。大学時代日本語を習っ
ていたという奥さんは、「これ、美味しいデシタ」 などと、よくありがちな
怪しい日本語を話す。生活面ではお世話になりっぱなしでした。お子
さんのお姉ちゃんの方は日本大好き。特に漢字にとても興味を持って
おり、特に 「へん」 と 「つくり」 で構成されているところやアルファベ
ットと違って一字一字 「意味」 や 「形」 を表すというところが非常に興
味深い凄い子でした。いわゆる表意文字、表形文字ってやつですな。
言われて見ればそうだよね。例えば 「峠」 なんて字はすごくわかりや
すい。山の上りと下りの境目。イメージしやすい。私が 「門がまえ」 の
漢字をいくつか書きながら、意味を説明したらとても嬉しそうに眺めて
いた。その後、いろんな漢字を書き最後に上級編とし、「魚へん」 でい
くつか書いてあげたら 「ギョ!ギョ!ギョ!オールギョ!」 と、それは
それはたいそう喜んだ。彼女に今度、寿司屋の湯呑みプレゼントした
ら卒倒するほど喜ぶと思う。ひらがなとカタカナと漢字を使いこなす
日本人はとってもすごいのだと自慢してしまった。大人げない。(笑) 
下の子はもうキティーちゃん大好きで、部屋中がキティーちゃんグッ
ツで一杯でした。この日もキティーちゃんのシャツを着てました。

 CC19635.jpg
ニューヨークは 「決して眠らない街」 「世界の首都」 など多くの異名を
持ち、多種多様な言語と文化が折り重なり、多くの人々を惹き付けて
いる魅力的な街、それがニューヨークです。人口の約3分1が外国人
のニューヨークには、アメリカ国内からも、ニューヨークの持つ独特な
文化、多様性、生活、世界観およびビジネス・チャンスを求め多くの
人が集まっています。こんなダイナミックな都会で、いろいろな価値
観を持った人との出会い、最高峰ともいえるさまざまな文化を味わう
チャンスなど、魅力がいっぱいでした。世界中の人々が集まるニュ
ーヨークはまさに人種の坩堝であり、どんな人でも自分の居場所が
見つかる・・・。そんな都市かもしれません。

                          ・・・・・・ つづく




未分類 | TRACKBACK(-) | COMMENT(-) |










CALENDER
08 ⇔ 2017/09 ⇔ 10
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
AquariumClock 2
プロフィール

Author:takasan
ようこそ!

ちょっとした幸せな風景
あたたかな気持ち 
風船に乗せてとばします
拾ってくれた人の心に
ほんわかと届きますように。

ライブカメラ
最近の記事
リンク
このブログをリンクに追加する