一ヶ月に2回満月を迎える月を「ブルームーン」という。 そのブルームーンを見ると願い事が叶う・・・・。






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「大切なものを守る強さ」

...2015/07/19 08:00...

梅雨明けが気になるこの時期。
四国と中国を縦断した台風11号は、近畿を中心に西 ・
東日本の広い範囲で大雨をもたらし、各地に甚大な被害を
もたらしたようです。皆さんの所は大丈夫だったでしょうか?

さて、
かみさんが連日、お中元で実家の母とデパート周り。
年末のお歳暮と並んで、贈り物の行き交うこの時期。
お歳暮に対してこの時期の贈答品の熨斗には 「お中元」
と書かれますね。7月の15日は 「中元」 の日でした。

中国には昔から三元思想というものがありました。
天地人とか松竹梅、年月日というように三つのものの
組み合わせで物事を考える考え方です。麻雀の白 ・発 ・
中で 「大三元」 なんていうのもまさに三元なのです。(笑)

雑学に詳しい知人によると、中元の日生まれの
「地官赦罪大帝」 は、人間が犯した罪を許してくれる神様
なので、この日、自分の犯してしまった罪の懺悔の意味で、
普段お世話になっている人に贈り物をするという慣習が
あって (中国で) それが日本に伝わって、現在の日本の
「御中元」 と称されるようになったという。

現在のような御中元行事が出来上がったのは、夏の最中
に売り上げが落ちる百貨店などの売り上げ向上対策として、
この御中元の慣習を利用したものだと言われているようです。
ちなみに、7月15日の中元の日を過ぎてからの贈り物の熨斗
には 「御中元」 ではなく、「暑中お見舞い」 と書くのだとか。

7月15日といえば、新暦の日付で見るとお盆&お中元の日。
親族が集まって、亡くなったご先祖様の法要を行う日です。
お中元の方は、この新暦の日付で行う方が結構いますが、
お盆の方はというと、旧盆の8月15日に行ない、ほとんど
新暦の日付で行われる方はいないようです。でも・・・・・
生まれも育ちも東京という私たちは、この時期に行います。
同じ日付の年中行事が、なぜこんな風に分かれていったのかな?
そんなことが気になった、今朝の朝でした。

I hope you have a nice day.
   (すてきな一日をお過ごし下さい)


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「大切なものを守る強さ」


小学校の同級生に勝 (まさる) 君という無類の泣き虫
少年がいた。背丈順の整列では卒業するまで後方にいた
巨体の持ち主だったが、どうしょうもなく気が弱かった。
国語の朗読時間に先生から指名されるとウルウル。
読めない漢字に詰まるとポロポロ。そんな彼を仲間たちは
いつも失笑していた。付いたあだ名も 「負ける」 君だった。

その彼が、一度だけクラスを驚かせる事件を起こした。
帰り際の反省会で勝君が前日の掃除をサボった。
クラス中にブーイングが飛ぶ。巨体を机に伏せて泣く勝君。
先生に理由を問われると小声で 「おじいさんが入院した」
ことを告白した。誰かが 「それくらいで泣くなよ」 となじった。
さらに何人かがなじった瞬間。勝君は突如立ち上がった。
両手をグルグル振り回し、次から次へと仲間をなぎ倒した。

数日後の教室は重い空気に包まれた。
事件直後は彼の暴力行為、凶暴さを非難する仲間も
いたが、その後は誰も勝君を責めることが出来なかった。
おじいさんが病気で亡くなった。みんなが誤り、励ました
ことを覚えている。心に負った傷は 「それくらいのこと」
では済まされなかった。一世一代の勇気を振り絞った
勝君の強さは際立っていた。

記憶の底に沈んでいた昔を思い出すきっかけとなったのは、
友人から借りてきたサッカー ・ ドイツW杯の決勝戦のビデオ
を観たからだ。フランスのジダン選手が生涯最後の一戦で
暴力行為を犯し退場処分させられた。後に罰金を含む
ペナルティーを言い渡された。引き金はイタリアの選手
から浴びせられた家族への侮辱発言だった。

ジダン選手の気持ちも分かるがスポーツでルールを
逸脱した暴力は許されない! スポーツに限らず、
私たちの日常で暴力はご法度だ。しかしジダン選手が
選んだ行動は、人間の内面には譲れない牙城があること
を痛感させる。「後悔はしていない」。彼の言葉からは、
自分を産んで、育ててくれた原点の重みが伝わってくる。
時にルールを逸脱しても譲れぬものがある。
それが人間誰しもが持つ 「情け」 ではないか。

暴力行為だけを取り出せば責められてしかるべき愚行だ。
しかし、理不尽な攻撃には、毅然とした行動をとることも大切だ。
そこを伝えることも大人の責任ではないか。
善悪を識別する感性を教えることこそ、本当の意味での憎しみ
や暴力、差別を排除することにつながるのではないだろうか。

あの事件から、勝君は変わった。
中学では発言力の強いグループと行動を取るようになり、
高校では硬派な応援団に所属していた。大切なものを
守ったあの日の行動は、何よりも周囲の目を変えた。

ビデオを見終わって、ジダン選手のあの事件で、後に理由を
知った時のことを思い出しながら、ふと、考えてしまったのです。
勝君の病気のおじいさんを思う人間くささ。
ジダン選手の家族を侮辱するヤジに立ち向かう姿。
本当の強さを感じた気がします。
時には 「大切なものを守る強さ」 って大事ですよね。


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~ 涼しげな江戸の夏の風物詩 ~
入谷朝顔市  浅草ほおずき市  2015

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江戸情緒豊かな夏の風物詩が開催された。鬼子母神の境内と
周辺の言問通り沿いを埋める下町情緒色濃い市。日本最大の
入谷の朝顔市。そして観音さまの功徳日にならい室町時代以
降から続いている 浅草の浅草寺で 「四万六千日」 と共に開催
される浅草の 「ほおずき市」。かみさんが両方に出かけるという
ので、写真を撮ってきてもらうため、写真の撮り方を特訓。(笑)
予想以上の出来栄えだったので、ちょっと紹介します。
今年は両方とも平日開催でした。涼しげな江戸の夏の風物詩
を楽しんでください。

  「浅草 ・ ほおずき市」  2015

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かみさんが実家の母と浅草へ、四万六千日参りに行って祈祷札
「黄札」 と 「雷除札」 を授与されて来たようです。ついで に境内
で開催されている 「ほおずき市」 にも立ち寄ったようです。

観音さまのご縁日は 「毎月18日」 ですが、これとは別に室町時代
以降に 「功徳日」 と呼ばれる縁日が新たに加えられました。 月に
一日設けられたこの日に参拝すると、百日分、千日分の参拝に相
当するご利益(功徳)が得られると信仰されてきました。なかでも7
月10日の功徳は千日分と最も多く、「千日詣」 と呼ばれていました
が、浅草寺では享保年間 (1716年~36年) 頃より 「四万六千日」
と呼ばれるようになり、そのご利益は四万六千日 (約126年分) に
相当するといわれるようになりました。 (下右) この日に開催され
るのが 浅草の 「ほおずき市」 です。 (上)

浅草・浅草寺は創建は628年、都内最古といわれる浅草寺。
地元の人々から愛されているだけでなく、全国から多数の観光客
が訪れる外国人にも人気のスポットです。(下左)

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東京の街に夏の訪れを高らかに告げる風物詩 「ほおずき市」。
浅草寺の境内に立ち並ぶヨシズ張りのほおずき屋のただずまい、
出店の天井に吊るされたおびただしい数の江戸風鈴の、チリン
チリンと鳴るあの風鈴独特の乾いた音の響き、出店内一杯に並
べられたホオズキ鉢のみずみずしい葉の青さ、そしてその赤い
実の輝き。 ホオズキ市の情景には、江戸・東京の夏の情緒の
すべてが凝縮されているようにも思える風景です。

  「ほおずき市」
期間    2015年7月9日(木)~7月10日(金)
場所    浅草・浅草寺境内
時間    午前8時頃~午後9時頃

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浅草・浅草寺の 「ほおずき市」 は、毎年 「四万六千日」 の功徳日
に合わせた7月9日と10日の2日間に開催されます。 どのお店の
ほおずきを購入するか迷うのも楽しいですね。 露店の前で呼び
込みをしている。 素敵なお嬢さん達とのフィーリングが合った店
を選ぶもよし。

元々は、愛宕神社 (東京都港区) の千日詣りの縁日で、薬草とし
てほおずきを売っていたのが始まりです。当時、ほおずきを煎じて
飲むと、子供のかんの虫によく効くと言われていて、愛宕神社の
千日詣りのお土産として持ち帰るのが通例でした。その愛宕神社
の縁日は、観音さまの功徳日にならい四万六千日と呼んでいた
のですが、やがて 「四万六千日」 ならば浅草寺が本家本元とされ、
ほおずきの市が浅草寺境内にも立つようになり、かえって愛宕神
社をしのぎ盛大になったと伝えられています。 鉢に付けられた
風鈴が涼しげになる事から、江戸の夏の風物詩となっていました。

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ほおずきは枝にぶら下がっている実の中に、球形の 「ほんとの実」
があります。年配の方は子供の頃、この実の中身を楊子などで掻き
出して皮だけにしたものを、口に含んで鳴らして遊んだ人も多いか
と思います。ほおずきという名前は、「ほほつき」 (頬突き) の意で、
子供が口にして鳴らす頬の様子からという説もあります。また、昔の
方言で 「オホ」 という名前の亀虫がつきやすかったことから 「オホヅ
キ」 となり、それがしだいに 「ホオヅキ」 になった、という説もあるよう
です。 漢字で書く と 「鬼灯」 だそうです。 「鬼燈」、「酸漿」 とも書く
ようで、いずれも読むのが難しい漢字ですね。

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境内に 「ほおずき」 を売る店が約120軒も並び、風鈴の涼しげな
音色、ほおずきの鮮やかな朱色、そして色とりどりの浴衣姿でそぞ
ろ歩きを楽しむ人々で、浅草寺は下町の市らしい華やぎを見せます。

この日は四万六千日の日ですから、昔から浅草寺には沢山の参詣
者があり、この参詣者を狙って雷除けの呪い物として赤トウモロコシ
が売られていたそうですが、不作の年にはさらに浅草寺から雷除守
護 (かみなりよけしゅご) の札が出されるようになり、この頃から雷除
けの呪い物が赤トオモロコシからホオズキに取って替わったようです。
赤は古来魔よけ、厄よけの効果がある色とされていましたから、この
季節の作物等で赤い物として、赤トオモロコシやホオズキが、この時
期に多い災害である雷を除く呪い物として選ばれたのだと思います。

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ほおずきは6月と7月に薄黄色の花を咲かせる植物です。開花後
しばらくすると果実が袋状の萼 (がく) に包まれ、オレンジ色へと
変わっていきます。主に観賞用として家の軒先に飾られますが、
地域によっては青色の果実が付く種類のものを食用としたり、
煎じて鎮静剤として使用します。風邪や咳などに聞くと言われて
いますが、子宮を収縮する効果もあり、江戸時代には堕胎の薬
として使われていたという悲しい記録もあります。

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かつては薬用で実の青い 「千成ほおずき」 が殆どでしたが、現在
では観賞用で実の赤い 「丹波ほおずき」 が主流になっています。

ホオズキは、植木鉢に3~4株ほど植えられた丹波ホオズキが主力
で、その鉢を粗く編んだ竹籠で包み、その吊り手に江戸風鈴をひと
つ提げて風情を出しています。風鈴 (下左) だけで売っているので
はなく、ほおずきの鉢植えとセットで1鉢2500円です。価格協定が
あるため、どのお店でも同じ値段での販売になります。鉢を宅配便
で送ることも可能で、特殊の箱で全国一律900円のようです。

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鉢植えの観賞用のホオズキも人気ですが、そのほかにも鈴なりに
実をつけた切枝のホオズキもよく売られていて、「切り丹波」 と呼ば
れています。これを求めた参詣客は、家にそれを持ち帰って盆の
精霊棚に飾ります。 「切り丹波」 は千円程度。 (上) ほおずきの
実だけを袋や籠詰めにしたものもあり、こちらは500円程度という。
(下) また 「ひごほおずき」 (竹ひごにほおずきが1つついていま
す) もあるようです。

枝付きの 「切り丹波ほおずき」 は、お盆にほおずきの実を死者の霊
を導く提灯に見立てて、盆棚に飾ります。浅草寺のほおずき市は旧
盆よりも1ヶ月も前なので、鮮度の落ちたほおずきを飾ることになっ
てしまうのではとも思ったりしますが、東京のお盆は新暦の7月15日
ごろが中心ですので、7月9 ~ 10日に買われた人が盆棚に飾るの
は7月13日の迎え火から16日の送り火までの間に飾るために購入
します。もちろん観賞用に買われる人もいると思います。

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ほうずきの露店だけではなく、お祭りや縁日につきものの色々な
露店もたくさん軒を連ねるので、一足早い夏祭りといった風情です。

「酸漿 (ほおずき) の話」
昔、ある旅人が山の中を旅していて、一軒の家を見つけてそこに
宿をとった。翌朝、起きて畑を見たら、美しい酸漿 (ほおずき) が
たくさん紅 (あか) く実 っていたので、それをひとつ取って、中の
種を出して食べてしまった。それをその家の人が見つけて、ひど
く驚き、「お客様は大変な事をしてしまった。 きっと今に大変な罰
が当る」 というて顔色を変えた。 旅人も心配になって、「それはま
た、どうしてか」 と聞くと、家の人は、 「お日様は毎日、東から出
て西へお沈みになるが、そのお日様は夜になると地の下を潜っ
てこの酸漿の中へひとつひとつお入りになる。それで、こんなに
色が紅くなるのだ。酸漿は、お日様の赤ン坊だから。お客様は、
「お日様の赤ン坊を食べたのだ」 と。 以後、お日様に詫びて
「ほおずき」 は口で鳴らすようになったとさ。

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ほおずき市では2日間で約10万鉢のほおずきが売られるそうです。
そして、2日間で60万人の人手があるといわれるほおずき市です。
ほおずき市は朝8時頃から夜9時頃まで開催されますので、仲見
世通りは朝から夜遅くまで大変な賑わいになります。 朝から良い
ほおずきを買いたい人が次々と来訪し、10時を過ぎるとほおずき
の露店会場は大変な賑わいとなり、ほおずき鉢を片手に、ほおず
き娘たちの呼び込みも始まり、会場は大変な賑わいとなるようです。

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風が吹くとチリンと奏でる風鈴の音も風情があり、昔ながらの日本
の夏を感じることができるほおずき市。ほおずき市は、決して華や
かな祭りではありません。ただ、それだけに風情があって、日本ら
しいお祭りということが出来るのではないでしょうか。ほおずき市は、
日にちが決まっているので、土・日曜でないと見物できないだけに
残念ですね。一度は行ってみたい浅草の 「ほおずき市」 でした。


  「入谷の朝顔市」  2015

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新潟に嫁いだ同期生に、朝顔を送ろうと友人と 「入谷の朝顔市」
に、かみさんが出かけました。写真を撮って貰ったので、それを
踏まえて、夏の風物詩、入谷の朝顔市の紹介です。今年は平日
の開催でした。怪しげな空模様だったようです。

「入谷 ・ 朝顔市」
開催日   2015年7月6日(月)~8日(水)
場所     入谷鬼子母神 (真源寺) その周辺 (東京都台東区)
時間     午前5時から午後11時

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下町に夏の到来を告げる 「朝顔市)」 が東京都台東区の入谷鬼子
母神(真源寺)で6日、始まった。早朝から境内やその周辺の歩道
などには120余りの朝顔業者と1000軒の露店・縁日が並び、
8日までの3日間で約25万鉢の朝顔が販売される。

時代劇を見ていると、「恐れ入谷の鬼子母神」 というフレーズを耳に
することがあります。 恐れ入る、という言葉を洒落っ気込めて表現
するフレーズですが、日比谷線入谷駅のすぐ近くに、入谷の鬼子
母神 (下) はあります。鬼子母神は、ご存知の様に、人の児を奪い
取っては食べてしまう悪神でしたが、お釈迦様の教化によって善人
になり、かえって小児を守る神となったので、入谷の神は 「恐れ入
谷の鬼子母神」 と庶民の親しみを受け、参詣人がお詣りの帰りに
植木屋が朝顔を造り、鑑賞させたのがはじまりといわれる。

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もともと朝顔は,奈良時代に薬用として中国より入ってきたもので、
最初は青色のみだったようです。入谷で盛んに朝顔が栽培される
ようになったといいます。

入谷の朝顔が有名になったのは江戸末期の文化・文政の頃に十
数件の植木屋が作り始めたことがきっかけ。明治時代には全盛を
極め、一千種類もの朝顔が花を咲かせ、会場は朝顔を買い求め
る大勢の人で相当な混雑振りだったという。その後、国内の諸状
況により大正初期に廃止されたが、昭和23年に地元の有志と下
谷観光連盟により復活し、今年で66回目を迎えている。毎年40
万人の人出で賑わう日本最大の朝顔市です。

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「団十郎 ・ 朝顔」 (上)   
この渋い色を持った朝顔は 「団十郎」 という名の朝顔で、朝顔と
しては珍しい茶色です。江戸時代に二代目市川団十郎が好んだ
半被の茶に近い事から命名されたようです。 大輪で気品のある
色合と、風合いが、今もなお多くの愛好家に深く愛されている
ようです。一般的にも茶色の朝顔って珍しいですよね。

「桔梗咲き朝顔」  (下)
桔梗咲きは変化朝顔の一つで、シベが花弁化しているため2重に
なっているので桔梗の感じが良く出ています。 昼過ぎからしぼみ
だすとともに色が変化しだし、夕方赤紫になってゆく。 すぼんだ
模様もかわいいようです。 この控え目に咲く桔梗咲きアサガオを
見ると、何故かホッとしますね。朝顔じゃないみたい。

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「曜白朝顔」  (上)  
朝顔といえば昼前にはしおれてしまいますが、この曜白朝顔は
夕方近くまで花びらが開いたままなため、早起きが苦手という 方
におすすめの朝顔なんだそうです。中心から筋状に白い模様 が
入る朝顔の品種です。 最近では、夜中に見頃を迎える新種の
アサガオもあるようです。 朝顔じゃなく夜顔???(笑)

 「覆輪 (ふくりん) 朝顔」  (下)
覆輪とは、花びらや葉の外縁部分が地と違う色で縁どられている
もののことで、外花被片に覆輪の色々な修飾遺伝子が存在する
ことがそれらとの相互作用で色々な表現型を示すようです。 花の
周りの白い縁取りが一層、華やいだ雰囲気を醸し出しています。

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「入谷朝顔まつり」 は毎年、曜日に関係なく7月6~8日の3日間
入谷鬼子母神の周辺で行われています。今年は平日になってし
まいましたが、朝の5時から23時ごろまで行われています。 昼間
は歩道に所狭しと朝顔が売られていますが、夜になると 「言問通
り」 が交通規制になり、露店もできガラリと雰囲気が変わります。
早朝から夜遅くまで多くの人で賑わう祭りです。ニュース等でも
毎年とりあげられる有名な、東京・下町の夏の風物詩なのです。

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「オーシャンブル (琉球アサガオ)」 (上)  
沖縄の琉球あさがおは、朝ブルーの花が咲きます。朝咲いた花
は昼過ぎても咲き続け、その間ゆっくりと色を変えていきます。
そして夕方しぼむ頃には美しいピンク色に変化しているのです。
一般的な朝顔は花が落ちた後に種が出来ますが、種が出来な
い為、株分けで子孫を増やします。とても生育旺盛な品種で緑
のカーテンにもピッタリで、窓や壁を覆って日ざしを遮り 、柔ら
かな日陰をつくってくれるようです。一般的なあさがおが一年草
であるのに対し、琉球あさがおは宿根草なのだそうです。

「絞り朝顔」  (下)
単色だけではなく、縁取り、絞りや斑点模様がはいるなど、花色と
組み合わせると非常に 豊富な花姿があるようです。その中の変わ
り種 ・ 絞り朝顔には、平賀源内も注目していたという。アサガオが
変化するのは 「トランスポゾン」 という遺伝子の仕業で、 花の色や
大きさを決める遺伝子に突然入り込んで頻繁に変化を 起こすため
のようです。愛好家や栽培家の手で育てられ、交配や 突然変異を
繰り返し、とても朝顔には見えない珍しい形態を 「花芸 が良い」 と
言うらしいです。芸をする遺伝子を持つがゆえに人々と 深いかか
わりを持ったアサガオの知られざる姿に魅力さえ感じます。

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入谷の朝顔市は、牽牛星と織姫が1年に一度会う七夕にちなみ、
7月6~8日に開催されます。一般に朝顔の咲く時期ではないため、
当初は大変苦労をしたようです。現在では、ビニールハウスの利用
や栽培技術の発展により、毎年立派な朝顔を咲かせています。

昔の中国では、朝顔の種は薬として非常に珍重され、贈られた人は、
牛を引いて御礼をしたと言われていました。このことから、中国では
朝顔の種のことを 「牽牛子(ケンゴシ)」、朝顔の花を 「牽牛花(ケン
ギュウカ)と言い、日本にも平安時代に伝わりました。そして牽牛とは、
七夕伝説に出てくる彦星のことを指します。(彦星は日本名。中国で
は牽牛といいます。牛飼いの青年です。ちなみに織姫のことは、中国
では織女と呼ぶそう) 朝顔はちょうど七夕の頃に咲く花。加えて別名
「牽牛の花」 と言うので、入谷の朝顔市は、毎年七夕の前後3日間に
開催されるようになりました。

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入谷の朝顔市は、竹につるを絡ませ、一つの鉢に4色の花 が咲く
「あんどん造り」 (上左) が特徴です。 朝顔の色形は種類が たくさ
んあります。 朝顔の値段 は『朝顔組合』 が一律に決め ているよう
で、どこのお店も6号鉢で2000円です。(下左) 小さい鉢で1000
円。(下右) 自分で持ち帰ることもできるようですが、宅急便で送
れるようで、全国一律に900円で、専用の段ボールで届けてくれ
るので安心です。どうしても花がきれいに開いているものに目が
行きますが、これから咲く楽しみもあるので、つぼみの数が多い
ほうがオススメのようです。

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アサガオは、日本人に馴染みの深い夏の風物詩、というイメー
ジの強い植物ですね。絵日記には必ずというほど描かれます。

日本の民話 「朝顔と朝寝坊」。
昔、あるところにとても朝寝坊の男がいました。 男は、朝顔の花が
咲くところを一度見てみたいものだと思って いましたが、起きてみ
ると朝顔はいつも咲いたあとでした。でも、ある日、早起きすること
ができ、朝顔のつぼみが開くと ころを見ることができました。ところ
が、朝顔は開いた途端に しぼんでいきました。男が朝顔に、どうし
てすぐにしぼむのか 尋ねると、朝顔は答えました。「あなたが起き
ているので、 もう昼でしょうから。」 朝寝坊には耳の痛い話です。

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終戦、東京は無惨にも破壊し尽くされ、見渡す限りの荒涼たる焼野
原となり、同時に江戸以来の情緒も、下町の人情も消えうせてしま
いました。人々は、物資の困窮の中を、ただ夢中となって、食糧の
確保と再建に、昼夜分かたずあせっている状態でした。入谷も例
にもれず伝統ある商店も、新参の方々も、かつての良き入谷の再
現に懸命の努力を尽くしました。 昭和 22年に入って商店街の再
建と共に人心の荒廃を療すべ く 「入谷の朝顔」 の再建に努め、
「美しい自然を取り戻そう。花を愛してやさしい心を育てよう」 と
焼けた街路樹の跡や、空地に種を捲き、人々に配ったのです。
こうして、「入谷の朝顔」 が復活しました。

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朝顔は南方の花ですので、永い日照が大切であり、夜露に当てる
事も必要です。水は一日二回ほど日中葉が垂れ下がった時にや
って下さい。出来れば汲み置きの水か、米のとぎ汁なら最適です。
と、お店の方が教えてくれたそうです。訪れたのは午後だった ので、
朝顔も暑さにくたびれたのか、しぼんでる朝顔が多かったそうです。
朝顔は朝早く咲いて、昼頃にはもうしぼんでしまいます。花の はか
ない姿から 「はかない恋」 の花言葉が生まれました朝顔と言うだけ
あって、観るのは朝が一番のようです。

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お客さんとの掛け合い。この鉢は四色ですよ、大輪ですよ~。
うちは笑顔でサービスよ! と威勢のいい掛け声が聞かれたようで
す。 値段が決まっているので、客との駆け引きは無く、客の 要望
にそって朝顔を探してくれたそうです。何しろ蒸し暑く、物凄い人
・・・ 人・・・人。どんよりとした曇り空と暑さもあって、花は少々ぐっ
た りだったが、朝顔を売る声は、あのアメ横の感じに似て活気が
あったようです。 江戸末期から続く江戸情緒豊かな夏の風物詩は
健在だったようです。 夏本番を間近に控えて、一足早い夏を先取
りした 「入谷・朝顔市」 は、一服の清涼剤として癒されたという。
入谷の朝顔市が終わると梅雨も明け、あの暑い夏を迎えます。





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