一ヶ月に2回満月を迎える月を「ブルームーン」という。 そのブルームーンを見ると願い事が叶う・・・・。





いつも訪問して頂きありがとうございます。






良いお年をお迎えください

...2018/12/27 20:11...

年の瀬、
慌ただしい中にも大掃除をする家庭もあると思います。
年末に大掃除をするのは、歳神様を迎えるためらしい。
歳神様は年の初めに家を訪れ、幸福を授けてくれる
神様で稲の魂とも言われるようです。玄関にしめ飾り
や門松を飾るのは目印にするためだという。

さて、天皇陛下の退位によって、
平成31年 (2019) の4月30日には 「平成」 が
幕を閉じます。来年の干支は亥年。十二支の中で
最後の年です。子年から始まった一つの流れが、
亥年でいったん終わりを告げる年でもあります。
終わりというと寂しいイメージですが、この終わり
は実をつけ、種子を宿す終わりなのだといいます。

ということは十二支を植物の一生と考えると、
戌年でたわわに実った果実が種子となり、
エネルギーを蓄えて、次の世代へと向かう準備を
するという意味の年なのです。また、動物の猪の
イメージから、万病を予防するという意味もあります。
これは、猪の肉に万病予防の効能があると信じられて
いることによります。ここから、無病息災の意味が生じ、
猪の猪突猛進な性質から、勇気と冒険の象徴ともいう。

2018年も暮れようとしています。
今年も皆様と、こころ暖まるふれ愛の時間が持てました。
この一年間、訪問して下さった皆様、ありがとうございました。
いろんな人のブログに出会い、いろんな事を知りました。
ブログを読ませてもらい、知恵と勇気と優しさと、
生きることの 素晴らしさを身をもって感じました。
みんなそれぞれ一生懸命頑張る姿に心打たれました。

感謝の気持をいっぱいこめて、 ホットな想いを贈りたい。
日一日と寒さがつのる季節のなかを、 人それそれ笑顔、
ふれ愛が、来る年もまた出会いますようにと・・・・・・願って。

   どうか、よろしく。
   今年、起きた、たくさんのこと。
   出会った、たくさんの人。
   どうか、よろしく。
   来年、実現しそうなたくさんの夢。
   かけている、たくさんの期待。
   どうか、よろしく。
   今年から来年へ・・・・贈ります。
   どうか、よろしく。

皆さま、本当にありがとうございました。
日々、お日様の温もりが感じられ、日本中にたくさんの
笑顔があふれることを、来る年に願いたいものです。
皆様、よいお年をお迎え下さい。





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いつも訪問して頂きありがとうございます。






「学問のすゝめ」

...2018/12/23 13:36...

街中にイルミネーションが飾られ、
クリスマス ・ ソングが流れ、世間はクリスマス
モード一色。「ああ、もうそんな季節か」 と、
ちょっぴり切なくなる人もいれば、ワクワクして気持ち
が浮きだってしまう人もいるのではないでしょうか。

さて、明日はクリスマス ・ イブ。
クリスマス ・ イブと言うのはクリスマスの前の晩という
意味ではないようです。正しくはクリスマスの夜という意味。
つまりはクリスマスは24日、明日の夜が始まりで、本当の
クリスマスとは、24日の日没から25日の日没までの事
なんだそうです。

サンタクロースのモデルは聖ニコラスと呼ばれる人で、
今でいうトルコの辺りの司祭だったといいます。彼は聖職者
ではありませんが、裕福で多くの人々に施しをしたといいます。
死後、彼は聖人の名を与えられました。ただ施し方が変わっ
ています。窓からお金を投げるというやり方でした。たまたま
あった煙突の側にあった靴下に入ったお金から靴下の話
が生まれたという説もあります。

そして、子供はサンタクロースに願いをかけます。
煙突を通してサンタクロースはやってくる。煙突は天に向かっ
て垂直に伸びるため、霊の通り道と考えられていたからです。
煙突を降りてくるサンタクロースは、この世の入り口ではなく、
天からの道を通ってくるのです。加えてサンタクロースは神聖
な人物であり、地面に足をついてはいけないとされていました。
クリスマスツリーに光る星は、聖書にもあるようにキリストが
生まれるときに輝いた星を思い出させるようにあるんだそうです。

サンタさんの格好は、昔は白であったり、緑であったりしました。
では赤になったのはどうしてなのでしょう。1931年コカコーラ社
は、コカコーラのシンボルカラーである赤を起用して、サンタさん
を赤で飾りつけ、広告に出しました。赤いサンタさんは非常に
見栄えもよかったこともあり、見る間に広がり、今の姿に定着
したといいます。

ジングルベルが流れ込む部屋で、丸いケーキを切り分ける。
小さなケーキを分け合う幸せは、そう小さくないと思います。
子どもの頃 「クリスマス」 は、きっとそんな風に家族との絆が
心に残ってたはずです。今年は家族でサンタの話をしながら、
その小さな幸せをかみしめてみませんか?

皆さん!  楽しいクリスマスを.........φ (。・ω・。 ) takasan


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「学問のすゝめ」

「学問のすゝめ」 と言われたら、「福沢諭吉」 と
すぐに浮かびますね。そう、あの1万円札の人です。
初めて 「福沢諭吉」 について習ったのは小学校の頃
でしたが、直後の小テストに出たので特に覚えています。
「学問のすゝめ」 の有名なフレーズとして、「天は人の
上に人を造らず、人の下に人を造らず」 という言葉を
強調して習いましたよね。

当時、と言っても実は最近まで、人類の平等を訴えた
偉い人なんだと、素直な気持ちで思っていました。
しかし、友人たちとの会話の中で気になったんです。
平等を訴えることと、学問をすすめることに
何のつながりがあるんだろう???

調べてみました。そうしたら、その続きとして 「と云えり」
とあって、今風にいうと 「言われている」 になります。
まぁ、そこからさらに続いて 「実際は違って、貧富の差
などがある → それはなぜか? → 学問をしている人と、
していない人の違いだ → 学問をしよう!」 と、ちゃんと
学問を勧めています。ここまで知れば納得がいきます。

皆さんは、親や先生方から学問をすることの大切さを
説かれたことがありませんでしたか? 私も幾度となく
言われました。 しかし、たしかに学問は重要だろうなとは
思いましたが、 具体的にどう重要であるのかについては、
いまひとつピン とこなかったような記憶もあります。

学問の効用は、学問によって事物の真の姿を知ることが
できるということではないでしょうか。 私たちは日々様々な
ものを見たり経験したりしますが、 それは必ずしも真実を
見ているわけではありません。

たとえば、先の震災で人の生み出した科学や技術の力が、
自然の猛威の前にはいかにもろいものであるかを、私たち
に改めて知らしめるものでした。私たちは、まだ多くのこと
を知らないということです。地震学は進歩したとはいえ、
大きな地震の起きるメカニズムを完全に理解するところ
まで はいっていませんし、放射線医学は、放射線の人体
に与える影響についてある程度までは解明していますが、
未知の部分 も多く残されています。

大切なことは、どこまで分かっていて、どこから分からないか、
を知るということだと思います。無知であることは全く違います。
無知とは、その未知のものがあるということを知らないことです。
どこからが分からない部分かを知る、また学問を通じて
知るという ことになるわけです。

学問をすることによって自分の頭で考える力を養う
ことができます。 解決すべき問題を見つけ、その問題は
なぜ起きているのかの理由を考え、 その考えが正しいか
どうかを何らかの方法で確認し、結論を導くという ことです。
そして得た知識を単なる知識に留めず、実際の行動に
生かす ことです。その学問こそが、私たちの生活を潤し、
心豊かにしていく ものだと思います。 学問を通じて
理解できるということが人の知性なのです。

いままでは、当たり前だと思って気にもして
いなかったことや、気になったけど 「まぁいいか」 で
済ませていませんか? 「なぜ?」 を大切にしましょう。
本来何かを新しく知るということは楽しいことです。
というわけで、平成の最後の年にあたり、新たな年
に向かって、私からの 「学問のすゝめ」 です。


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2018年度の出来事 
     今年の一年を振り返って・・・・・・

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JR山手線外回り ・ 京浜東北線南行ホーム (3 ・ 4番線) の田町
寄りに像があります。名称は 「小便小僧」 で、季節や行事ごとに
毎月衣裳を替えることで知られ、乗降客の目を楽しませてくれて
います。この 「小便小僧くん」 の一年間の衣装を紹介しながら、
2018年に起き た出来事を振り返ってみます。皆さんにとって、
今年はどんな一年だったでしょうか。

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そもそも山手線のJR浜松町駅に小便小僧が設置されるようになっ
たのは、 昭和27年 (1952) の鉄道開通80周年に際して、当時
の浜松町駅長が、何か記念になるものはないかと新橋駅の嘱託
歯科医だ った友人の小林光氏に相談し、白い陶器製の小便小
僧が寄贈さ れたのが最初という。 その後、昭和30年 (1955)
5月にプラット ホームの改修工事が行われ、小林氏から新たに
ブロンズ製の 現在の小便小僧が寄贈されたようです。

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2018年に人々の心を動かしたのは、どんな人、場所、瞬間 だっ
たでしょうか。今年1年を振り返ってみましょう。

いよいよ平成30年も最後の月となりました。月並みですが振り返
ってみると、今年もいろんなニュースや出来事がありました。今年
あった出来事でも 「あれ? それって今年のことだったけ?」 って
思うこともあります。年を取るに従って、時間があっという間に過ぎ
ていくって、お年寄りの方が言いますけど、なんとなくわかるような
気がします。(笑) 忙しくて1週間が束でやってきます。年末年始
はコタツでゆっくり過ごしたいところです。さて、前置きはここまで
にしておき、ここでは2018年に報じられたニュースや出来事の
なかから、独断と偏見によりまとめたものをご紹介します。

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「1月 (睦月)」 平成30年 (2018) の干支は戌年、今上天皇在
位30年の節目の年でありもありました。「戌」 という文字は 「一」
と 「戊」 で成り立っていて、刈り取って束にした草と、刈り取りの刃
物を表した象形文字であり、「終わり」 を意味するという。しかし、
良い年にしたい、誰しもがそう願ってのスタートでした。小便小僧
の衣装は定番の正月正装です。似合いますね~

1月は、新年早々に晴れ着のレンタル業者が成人式当日に夜逃げ、
契約した新成人に振り袖が届かない事態が相次ぎました。仮想通
貨「NEM (ネム)」 が580億円相当外部からの不正アクセスで流出。
日本各地で数年に一度の大雪。JR信越線では電車が線路上で立
ち往生、乗客約430人が約15時間にわたり車内に閉じ込められる
等、今年も幸先の悪い年初めだったと思います。

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「2月 (如月)」 何の衣装かな? と思ったらアニメ 「機動戦士ガン
ダム」 の地球連邦軍のパイロット 「 アムロレイ」。「JR 東日本と機
動戦士ガンダム」 がコラボしたスタンプラリーの企画のようです。
小便小僧君の髪型がアムロレイに似ているので、地球連邦軍の
制服を着るとそっくりですね。アムロ行きま~す。

2月といえば、平昌オリンピックでの日本選手の活躍が大きな話題
をさらいました。冬季五輪で、日本が獲得したメダル数は過去最多
を記録。京都大学の昨年入試で出題ミス、新たに17人を追加合格。
自衛隊ヘリが民家墜落、川崎重工業が新幹線の台車亀裂問題の
不備。都内公立小学校のアルマーニ制服に保護者ら苦言。秋篠宮
家の長女 ・眞子さまの結婚関係儀式が延期へ。嬉しいニュースは、
パンダのシャンシャンの公開の大行列。将棋で初の永世7 冠を達
成した羽生善治氏と、囲碁で初めて2度にわたる7冠独占を果た
した井山裕太氏に国民栄誉賞が授与されました。

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この小便小僧くん、
当初は衣装はなく裸の状態であったのですが、ある寒い日に 女の
子が毛糸の帽子を被せたのが衣装を着せる最初とされて います。
その後、浜松町の会社に勤務していた女性が衣装を 作成して着
せるようになったという。その後30年あまりに渡って200 着以上の
衣装を作り続けてきたが、女性の死去により再び小便小僧は裸に
戻ったのです。女性特有の優しい心が伝わってきますね。

その後、昭和61年 (1986) 東京消防庁芝消防署から防災PR用
に 小便小僧に着せる消防服を作って欲しいと港区の手芸グルー
プに依頼があり、それをきっかけとして同年11月から再び着せ替
えが始まり、それ以降は手芸グループにより衣装が毎月変更され
ているようです。良い話ですね。  (*ノω<*) クスン

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「3月 (弥生)」 東京消防庁の服装で 「春の火災予防運動」 です。
「火の用心 一人一人の 心掛け」。消火はお任せあれ頑張ります!

3月、女子レスリング伊調馨選手を被害者とするパワハラ告発状、
強化本部長が辞任しました。リニア中央新幹線工事をめぐる談合
事件で、大手ゼネコンの常務執行役員と部長が逮捕されました。
年金受給者約500万人分の個人情報の入力を委託した東京都内
の情報処理会社が、契約に違反して中国の業者に業務を再委託
していたことが判明しました。これやばいでしょう! またこんな事も。
平昌五輪での日本女子カーリングチームの 「韓国のイチゴ」 発言
に端を発する騒動。農水相は韓国イチゴの9割近くが日本品種を
交配させたものであり、日本品種の保護に務めると説明した。また
財務省が森友学園問題の公文書を偽造したと公表した。

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「4月 (卯月)」 毎年この時期は、「1年生になったら」 「新入社員」
とのムードで、桜花が祝うかのごとく、タイミングよく咲いてくれます。
新年度の始まりです。気持ちも新たに勉強に仕事に頑張りましょう。

4月のニュースと言えば、愛媛県松山刑務所から受刑者の男が脱
走し、数千人規模で捜索。22日ぶり逮捕された。19歳の新人警官
が教育係だった上司を射殺。厳しく注意されたことに腹を立てたと
いう。春巡業あいさつ中に倒れた市長を救命処置した女性に 「土
俵から降りて」 とアナウンス。土俵は古くから女人禁制とされ、これ
までも度々女性の扱いめぐる論争が起きていました。財務省の事
務次官がセクハラ問題で辞任。そして、TOKIOのメンバー山口達
也が強制わいせつの疑いで逮捕された。久々に報じられた 「◯◯
メンバー」 呼称がネット上で話題になりました。

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小便小僧の衣装ばかりではなく、小道具も手作りなんですね。
帽子やランドセル、サンタの袋まで細かくよく出来ています。

「ユーキャン新語 ・ 流行語大賞」
この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に
世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目 ・ 口 ・ 耳を
にぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その 「ことば」 に深くかか
わった人物 ・ 団体を毎年顕彰するもの。年間大賞は、平昌五輪カ
ーリング女子で、男女通じて初の表彰台となる銅メダルを獲得した、
ロコ ・ ソラーレ北見 (LS北見) の各選手が、試合中に声を掛け合う
際に連呼した、北海道アクセントの温かみがある 「そだねー」 が選
ばれた。研ぎ澄まされた頭脳と技術で削り合う攻防戦のなか、選手
の間でいったいどれほど緊迫した議論が交わされているのだろうと
耳を傾けると、聞こえてくるのは 「そだねー」 の声。休憩時間には
ピクニックともみまごう円になっておやつを食べる 「もぐもぐタイム」。
このことばが日本にあたたかな風を吹き込んたのでしょう。トップテン
は、「eスポーツ」、「(大迫) 半端ないって」、「おっさんずラブ」、「ご
飯論法」、「災害級の暑さ」、「スーパーボランティア」、「奈良判定」、
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」、「#MeToo」 でした。

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「5月 (皐月)」 五月の節句。桃から生まれた男の子 「桃太郎」 の
登場です。桃太郎さん、桃太郎さん・・・・・いよ、日本一! 凛々しゅ
うございまする。悪いことが続くので悪い鬼を退治してほしいです。

5月になるとゴールデンウィークで一息。大型連休を思いっきり堪能
してやる気満々も、色々なニュースが飛び込んできました。JR越後
線の線路内で電車にはねられた小2女児殺害事件、犯行現場近く
に住む男性を逮捕。千葉市の飲食店で家族4人切り付け6歳女児
死亡。親族で元千葉市議を逮捕。日大アメフト選手の悪質タックル
が波紋。一般人の学生が実名と顔を公開する異例の謝罪会見を
行ったことで大きな反響を呼び、また監督とコーチが加害選手の
主張を否定する会見を後に行ったことから、社会問題に発展した。

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「6月 (水無月)」 可愛いレインコート姿の小便小僧ですが、肝心
のおしっこを出している姿を見たのは、今年は3月以来2度目です。
どうして? と心配になりましたが、放水の姿にひと安心です。(笑)

6月。ちょうど1年も半分が過ぎました。アッという間の上半期でした。
その中で世界中が最も注目した初の米朝首脳会談が行われました。
国内は東海道新幹線内で、包丁を持った男が乗客を切りつけ、1人
が死亡、2人が負傷した。富山市内の小学校で銃撃事件、元自衛官
の男が警察官から拳銃奪い発砲し、警察官と警備員の2人が死亡。
山陽新幹線で接触事故、52歳男性で自殺とみられる。5歳女児虐
待死で両親逮捕、娘に書かせていた謝罪文に批判殺到。大阪北部
で震度6弱地震、各地で停電、交通ライフラインにダメージ。JAXA
の小惑星探査機 「はやぶさ2」 が小惑星リュウグウに到達。 長崎県
「潜伏キリシタン関連遺産」 の世界遺産登録は嬉しいニュースでした。、

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「2018年のスポーツ」
2018年のスポーツは、平昌オリンピック (韓国) で、日本選手は
スピードスケート女子の大活躍もあり、長野五輪を上回る過去最多
メダル計13個を獲得。日本カーリング界に初のメダルをもたらした
LS北見の 「そだねー」 が大ブームになりました。次 は 『せやねー』
でお願いします。(笑) 一方で、日大アメフット悪質タックル、レスリン
グ女子へのパワハラ行為、審判不正圧力や助成金流用などで日本
ボクシング連盟問題、そしてパワハラ、暴力、組織の無責任体質に
巻き込まれた体操女子。ジャカルタ ・ アジア大会期間中に、バスケ
ットボール男子4選手が買春したと言うのには呆れました。権力を使
って妨害、不正やハラスメントなどのガバナンス問題が次々と明るみ
になりました。東京五輪を前に、この先もっと、スポーツ界の闇が暴
かれていくと思うと、子供達の夢を壊すような不祥事は、勘弁して
ほしいな・・・・・。買春とかさあ・・・・。

大谷翔平選手が今年、日本ハムからメジャーリーグ移籍して大活躍
したこと、女子テニス ・ 大坂なおみ選手が全米オープンを制し、日本
人初の四大大会で優勝したこと、フィギュアスケートの羽生結弦選手
が最年少で国民栄誉賞を受賞.。フィギュアスケートの紀平梨花選手
が、浅田真央さん以来となるG Pデビューシーズンでのファイナル
制覇を達成したことも記しておきます。

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「7月 (文月)」 黄色の帽子、黄色のひまわりTシャツ とてもキュー
トですね。 夏だ! 夏だ! 夏がやってきました。みなさん、ひまわり
のような明るい心を大切にしましょ。ひまわりでスマイル!

7月になり、W高気圧のせいで、気温も37度以上の 「スーパー猛
暑日」 が多い夏で、うんざりも時間だけが過ぎてゆく。埼玉県熊谷
市で、国内の観測史上最高となる気温41.1度が記録されました。
校外学習中の小1児童が熱中症で死亡。熱中症で65人が死亡。
一方、広島、岡山など西日本を中心に記録的な大雨、死者200人
を超す平成最悪の豪雨災害の事態となった。オウム事件では、オ
ウム真理教の元代表 ・ 松本智津夫ら死刑囚13人の刑を執行した。
大学を受験した自身の子どもを不正に合格させてもらったとして、
文部科学省の学術政策局長が逮捕されました。嬉しいのは五輪
フィギュア連覇の羽生結弦選手が最年少で国民栄誉賞を受賞。

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「8月 (葉月)」 JR浜松町駅の小便小僧へ立ち寄ったら、無い、
今まであった小便小僧の像が無いんです。閉鎖かと思ったのです
が、ホームドア設置の関係で場所を移動する為の工事でした。ホッ

8月、夏は異常に暑く、各地で35度以上を記録する日々でした。
家にいる間はクーラーをつけっぱなしにしないと体が心配でした。
岐阜市の病院で入院患者4人が熱中症で死亡。エアコンが故障
していたと説明。頼むよ!あれだけ熱中症に気をつけての呼び
かけがあったのに病院がこれじゃぁね。審判不正圧力や暴力団
との交際や助成金流用などで日本ボクシング連盟の会長が辞任。
強盗致傷、強制性交容疑で逮捕され拘留中だった男性が脱走。
中央省庁で障害者の雇用水増し疑惑や徳島の阿波踊りで、運営
赤字から総踊りの中止での問題もありました。何より、嬉しかった
のは行方不明の2歳男児をボランティア の方が発見したことです。

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これまで小便小僧があった位置は、ホームに停車した電車の先頭
車両付近でした。2019年度末までにホームドアを設置する予定で、
スペースが狭くなる為に、乗り降りに支障しない位置へと移設したよ
うです。以前よりも田町寄りのホームの端っこに移っていました。

「今年の漢字」
今年の漢字は、1995年から漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝え
るための啓発活動の一環として始めました。毎年年末に一年の世相
を表す漢字一字を全国から募集。そして、最も応募数の多い漢字を
12月121日 (いい字一字) の 「漢字の日」 にちなんで、京都 ・ 清水
寺で貫主の揮毫により発表されます。 一年を振り返り選ばれた漢字
一字からは、さまざまな出来事を回想することができます。
今年の漢字は 「災」 でした。今年は西日本豪雨や北海道胆振東部
地震、大阪府北部地震、台風の上陸など自然災害が相次ぎ、防災
や自助、共助への意識が高まったことが反映されたのでしょう。また、
仮想通貨の不正流出やスポーツ界のパワハラ問題、大学不正入試
問題、財務省決裁文書かいざんなども人災だろうと思います。

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「9月 (長月)」 祭りだい! 日本の祭りで盛り上がろう! 祭だ!
わっしょい! 兄貴、ねじり鉢巻が決まってるね。半被姿が定番。

9月といえば、台風21号や北海道の地震など大きな災害に見舞わ
れた月となりました。一方、うれしいニュースがテニス界から飛び込
んできました。テニスの4大大会の一つ全米オープンの女子シング
ルに出場した大坂なおみ選手が、元世界ランク1位のセリーナ・ウ
ィリアムズをストレートで破り、見事優勝。日本勢初の快挙を達成。
台風21号で関空の連絡橋へのタンカー衝突、空港内にいた人
が取り残されました。北海道で震度7地震、9人が死亡、31人が
安否不明、道内ほぼ全てで停電。元モー娘。吉澤ひとみ容疑者
をひき逃げ容疑で逮捕。宮城県仙台市の交番に男襲撃、犯人と
警官が死亡。歌手の安室奈美恵さんが引退。大相撲の貴乃花
親方が退職届。一連の騒動は何だったんでしょうかネ。

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「10月 (神無月)」 10月と言えばやっぱりハローウイン。各地で
ハローウインで盛り上がりました。小便小僧のハローウイン衣装は
2004年だったと思います。あの頃はこの衣装は何? という感じ。

10月は、渋谷ハロウィン前夜祭でトラブル多発、軽トラック横転ほか
痴漢や盗撮騒ぎもあり、何万人の中から逮捕者を割り出し驚きました。
積水ハウスから55億円を詐取したとして地面師グループら、男女8人
を逮捕した。東京・築地市場が83年の歴史に幕。豊洲市場での営業
を開始しました。京大の本庶佑特別教授が、ノーベル医学生理学賞
を受賞、ガン免疫療法が認められる。世界オセロ選手権で日本の小
学生が世界一になったことは驚きました。帰りの機内では最年少記
録保持者で、ANA機長と遭遇するサプライズも。シリアで拘束されて
いたジャーナリスト ・ 安田純平さんが解放されました。過去2度延期
していた消費税10%への引き上げを2019年10月からと表明した。
増税は致し方ないが、増税で世の中がいい方向に向けばいいが。

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【訃報 お悔やみ】
今年も各界で亡くなった有名人、著名人が多数おりました。合掌。

西城秀樹 (歌手) 5月16日  急性心不全 享年63歳
「傷だらけのローラ」 「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」 などのヒット曲
で知られ、2003年に脳梗塞を発症、闘病生活を続けていた。
一躍、トップアイドルの仲間入りを果たし、郷ひろみ、野口五郎
と共に 「新御三家」 と呼ばれるようになった。昭和の人気歌手。
朝丘雪路 (女優) 4月27日 死因は不明 享年82歳
津川雅彦 (俳優) 8月4日 心不全のため死去。享年78歳
俳優、歌手、舞踊家とマルチに活躍した朝丘雪路さんが死去して
いたことが分かった。アルツハイマー型認知症の療養をしていた。
一方、夫である津川雅彦氏は、映画 「マルサの女」 「ひとひらの
雪」 など、二枚目から悪役まで幅広い役で存在感を示した俳優。
二人はおしどり夫婦として仲の良いご夫婦として人気でした。
桂歌丸 (落語家) 7月2日 慢性閉塞性肺疾患 享年81歳
日本テレビ系 「笑点」 のレギュラーと司会を長く務め、軽妙な語り
口で親しまれた。50年間務めた 『笑点』 出演を卒業し、ここ数年は
入退院の繰り返しで闘病生活だった。落語芸術協会の会長でした。

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わざわざ途中下車する方、定期的に訪れる方 (私もその一人)、
様々な方がこの小便小僧に会いに訪れます。何で知ったのか、
最近は外国の方も見受けられます。「可愛いね」 と話しています。
本当に我が子のように大事にされているんだなぁと思いました。

さくらももこ (漫画家) 8月15日 乳がんのため死去 享年53歳
自身の少女時代をモデルとした代表作「ちびまる子ちゃん」 の作者。
また、エッセイストとしても独特の視点と語り口で人気が高かった。
子供の頃、「青島幸男みたいに偉くなりたい。歌を作りたい。」 と言っ
たが、父親に 「青島幸男は国会議員だ。無理に決まっている。」 と
一蹴された。そのさくらさんが、青島幸男氏を目標とし大人になって
作詞した歌が 「 おどるポンポコリン」 だったようです。
樹木希林 (女優) 9月15日 乳がん 享年75歳
「時間ですよ」 「寺内貫太郎一家」 などテレビドラマやCMなどで活躍、
個性的な演技で際立った存在感を見せた女優でした。樹木さんはす
べての人に対して常に何かをもたらしてくれる人 と言う感じで、率直
に感想を述べてチクリと問題提起をし、そして一緒に考えて、でも、
相手の答えを急がさず、放置することもない。人間に寄り添うのが
とても好きな人だった気がします。
赤木春恵 (女優) 11月29日  心不全 享年94年
「おしん」 をはじめ、「渡る世間は鬼ばかり」 「3年B組金八先生」 など
の出演で知られる女優。大ヒットドラマ 「渡る世間は鬼ばかり」 では、
中華料理店 「幸楽」 の女将を務め、息子の嫁、泉ピン子さんを “イビ
る” 姑役は、はまり役となった。芸能界の母と慕われ、世界最高齢で
の映画初主演もありました。以上、心からお悔やみ申し上げます。

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「11月 (霜月)」  町火消し姿で決まってるねー。秋の火災予防
運動 「火の用心 一人一人の 心掛け」 平成三十年度防災標語
です。火の始末 油断しないで 最後まで・・・・・。放水始め~。

11月に報じられたニュースで、まず驚いたのが日産のゴーン会長
が役員報酬を実際より約50億円少なく見せ掛けたとして、金融商
品取引法違反の疑いで逮捕されたことです。桁違いの額にも驚き
でした。パイロットとの飲酒問題、日本テレビが 「イッテQ!」 ヤラ
セ報道や芸能プロ社長が社員にパワハラ、鍋に顔を突っ込み大ヤ
ケド負わす。韓国の人気グループによる原爆Tシャツが物議呼ぶ
等、相変わらずこの手の問題は後を絶ちませんね。2025年万博
が大阪に決まった。開催は1970年以来55年ぶり2度目という。

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「12月 (師走)」 MERRY CHRISTMAS! 今年最後の小便小僧
は、お決まりのサンタさん。ツリーも袋の飾りも凝ってます。サンタ
小僧から癒しと放水のプレゼントです。

12月はソフトバンクの携帯電話で、大規模な通信障害が発生し、
全国の広い範囲にわたって広がった。同様の障害は日本だけで
なく、イギリスなど、11ヵ国の通信会社でも発生。初めて公衆電
話を使った人もいたという。原因はソフトウエアの認証期限切れ。
札幌市豊平区の飲食店などが入居する木造2階建てビルで起
きた爆発事故。従業員が100個以上の除菌消臭スプレー缶の
ガスを抜いた後、手を洗おうと湯沸かし器をつけたら爆発した。
室内でスプレー缶のガスを抜いたらガスが充満して引火するで
しょうよ。無知が招いた証。知識を得ることがいかに大事です。
施設の老朽化などで経営が悪化する水道事業の経営基盤を
強化する改正水道法が可決、成立した。民間企業参入により
水道サービスの低下 (ストップ) を招く恐れもあり心配ですね。

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小便小僧の設置場所がホームの端っこに移動したために、今ま
で写真を撮るアングルのようにはいかず難儀してしまいます。(笑)
青帯の電車は京浜東北線 (大宮~横浜) の電車です。昼は快速
になるのがほとんどで、有楽町や新橋には止まらないんですよね。

ちょっと変わった出来事を紹介します。
年初めに千葉県柏市のJR常磐線柏駅に停車した電車内で20歳
代の女性が女児を出産したという。堀江貴文氏らが設立した宇宙
企業 「インターステラテクノロジズ」 のMOMO2 号機が、打ち上げ
4秒後に墜落、炎上。そして北海道在住の方が自転車による日本
縦断の最速記録に挑み、ゴール地点の鹿児島県南大隅町の佐多
岬に到着した。タイムは7日19時間5分で、ギネスブックの記録を
21時間41分短縮したようです。近くギネス登録を申請する予定。
神奈川県鎌倉市の由比ガ浜海水浴場付近にクジラが打ち上げら
れたこともありました。

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この一年間、このホームに何百万人の人が降り立ったのでしょうか。
悲しい事や辛かったことも沢山あったでしょう。 人間は、負けたら
終わりなのではない。やめたら終わりなのです。確かニクソン元米
大 統領が言ってたと思いますが、 やはり何事もあきらめちゃいけ
な いんですよ。 どんな時も夢と希望を失わないように・・・・願って。
来年も皆様にとって良い年でありますように!





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「文明進化の弊害を危惧」

...2018/12/16 10:11...

先週までは冬にしては暖かい日が続くなと
思っていましたが、今週は一転して寒くなりました。
まだこの寒さに体が慣れていないのか、
余計に寒く感じる気がします。

12月中旬ともなると、年末がすぐそこに迫って
きている感じですね。テレビで年末恒例の音楽祭や
特別番組が増えると、いよいよ今年も終わりだなぁ
という気分になる方も多いのではないでしょうか。
そして、年末恒例といえば、先日発表されました今年の
漢字は 「災」。たいへんな出来事の多い1年でしたが、
災いを転じて福となす、という諺のように、来年は明るい
ニュースでいっぱいの年になるといいですね!

さて、忘年会シーズンだ。
酒好きな身には、どうしても道行く人々の行く先が、
皆、忘年会場へと急ぐ姿にみえてくる。(笑)
今年の忘年会は・・・・「なんで?」 と思うほど
日にちが重なり、断るのが辛い。
酒飲みには飲み会が減ると辛いものだ。(笑)
そうそう、「忘年」 とは本来、自分の老いを忘れること
なんだそうです。「忘年の交わり」 とは年齢に関係なく
親しくすること。「忘年の友」 とはそんな友達のこと。
そう考えると、素敵な言葉なんですね。

飲んで今年のうさを晴らそうというのもいいが、
飲み過ぎた翌朝はつらい。寝床の中で後悔の
ほぞをかんでも遅い。ほどほどにしたいが・・・・・、
でも、やっぱい飲みたい。(笑)
何かと慌ただしい時期ですが、今年最後の15日を
健やかにお過ごしになられますように・・・・。


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「文明進化の弊害を危惧」

現代社会はいろいろな面で便利になってきています。
しかしそれは、いいことばかりではなく、いろんな弊害も
出てきているように感じます。

今は車社会で便利になってはいますが、それにより
ちょっと近くに出かける時にもつい車を使ってしまいます。
歩くことも少なくなり、体を動かすことも減り、筋力が衰える
とともにいろいろな疾患につながっているように思えます。
やはり歩くことこそ人の健康の基本だと思います。

また夜になっても街には明かりがともり、24時間営業の
コンビニや遊技場などが林立して買い物や遊びに時間
を費やすることに事欠きません。しかし、それは人の生活
パターンとしては決していいとは言えないと思います。

朝日が昇ると同時に起きて身体を動かし、暗くなると同時
に家路に就き、日中身体を動かすことで適度な疲れと共に
眠りに就くのが本来の人の在り方だった。しかし、それが
いつしか昼夜逆転した生活になり、身体もそれに対応し
きれなくなって体調を崩すことが多くなったのではないか。

また近年、急激に進化した携帯、スマートフォンの普及も
また大きな弊害を与えているように思えます。先日も風邪
気味だったので、病院の待合室でのことです。30代前半
くらいの若い母親と子どもが待合室で横に並んで座って
いましたが、母親はスマホをいじり、子どもはゲームに熱
中していました。これで会話能力やコミュニケーション能
力は果たして養われるのでしょうか。

スマホを長時間見つめることで、そこから出る発光ダイオ
ード (LED) ライトの光も目の粘膜に悪影響を与えるとの
話もある。さらに先日の新聞には、スマホを使う子供たち
ほど寝る時間が遅くなているとの記事がありました。文明
の進化は、便利とは裏腹に病気や生活面での不具合を
もたらしているようにも思えます。海外ではスマホ依存症
なる疾患が問題になっているとの報道もあります。

これからの時代はどんどん便利になっていくとは思い
ますが、その半面、いろいろな弊害も出てくることを危惧
しています。こんなことを忘年会の二次会で同僚と話して、
すっかり酔いが醒めての帰宅。飲むときは難しい話より、
気楽に楽しんで飲もうと思った次第です。ハイ  (笑)


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  「旧東京音楽学校 (奏楽堂)」

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今、上野公園には芸術を求めて連日大勢の人が訪れています。
フェルメール展を観賞した時、入場時間が指定されていたので、
その間の時間を利用して 「旧東京音楽学校・奏楽堂」 を見学す
ることにしました。「保存活用工事」 のために、しばらく休館して
いた建物で、東京藝術大学音楽学部の前身、東京音楽学校の
校舎として、利用されていた建物です。

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「旧東京音楽学校 ・ 奏楽堂」 は、上野恩賜公園にある東京都美
術館の裏側にあります。この辺一帯は緑に囲まれ静かな場所で、
よく藝大生が通る道でもあり、一般の方は通り過ぎる感じでしょうか。
ここに明治期の日本の近代音楽のゆりかごと言える素晴らしい学
校の建物があるんですけどね。親しみやすい外観で、私達を楽し
ませてくれる建物の一つです。見逃すわけにはいきません。

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音楽学校というのでもう少し大きな建物を想像していたのですが、
明治期の建築って二階建てで小さいですね。明治期と昭和初期
の建物を比べると、急速に建物の規模が大きくなっていったこと
がわかります。NHK朝ドラ 『純情きらり』 の舞台になった建物で、
物語は昭和12年、母の形見のオルガンを発見し、母を恋しく思う
そんな女学校に通う16歳の桜子は、好きなピアノで身を立てたい
と、東京の音楽学校への進学を希望、数々の障害を乗り越えて、
ついに音楽学校を受験するが・・・・・・・。宮﨑あおいさん演じる
桜子がこの門を駆け込むシーンがありました。

東京音楽学校 (現 ・ 東京藝術大学音楽部) の校舎施設として、
旧東京音楽学校 ・ 奏楽堂が建てられました。奏楽堂とは、馴染み
のない言葉ですが、音楽ホール (コンサートホール) のことです。
日本初の木造の奏楽堂は、独立した建物ではなく講堂を兼ねた
学舎でした。ここで学んだ学生たちは、現代の私たちにも音楽の
素晴らしさを伝え続けてくれています。

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優雅な屋根の車寄せ。(下左) 玄関ポーチの屋根は、建物から
張り出す形となっていて、それがまるでテラスのようです。ただ2階
からの出入り口はないようなので、優美な印象をあたえるための飾
りでしょうか。 建物は左右に同一作りのために入口は建物の中央
にあります。また玄関扉は、ガラスをはめた観音開き戸のようです。
(下右) 正面大屋根には楽器をあしらった切り妻飾りが見えます。
(上) 明治にできた瓦屋根の洋館には女子卒業生の海老茶袴が
よく似合い、隣の東京藝術大学で卒業式を終えたアーティストが、
館の前で記念写真におさまる姿は、上野の杜の風物詩です。

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室内には、導線に赤い絨毯が敷かれ、階段にもおよんでいます。
階段は、親柱も手すりも上げ下げ窓も飾り気がなく、いかにも学
校建築らしい作りです。洋館の中でも階段幅が広いのは、大き
い楽器を運ぶためだろうと思われます。 

明治23年に東京音楽学校 (現在の藝大音楽学部) の日本最古の
音楽ホールを擁する本館校舎として建てられました。奏楽堂は校舎
中央の2階部分、両翼に教室棟を従えるようにそびえていたようです。
昭和47年 (1972)、大学は新ホールを建てるため、ホールを解体し
愛知県犬山市の明治村に移築することを決めました。これに対しOB
音楽家や建築家が異議を唱え、作曲家の黛敏郎氏、芥川也寸志氏
らが、粘り強い運動を続けた結果、地元の台東区が上野公園内に移
築保存することで落着しました。昭和62年、藝大敷地の隣に旧奏楽
堂として復元、開館し、「旧東京音楽学校 ・ 奏楽堂」 として一般公開。

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クラシカルな館内ですが、2階の音楽ホールの隣にあるこの部屋は、
休憩室というか談話室、そんなスペースになっていました。明治時
代に音楽を愛した人たちが、コンサート前にここで談笑していたシ
ーンが目にうかぶ素敵な空間になっています。照明やカーテンの
何とお洒落なこと。なぜか胡蝶蘭もさり気なく飾ってありました。

旧東京音楽学校 ・ 奏楽堂は、長年の使用で老朽化が進み平成
25年4月より建物保全のため休館していました。この秋、耐震補
強や保存修理等の 「保存活用工事」 を終えて、約5年半ぶりに
音楽を奏でます。一般公開は11月2日 (金曜日)、ホール貸出は
平成31年1月使用分から開始するようです。リニューアルオープ
ンにあたって今回の見学でした。

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「滝廉太郎像」
奏楽堂の玄関脇に日本音楽史のレジェンド 「滝廉太郎」 の銅像
が建っています。彫刻の作者は朝倉文で、こちらも日本彫刻界の
レジェンド。滝廉太郎とは、大分県竹田の小学校の同窓で、滝廉
太郎が通う上野の音楽学校の隣の美術学校彫刻科で学んだ。
滝廉太郎没後、少年時代の思い出をもとにして像を彫んだという。

滝廉太郎は明治27年 (1894)、東京音楽学校 (現 ・ 東京藝術大
学) に15歳の時に入学し本科を卒業し、さらにドイツに留学して作
曲やピアノを学び、音楽の分野で、日本の近代化に大きな役割を
はたしました。滝家は日出藩 (現、日出町) の家老を務めた名家で、
祖父平之進は帆足万里の門弟、父吉弘は大久保利通の秘書です。
彼の代表作の 「荒城の月」 や 「箱根八里」 などがあり、これらの曲
は唱歌にも取り入れられ、日本の洋楽の道を開いた音楽家です。
23歳で結核で世を去ることになりますが、彼にとって学生時代は
光輝いた大切な時間だったのでしょう。

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「資料展示室内部」
1階部分が常設展示会場になっていて、音楽学校時代から藝大
までの歴史、活躍した演奏家、建築としての奏楽堂の歩みなどを
史料で眺めることができるように展示されていました。展示室は5
部屋で、展示品数はそれほど多くありませんが、クラシカルな室
内空間を楽しんでいるとあっという間に時間が経ってしまいます。
係りの方に伺ったら、資料によっては著作権に関わるものもあり、
2部屋は禁止ですが、それ以外での部屋や音楽ホールは写真
撮影OKとのことでした。楽譜のほか、写真や遺愛品など貴重
な音楽資料等が展示されてありました。

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「ピアノ (ブリュートナー製)」 (上左)
このピアノは、大正12年 (1923) に制作されたもののようです。
ハンマーで打って発音する三本の基本弦の他に、四本目の共鳴
弦が張られている 「アリコットシステム」 のようです。現在のピアノ
は 「アリコットシステム」 が導入されていないため、大変貴重なピ
アノです。大正時代には家を建てるより高価な物だったようです。
「パイプオルガンの模型」 (上右)
これはパイプオルガンの特徴である空気式アクション (ニューマ
ティックアクション) を再現したミニチュア楽器です。鍵盤を押すと
パイプルガンの音を試すことができます。左隣りのレバーのうち、
上から1つ目と2つ目を手前に引くと音色の変更が出来ました。
「その他の部分には触らないで下さい」 と、記されてました。(笑)
「ベートーヴェン (交響曲第九番) 演奏プログアム」 (下左)
東京音楽学校において、ベートーヴェンの交響曲第九番が演奏
されたのは、大正13年 (1924) でした。日本における「交響曲
第九番 (合唱付)」 上演の先駆けは、大正7年 (1918) 徳島の
坂東俘虜収容所でドイツ兵捕虜によるものとされていますが、日
本人による全曲演奏は東京音楽学校・奏楽堂での上演が初め
てだったようです。初演時の舞台写真。(下右) 女性奏者は着
物姿、狭い舞台で男女の学生合唱団がはみだしそうな雰囲気。

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「シーリングライトのグローブ」 (上左)
奏楽堂の客席天井で実際に使われていたグローブ(照明カバー)。
シンプルではあるが、装飾も施されています。後の移築工事の際に、
紛失していたシャンデリアと一緒にグローブも復元されたようです。
「奏楽堂の壁の中」 (上右)
この展示品は、2階の 「音楽ホール (奏楽堂)」 の壁模型です。
奏楽堂の漆喰壁(しっくいかべ)の中には、藁束がぎっしり詰まって
いたようです。また、練習室の壁には大鋸屑(おがくず)が詰ってい
たそうです。 防音や音響上の効果をねらって、このような素材を詰
めたのだと考えられています。
「舞台中央の漆器飾り」 (下左)
明治23年 (1890) 当初から舞台中央にあった漆喰飾りです。
現在舞台で見られる漆喰飾りは、東京藝術大学から現在地へ
移築した際に復元したもののようです。
「ペイント塗膜」 (下右)
玄関枠アート頂部の当初羽目板に残るペイント塗膜のようです。
128年間の歴史の中で、何度も行われた重ね塗りの経緯が見
られます。現在の建物もこれを基に参考にして再現しています。
いずれにしても素敵な建物が残されて良かったですね。

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「音楽ホール」
二階にある音楽ホールは、かつて滝廉太郎がピアノを弾き、山田
耕筰が歌曲を歌い、三浦環等が日本人による初のオペラ公演で、
デビューを飾った由緒ある舞台です。ステージにはイギリスから
輸入されたというパイプオルガンやセンターには、ここで愛用され
てきたチェンバロなども見られます。明治23年に創建されたこの
奏楽堂は、日本最古の木造の洋式音楽ホールで移築後、国の
重要文化財に指定されました。昭和4年に日比谷公会堂ができ
るまでは、唯一の音楽専門ホールでしたが、舞台も狭く席数も少
ない明治生まれのホールは、現代の音楽教育、表現の場として
は容量不足になったようです。しかし、こじんまりとした場所で聞く
音楽も良いものです。現在につながる日本音楽を見続けてきた
ホールなんですね。明治時代のメロディーが時折り流れてきそう
な雰囲気です。座席に座ったり写真を撮ることも可能です。

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ホール中央に設置するパイプオルガンは、音楽好きの旧紀州藩の
徳川頼貞侯爵が大正9年に英国から購入し、昭和3年に東京音楽
学校に寄贈したものだという。アボット ・ スミス社製でパイプ総数が
1,379本で、世界でも珍しいふいごで風を送る空気アクション機構
の、わが国最古の貴重なパイプオルガンで、やわらかな音色が魅
力のパイプオルガンのようです。

「パイプオルガン」
金属製の管は、空気を通すチューブです。チューブ内を空気が
移動することによって、楽器内の空気圧を操作し、音を出します。
チューブは いわば “神経” のような役割を果たします。「空気式
アクション」 と呼ばれる、現在では大変珍しい機構で、現在でも
その演奏を聴くことができます。 日曜日と木曜日に藝大生の学
生による演奏はなかなかの人気。演奏技術も若いながら、入場
料が500円も魅力。お勧めです!!

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座席に座って目を閉じると、明治時代のメロディーが流れてきそう
な雰囲気です。ステージにはチェンバロが居てありました。(下左) 
ピアノじゃないですよ。(笑) 後に藝大生が来て、練習の為でしょ
うかチェンバロを弾いていました。(下右) まさに、ヴェルサイユの
誇りと美意識を受け継いだ、気まぐれで繊細な楽器。「これがヴェ
ルサイユの響きだったのか」 と初めて聴きました。しばしチェンバ
ロの響きに耳を傾けました。贅沢なひと時です。

「チェンバロ」
チェンバロは、ルネサンス音楽やバロック音楽で広く使用されたが、
18世紀後半からピアノの興隆と共に徐々に音楽演奏の場から姿を
消しました。しかし、20世紀には古楽の歴史考証的な演奏のために
復興され、現代音楽やポピュラー音楽でも用いられるようになりました。
ピアノとチェンバロの違いは、ピアノはハンマーで叩いて弦を振動させ
て音を出す 「打弦楽器」 で、チェンバロは爪で弾くことによって弦を振
動させて音を出す 「撥弦楽器(はつげんがっき)」 です。ピアノの音が
「ポーン」 ならば、チェンバロは 「チーン」 という感じでしょうかね。
ポール・モーリア (フランスの作曲家) がチェンバロの音色を好んで
用いたことで知られ、「恋はみずいろ」 「オリーブの首飾り」 が代表的。

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ホールの壁や天井には、シンプルですが印象に残る飾りが随所
に施してあり、独特の雰囲気を創り上げています。中央天井をヴ
ォールト状 (かまぼこ型) に高くし、視覚、排気、音楽上の配慮が
なされている。また、壁面や床下に藁や大鋸屑が詰められ、遮音
効果をあげるなど技術的な工夫があり、貴重な建築物なのです。

びっくりしたのは、シャンデリアの辺りの天井部分が高くなっている。
ここまで、音響に力を入れられた背景には、音響設計という音楽に
精通する人間が担っていたからなのでしょう。そういえばパイプオル
ガンというのは教会で演奏されていたわけですが、教会の天井は高
いですよね。ホールの床は、階段状の傾斜になっていて、舞台横ま
で窓が設置されており、側壁上部に化粧方杖があるなど、現在の一
般的なコンサートホールとは大きく異なる特徴が見受けられます。

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舞台横を含めてホールの上段 (後方) には多数の窓とカーテンが
見られます。窓から見える景色も素敵です。座席もすべて新しいも
のに変わっているようです。音の反射は3面にある窓ガラス、エコ
ー防止として天井の四隅までもが行き届いている感じです。

昔のホールは音楽専用とはいかず多目的ホールばかりでしたから、
残響時間が少なく、奏者には厳しい環境だと思います。まぁホール
中にカーテンが、これだけ沢山あると響き、残響時間はかなりスポ
イルされると思いますが・・・。ホール自体が調和のとれた響を生み
出す一つの楽器であるというコンセプトで設計されたということです。
すごいコンセプトですね。

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旧東京音楽学校 ・ 奏楽堂は、平成25年4月より建物保全のため
休館していましたが、この秋、耐震補強や保存修理等の 「保存活
用工事」 を終えて、約5年半ぶりに音楽を奏でます。一般公開は
11月2日 (金曜日)、ホール貸出は平成31年1月使用分から開
始するようです。公開日は日・火・水曜日で月曜が休館日です。

この奏楽堂では奏楽堂の歴史を踏まえた演奏会や、木造ホール
としての特性を生かした室内楽の演奏会など、年に10 数回の演
奏会を開催しているようです。 また、一般の公演も含めると年間
百数十回の演奏会を開催しています。

【木曜コンサート ・ 日曜コンサート】
東京藝術大学音楽学部の協力により開催されるコンサートです。
木曜コンサート 毎月第3木曜日 開演午後2 時
日曜コンサート 第1 ・ 第3日曜日 チェンバロ演奏
           第2 ・ 第4日曜日 パイプオルガン演奏
(演奏時間 午後2 時と3 時の2 回、各30分間の演奏)
第5日曜日   日曜特別コンサート (開演午後2 時)
入場料      通常の入館料300円

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木造建てで、堅苦しい厳格さがなく、海外の音楽ホールのような
華やかで煌びやかなものはありません。校舎の一部であったこと
から、あくまでも学生が音楽を学ぶための学舎としての意味合い
を感じます。しかし、唯一、正面屋根に切妻状のレリーフ飾りが
あり、それに中央に火炎太鼓、それをはさんで雅楽で使う笙と
西洋の竪琴が並んいます。そこに、この建物は音楽のための
特別な場所だという思いが感じられました。





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「いかなる道も努力が大切」

...2018/12/09 13:49...

「師走」 も一週間が過ぎました。
毎年、この時期になると 「光陰矢のごとし」 という
言葉を思い出し、同時にこの言葉は月日の経つ
のが早いという意味と、時は戻ってこないから毎日
を無為に過ごさぬようにという意味がある、と考え
て自戒するのですが、皆様は 「師走」 になると
何を思い出すでしょうか。

何かと気分的に慌ただしいと感じることが多くなる
この頃ですが、先日交差点で信号待ちをしていた
時のこと。自転車に乗っていた高校生が、あわや
車と衝突しそうになり、思わず叫んでしまった。
「危ない!」。接触は免れたものの、自転車ごと
転倒するも怪我もなく無事だったのでホッとした。

最近、一時停止違反で捕まった知り合いもいる。
あぁ、ゴールドカードが遠のいたとぼやくしまつ。
自転車に関連する交通事故は事故の約2割とか、
交通事故が最も多発する月は12月と聞く。

「天災は忘れた頃にやってくる」 という防災に
対する私たちへの戒めの格言がありますが、
交通事故は忘れた頃どころではない。
今日、明日いつ発生してもおかしくない状況です。
自転車も常に危険と隣り合わせのはず。
無理な運転は車に限らず自転車も慎みたい。

今季、一番の寒さだという。
今朝、ジョギングをしていても頬をかすめる風が
ひんやりと冷たく、寒さに身をすくめたくなるほどでした。
冬の寒さの中で暖かい太陽の日差しは本当に助かります。
やっぱり北風よりは太陽ですよね。


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「いかなる道も努力が大切」

ヒトはこの世に誕生し、好むと好まざるとに
かかわらず一人ひとり違った生活環境の中で育ち、
そして生長し、やがて別の世界へと飛び立ちます。

誰もが悩み、迷い、苦して、それに加えて楽しんで
この世に生きているわけですが、どうしても他人と
比較する心が内在しているといいます。その心が
良き方向への手本であればいいが、往々にして
我欲や私情に及び数々の悲劇を招いています。

誰もが同じ道を歩む必要もないし、
進むことはできないのであることを認識するべき
ではないだろうか。これは決して努力なくして適当
に生きればよいと言っているわけではなく、身の丈
にあった人生の形成を念頭に入れておく必要が
あるのです。難しいのはどれが、何が、身の丈
なのかを判断することではないでしょうか。

やはりその人その人の可能性を追求するためには、
持って生まれた才能に努力という作業が持続的に
必要であり、置かれた環境でやれることをやり抜く
ことです。いう事は簡単ですが、これがなかなか
できないものです。

二十歳をを過ぎたら自分の姿はすべて己の責任で
あり、この現実の姿が身の丈にあったものと認識する
べきであろう。人生の構築を司るのは遺伝的要素が
3 割、努力が3 割、それに運が1割と、何かの本で読ん
だことがあります。少なくとも努力以外の項目が半分とし、
高校や大学でも合格点である60点には努力の項目を
8 割にすれば到達できるのです。

やはり努力することは万人にとって大切であり、
能力の開花に直結するもののように思えます。
いかなる道においても努力なくして大成した人はおらず、
この努力の意味を浸透させる事が大切のようだ。

時々、なぜ勉強しなければならないの?
という声を聞きます。いかなる世界でも一つのこと
を知ると異なる別の世界が見え、新たな趣味や関心
が生まれるものです。このプロセスを相手の理解度に
合わせて論するのが大人のやるべきことだという。

山に登るにしても幾つものルートがあり、それぞれの道で
出会う風景が異なるように、個性を醸しだし、ヒトとしての
基本的責務を全うすればよいのではと思いました。
まさに 「急がず、休まず、怠らず」 でいきたいものです。
先日、知り合いの住職との会話の中で、努力の大切さ
を感じ、話の幾つかをまとめて綴ってみました。


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神宮外苑のイチョウ並木

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青山方面に出かけたついでに、神宮外苑の銀杏並木に立ち寄り
ました。ちょうど 「いちょう祭り」 で賑わい銀杏の葉が散る時期です。
その銀杏の絨毯を踏みしめて・・・・・・散歩でもと思ったのですが、
人の多さに驚き、それに外国の方の多いこと。ここは何処・・・・と
勘違いするほど、特に中国系の方の多さにビックリポンでした。
それでも高層ビルに囲まれて季節感さへ危ぶまれる東京。秋の
名残りを探しに神宮外苑の銀杏並木を散歩しました。

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青山通りから聖徳記念絵画館を望む道の両側にイチョウ並木が
あり、約300mの並木には146本のイチョウが道路の両脇に2列
づつ、4 列並んでいます。並木の延長線上には、聖徳記念絵画
館があり、それがより一層並木の美しさを増しています。

明治神宮外苑は、明治天皇や昭憲皇太后後世にのこる恩徳を伝
える為に寄付金 ・ 寄付金により様々な施設が造成され、1926年
に献上された明治神宮外苑は、東京都新宿区に位置しています。
夏には神宮外苑花火大会や秋にはいちょう祭りなど季節ごとに大
規模なイベントも行われています。神宮球場や聖徳記念絵画館、
子供が楽しめる 「にこにこパーク」 などスポーツ ・ 文化など様々
なジャンルの施設があるので、一年中大勢の人が集まるエリア
となっています。

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青山通りから明治神宮外苑まで続く、あまりにも有名な並木道。
この銀杏並木通りのはるか先の奥に見えるクラシックな丸屋根は、
聖徳記念絵画館で小さく見えます。(上) 休日は車道が歩行者
天国として開放されます。 この日は土曜なので午後から一部が
解放されていました。相変わらずの人出で、のんびりと散歩する
どころではありませんでした。(笑) 聖徳記念絵画館の堂々とし
た建物が見えます。(下右) 

4並列の銀杏の大木が作り出した、銀杏並木の見事な景観です。
そもそもこのいちょう並木が出来たのは、明治天皇崩御後に建設
計画があがり、明治天皇大喪儀の葬場殿の儀が挙行された青山
練兵場跡地に大正12年 (1923) に完成。青山通りから樹高順
に絵画館を大きく見せる遠近法を使って植裁し、いちよう並木が
出来たという。青山口から円周道路まで銀杏が植えられています。 

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どこまでも続く銀杏並木。どんどん色づき、葉が落ちていく。黄金の
絨毯の上を歩くとサクサクと音がする。その音が心地よく、ロマンチ
ックな気持ちにさせる。サクサク シャカシャカ、いつもより多めに踏
みしめます。銀杏並木は妙に落ち着いた不思議な気分になります。
中学生の頃、友だちと一緒にこの銀杏並木を良く歩きました。 そん
な時、いつかこの道を大好きな人と手を繋いで歩きたいと憧れたも
のです。遠い昔のこと・・・・。そして、初めてかみさんと手を繋いだ
のが、この銀杏並木なのです。うふ ここは数多くの映画やドラマ
ロケ地としても有名なイチョウ並木です。

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天に向かって伸びるイチョウの木は先端が尖っていて、まるでクリ
スマスツリーのようでもあります。イチョウの木は、都内のいたる所
に街路樹として植えられ、東京都のシンボルの木であり、その葉
は東京都の マークとなっています。このマークは都営地下鉄の
入り口やごみ清掃車等で、よく見かけますね。

銀杏は、現存する最も古い前世界の植物の一つです。地質学上、
古生代の末期 (約1億5千万年前、巨大な恐竜が棲息していた
時代) に地球上に広く分布し、生育していた樹種なんだそうです。
しかし、氷河期に入り比較的暖かかった中国を除いて、イチョウの
木は絶滅 しました。日本へは鎌倉時代に伝わったようで、青桐と
同じように火に強く、江戸時代には火事に備えて寺や神社によく
植え られたために、東京ではイチョウの木が多いのです。

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記録ずくめだった夏の猛暑も過ぎ、やがて秋となりイチョウの葉が
色づき黄金色に輝く銀杏。ハラハラと葉が舞い散ると黄色い絨毯
がひろがり、そして黄金色のトンネルを通り抜ける楽しみが広がり
ます。その為に多くの観光客が国内外から訪れる人が絶えません。
都心の秋の風物詩として定着し、近年はエリア全体で約180万人
を超えるにぎわいをみせています。

氷河期を生き永らえた銀杏の木は、中国から日本へ、そして長崎 ・
出島からヨーロッパへと伝わった。東洋から伝わったイチョウの葉
は、ヨーロッパの人々には葉のカタチも含めて神秘的だったようだ。
ドイツ人の医者ケンペルは、日本のイチョウの種を持ち帰って、オ
ランダのユトレヒトの植物園に植えました。その木は現在でも 残っ
ているそうですが、ここからヨーロッパ中にイチョウの木が広まって
いったのです。ヨーロッパにある イチョウの木が、日本のイチョウ
の種から生まれたなんて、知らない人も多いのではないでしょうか?
ドイツ語でイチョウは 「Ginkgo」 といいます。これは日本語の銀杏 
(ぎんきょう) から来ているのだそうです。

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青山通りから聖徳記念絵画館を望む直線道路の両側に整然と並
び、独特の葉の形をめでる外国人観光客や、記念撮影をするカッ
プル等、木々の下は思い思いにイチョウを楽しむ人が集う場所で、
秋は最も人出で賑わいます。この明治神宮外苑のいちょう並木は
東京の黄葉の名所の一つでもあります。

ゲーテは、ご存知の通りドイツを代表する文豪の1人です。小説家
というだけでなく、政治学・建築学・色彩学にも精通し、法律家とし
ても活躍したマルチな人でした。植物学者や詩人としての顔も持っ
ています。あの独特なイチョウの葉の形を題材に書いた詩ですが、
なんともロマンチックな内容です。ドイツ語で 「銀杏」 はGinkgo で
すが、ゲーテは硬い感じがすると 「k」 をあえてとり、Gingo という
単語を使ったそうです。深いですね。

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黄葉を一目見ようと多くの人が訪れ、色付く並木を背景に写真を
撮る姿がそこここで見られます。沿道では自撮り棒やスマートフォ
ンのタイマー機能を使い、SNS映えする見え方やアングルを探り
ながら写真を撮る若者や友人グループなどの姿が見られます。

ゲーテは、2枚の葉が割れて1枚につながっているイチョウの葉を
男女の愛の象徴とみました。彼は、ハイデルベルグの古城の庭に
あった1枚のイチョウの葉をつけて、愛する女性に詩を詠んだ。
「これはもともと一枚の葉が裂かれて二枚になったのでしょうか、
それとも二枚の葉が相手を見つけて、一枚になったのでしょうか」

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都内でイチョウ並木といえば、やはり神宮外苑のイチョウ並木が
一番有名だと思います。黄葉のトンネルの中をのんびりと散策 し
たり、所々設置されてあるベンチに腰掛けてゆったりとイチョウを
眺めてみたり、このイチョウ並木はほんとうに秋の風情を楽しむ
ことができます。 神宮外苑の銀杏並木の素晴らしさは、そこを
通った人でなければ味わえません。

イチョウの葉がふたつにわかれていることを詠み込んだ詩だが、
「二つなのに一つ」 というコンセプトは、プラトン的というか、錬金
術的なニュアンスを感じる詩ですね。ゲーテが思いを寄せていた
のは、マリアンヌという人妻への愛を歌ったものでもあるらしい。
ゲーテはこの詩を、二枚のイチョウの葉とともに贈ったのです。

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目が覚める様な鮮やかな黄色と独特の強烈な銀杏のにおい・・・・。
舗道は黄金色に染まる神宮外苑の銀杏並木の素晴らしさは、その
下にいる人々すべてが黄金色に染まるのです。とても幻想的な雰
囲気になります。ここはドラマなどでもよく使われる場所とはいえ、
この季節だけが素晴らしいのではなく、この通りは四季折々に様々
な顔を見せてくれます。最盛期には歩道さえも落ち葉による黄色
い絨毯で覆われ、一面黄色の不思議な空間に迷い込んだように
なります。近郊のみならず、遠方からもこの銀杏並木を訪れる人も
少なくないのです。和歌山から来たという老夫婦もいました。

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初冬の空気を吸いながら小一時間散歩して、心地よく疲れたら、
道端のレストランでの食事やお茶をお勧めです。 この店、人気が
あるので行列での待ちとなりますが、彼女と一緒ならへっちゃらと
デートスポットなのです。 オープンテラスがあるので眺めながら、
銀杏も彼女も素敵と聞こえてきそうです。(笑) 人々がスケッチや
写真撮影を行っている光景を目の当たりにしますが、意外にも絵
を描く人の多いこと。印象派の油絵の様な秋空との色合い、まさ
に絵になります。大きなイチョウの葉が落ちてると思ったら、ヨチ
ヨチ歩きの小さなお子さんでした。(下左) 分かりますね、落ち葉
にコロンと寝転がりたい気持ち。外国のお子様でした。(下右)
落ち葉を集めて脇の草のとろに、イチョウの葉でハートマークを
作って来ました。(下中) 誰かに見つけてもらえるか、な・・・・・。

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「イチョウ祭り」
イチョウが見ごろなこの時期、今年は11月16日 (金) から12月2日
(日) までの期間。明治神宮外苑の秋の風物詩 「神宮外苑 いちょう
祭り」 が開催されます。さまざまな模擬店が並び、全国各地の特産
品やグルメが集結、好評を博した並木のライトアップも実施されます。

聖徳記念絵画館前の広場で開催される 「神宮外苑 いちょう祭り」 は、
多くのグルメ店が出品し、毎年大勢の来場客で賑わいます。ビール
など豊富なお酒を取り揃えた店やガッツリ肉のB級グルメの店など、
どれも美味しそうなお店ばかりです。芝生の上でやテントのある椅
子席で舌鼓を堪能、肉やラーメンだけじゃない食フェス、イチョウ
並木を観賞した後は、ゆるりとお楽しみにといった感じです。

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世界各国の輸入ビールから本場博多の豚骨ラーメンやここでしか
食べられない花咲きガニスープの特性ラーメン。今が旬のぷりぷり
新鮮な牡蠣。北海道特産ホタテやアサリなどの浜焼き。大館市直
送の名物きりたんぽ、神戸牛ステーキ串、あかちゃんのほっぺと
いうのもありました。その中で私は、からあげグランプリ最高金賞
を受賞したという、国生肉に1ヶ月以上熟成させた秘伝のタレに
漬け込んだ 「大分中津からあげ」 と広島のお好み焼きにビール
を頂きました。昼間からビール? と思いましたが美味しかった。

食欲の秋! 食べ過ぎ? 飲み過ぎ?
    秋はイチョウ (胃腸) の調子が大切なんですよ~。

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「聖徳記念絵画館」
明治天皇崩御後に建築計画が持ち上がり、大喪の礼が行われた
旧青山練兵場の葬場殿跡地で大正15年(1926)に建設された。
現在でも、建築当初のままのドーム状の荘厳な建物を見ることが
できます。昭和43年 (1968) には、明治維新100年目を記念し
て、絵画館学園が建物内に開校され、絵画や陶芸などを学ぶ施
設も備わっています。わが国初期の美術館建築と評価され、
明治神宮宝物館と共に国の重要文化財に指定されています。

内部には、明治天皇にまつわる幕末 ・ 明治期の政局を描いた
絵画を中心に展示されています。徳川慶喜が上洛中の藩重臣
を京都 ・ 二条城に招集し大政奉還を諮問した絵や江戸を戦場
から守るため薩摩藩邸で西郷隆盛と勝海舟の会談、京都御所
で、明治天皇が天神地祇にお誓いになられた 「五箇條の御誓
文」 が布告され、維新の基本方針が示されました。 わが国に
とって歴史的な日となった貴重な絵画が展示されていました。
入館料は施設維持協力金として大人500円でした。

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絵画館の裏手や周辺を散策して見ると以外なモノに出くわします。
また明治神宮外苑は、建設中の新国立競技場や明治神宮野球場
をはじめとしたスポーツ施設などもあり、周辺をジョギングする学生
の姿が多くみられます。

「葬場殿址」 (上)
絵画館の真裏にある葬場殿趾は、明治天皇の御大喪が旧青山練
兵場で行われたとき、この場所に御轜車 (ひつぎを乗せる車) が
安置されたことから、外苑造営にあたり葬場殿を記念として建立さ
れました。石壇の中央にある楠は、建立と同時に植樹された記念
樹で、今では堂々とした見事な大木に成長しています。
「樺太日露国境天測標石」 (下左)
日露戦争の後、明治38年に締結された日露講和条約で、樺太の
北緯50度以南は、日本の領土となりましたが、その境界を標する
ために4 基の天測標と17 標の小標石が建てられました。絵画館
前庭西側にあるこの境界天測標石は、外苑造営時に当時の樺太
庁から奉納されたもののようです。
「ひとつばたご (なんじゃもんじゃ)」 (下右)
幕末から、この付近にあった樹木で、和名 「ひとつばたご」、俗名
「なんじゃもんじゃ」 と呼ばれた珍しい木という。五月頃に白い清
楚な花が咲き、満開時は雪を被ったように見えるんだそうです。
大正13年に天然記念物指定されています。

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写真を撮る人、家族で散策をさ れる人、小さなお子さまを連れて
散歩に来られたお母さん、大勢の方々が其々楽しんでいました。
春の桜もいいけれど、秋の紅葉あるいは黄葉もいいものですね。
銀杏並木は両側にあります。ゆっくり歩きたい銀杏並木。こうした
自然に触れることができるというのも散歩の楽しみのひとつでは
ないでしょうか。僕は、落ちていた形のいい銀杏の葉を1枚拾っ
て、読みかけの文庫本にそっと挟んで帰りました。

【おまけ】
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聖徳記念絵画館に立ち寄った後、近くで建設中の新国立競技場
の建設現場にいてみました。一番のスポットである東京体育館も
工事中で周りを塀で囲まれていて入れず、周囲を回ってみました
が、大きいので歩くだけで疲れました。(笑)

新国立競技場の建設は着々と進んでいるようです。全面的に建て
替える形で進められている工事は、春から始まった屋根工事も順
調で、徐々に屋根の全体像が見えてきた感じです。今後は内装 ・
外装の仕上げ、歩行者デッキ工事などが行われるようです。並行
して来年にはフィールド工事にも着手し、2019年11月末の完成
を目指すそうです。

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「杜 (もり) のスタジアム」 として、周辺の緑に溶け込むよう木材を
使用した構造で、屋根を見ると外周を取り囲む庇 (ひさし) が見え
ています。(上) 最上階には1周約850メートルの散歩道を、スタ
ジアムを囲うように設置して、展望スペースになるようです。全体
を足場で囲われているので、外観を見てきただけなのですが、
(下) こんな光景を見られるのは、今だけと思い足を伸ばして
みました。NTTドコモのビルも見えています。(下右)





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「もう一人のフェルメール」

...2018/12/02 21:10...

12月 (師走)
早いものでもう12月ですね。
ポカポカ陽気だった昨日に比べ、
今朝は肌寒い朝を向かえました。
東京では今年木枯らし1号が発表されていません。
今年は木枯らし1号の発表がなく、本格的な
冬を迎えるということになります。

そもそも木枯らし1号というのは、
季節が秋から冬へと変わる時期に、初めて吹く
北よりの強い風のことを言います。具体的には、
10月半ばの晩秋から11月末の初冬の間に、
初めて吹く毎秒8メートル以上の北風のことです。
東京地方と近畿地方で、このような冬になったことを
感じさせるような風が吹いたとき、「木枯らし1号」 の
発表をしているんだそうです。

関東では今季、これまでに強い北風が吹いておらず、
東京地方の 「木枯らし1号」 の発表がないまま11月を
終えました。期間が11月末までと定義されているため、
今年は1979年以来39年ぶりに 「木枯らし1号発生せず」
となりました。

上空の偏西風が北寄りに蛇行したことなどから
例年より寒気の流れ込みが弱まっているのが原因とか。
北海道の初雪の遅れも同じ要因のようです。
12月もこの傾向が続き、全国的に平年よりも暖かくなりそうだ。

  いじわる木枯らし 吹きつける
    古いセーターぼろシューズ~
      ・・・・・・・心の窓にともしびを
       ホラ えくぼが浮かんでくるでしょう

   何となく歌てみました。
   古いセーターも、そろそろ着る季節です。


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「もう一人のフェルメール」

遠い昔の事であります。
世界第二次大戦でナチスが滅びた1945年の頃。
それは戦争中に占領国からナチスが多くの絵画を
略奪します。戦争ですから盗りたい放題。
ミケランジェロからダビンチまで略奪しました。

やがてナチスから解放された国は、自分の国の宝物
を取り返すべく、ヨーロッパ各地に 「ナチス略奪美術品
調査隊」 が出来ます。そして盗られた美術品を取り返す
調査が始まります。捜査する中で、ナチス ・ ドイツの
国家元帥であるヘルマン ・ ゲーリングが、略奪した
絵を山ほど持っていたことがわかりました。

フェルメールは作品数が少ないのと、未発見の絵画が
最も多い画家として知られています。修業時代に練習の
為に必ず宗教画を書いているはずなのに、一つも見つ
かっていないという謎の多い画家でした。フェルメールが
若き日に描いたとされる 「エマオの食事」 等は、当時の
フェルメールの研究家たちから 「本物」 と認められ、
美術館が高額で買取りされたほどでした。

さて、ヨーロッパ美術界に衝撃が走ったのは、
ゲーリングが未発見のフェルメールの作とされる
「キリストと悔恨の女」 の絵を持っていたのです。
ゲーリングの妻を逮捕し調べると、フェルメールの
絵が欲しくて、略奪した多くの絵と高額の金額で、
この絵と交換していることが分かりました。

オランダの至宝であるフェルメールの絵、未発見の
絵を敵国に売り渡した美術商がいると怒り、命がけで
探し出し、ついに男を逮捕します。その逮捕された男
こそがハン ・ ファン ・ メーヘレン。 どなた、誰! 
驚くもここから先の話は違う方に発展していくのです。

さあメーヘレンの取り調べが始まります。
取調官も熱くなり、「キミはゲーリングに売ったのだな」。
厳しい追及に直面し、メーヘレンは素直に認めます。
「私が売った」。フェルメールの作品をどこで手に入れた
か追求します。メーヘレンは答えます。「私が描きました」。
「私が描いたぁ~?」。メーヘレンは自分が描いた贋作
だと主張したのです。当然のごとく誰も信用しません。

ナチス ・ ドイツに売却した一連の絵画、そして
「エマオの食事」、「キリストと悔恨の女」 も自ら製作した
贋作であることを告白したのです。フェルメールの作品
として 「姦通の女」 も売却していました。ナチス協力者
および文化財の略奪者として極刑は免れません。

メーヘレンは贋作者であることを認めてもらうために
証拠として法廷で自ら 「フェルメール風」 の絵を描いて
みせ、さらに一連の絵画に対しX線写真などの最新の
鑑定が行われた結果、彼が売りさばいたフェルメール
などの絵とされてきた絵画までもが、彼の手による
贋作であることが証明されたのです。

贋作 (がんさく) とは、誰かが制作した絵画 ・ 彫刻 ・
書物などの芸術品や工芸品を真似て制作された模倣品
のことで、贋作に対して、本物の作品は 「真作 (しんさく)」
と言います。ナチスに売った絵も、オランダの美術館に飾っ
てあるフェルメールの絵も、実は偽物だったという。ちなみ
にロッテルダムの美術館に保存されているフェルメールの
贋作 「エマオの食事 (ハン ・ ファン ・ メーヘレン作)」 は、
後世への戒めとして、今でも一般に公開されているという。

ファン ・ メーヘレンの贋作制作は、芸術を愛する人々への
冒涜行為ではありますが、ファン ・ メーヘレン自身も芸術を
愛する一人であったことには違いありません。所有している
作品は、真筆だと譲らなかった美術館もあったといいます。
誰しもが見抜けなかったファン ・ メーヘレンの贋作。
それは、もう一人のフェルメールが居たことになります。
歴史上で有名な贋作にまつわる逸話でした。 
                                
                            おしまい


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  「フェルメール展」 東京展 2018
        ~上野の森美術館~

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芸術の秋らしく、東京 ・ 上野では国立西洋美術館の 「ルーベン
ス展」、東京都美術館の 「ムンク展」、そしてフェルメールの傑作
がズラリと揃う、上野の森美術館での 「フェルメール展」 と、西洋
美術の巨匠が続々来日しています。其々、来年の1~2月まで開
催されるのですが、寒くならないうちにと待ち遠しくて、取り敢えず
は日本人が最も愛する画家の一人、「フェルメール展」 を鑑賞し
て来ました。フェルメールの作品を中心に紹介したいと思います。

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「上野の森美術館」
上野恩賜公園にある私立美術館で、明治12年 (1879) に日本で
最初に設立された美術団体、日本美術協会により運営され、リニ
ューアルを経て昭和47年 (1972) に上野の森美術館として開館
しました。常設展示は行っておりませんが、美術・書道団体の展示
のほか、国内外の作家の回顧展をはじめ様々なジャンルの美術を
紹介する企画展を行っています。定期的に独創的な企画展を開催
し話題を提供しています。 ここは 「デトロイト美術館展」 以来です。

    「フェルメール展」
会場   上野の森美術館 (東京 ・ 上野公園内)
会期   2018年10月5日 (金)~2019年2月3日 (日)
入場料  一般 2500円 大学・高校生1800円 小中学生1000円
        会期中、一部作品の展示替えがあります。
      「赤い帽子の娘」 10月5日 (金)~12月20日(木)、
      「取り持ち女」 2019年1月9日(水)~2月3日(日)

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オランダ絵画黄金時代の巨匠ヨハネス ・ フェルメール。現存する
作品はわずか37点とも言われています。 今回はそのうち9点まで
が、東京にやってくる日本美術展史上最大のフェルメール展です。
フェルメールだけでなく、オランダ同時代の絵画と合わせた約60点
を通して、17世紀オランダ絵画の広がりと独創性をご紹介します。
会場に入るとすぐにフェルメール作品に会える訳ではありません。
全6章のうち前半の1章~5章は、オランダ画が展示されています。
まずはこちらを鑑賞することになります。フェルメールと同時代の
画家の作品から紹介します。

第一章  「オランダ人との出会い ・ 肖像画」
ヨーロッパでは一般的に、後世に自分の似姿の記録を残すのは
君主や貴族たちであったが、オランダ共和国では裕福な市民たち
のあいだでも自分の肖像画を所有することが習慣化していました。
大小を問わずどんな地方都市にも、少なくとも一人は腕の立つ専
門画家がいたのです。その結果として、オランダ黄金時代の膨大
な数の肖像画が後世に伝えられたようです。

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フランス ・ ハルス 「ルカス ・ デ ・ クレルクの肖像」 1593年頃 (左)
(アムステルダム国立美術館蔵) 
最初に2枚セットの夫婦肖像画でした。腰に手を当てこちらを見て
微笑む黒い服の男性は、「ルカス ・ デ ・ クレルクの肖像」。右には、
こちらを見ながらやや怪訝な表情の黒い服に襞襟の付いた夫人
が描かれていました。いずれも等身大で描かれ、写実的ながらも
生き生きとした印象を受けます。2人とも敬虔なプロテスタントの
ようで、この服装は厳格な規定に従っているとのことでした。
カレル ・ デュ ・ ジャルダン 「自画像」  1662年 (右) 
表情の緻密さが際立ち、モデルの体温をはっきりと感じる作品で、
さらに背景に注目すると、黒のバリエーションに驚くばかり。単色の
黒を幾重にも描き分けております。今迄黒の画家と言えばフランス・
ハルスでしたが・・・・と思ったら隣にハルス作の 『ルカス ・ デ ・ クレ
ルクの肖像』 が並んでいるではありませんか! 画像では伝わら
ない 「黒の凄み」 に感服。デュ ・ ジャルダンは主に農村を主題
とした風景画で知られています。(アムステルダム国立美術館蔵)

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ヤン ・ デ ・ ブライ 「ハールレム聖ルカ組合の理事たち」 1675頃
(アムステルダム国立美術館蔵)
当時、オランダの職業画家たちは、みんな 「聖ルカ組合」 という職
業ギルドに入らなければならなかったようです。この作品は、その
聖ルカ組合の会合におけるスナップショット的な作品。みな画家と
して同じ盛装ですが、一人一人体型や顔つき、見ている方向が違
います。肖像画、風景画、風俗画、静物画、歴史画、宗教画など
オールジャンル揃い、百花繚乱だった17世紀オランダ絵画の隆
盛を暗示するような1枚で見応えがありました。左から2番目の画
板を手にしている人が、どうやら作者のようえす。

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この展示はチケット代は一般が、1600円と相場に比べて1000円
近く高く2500円ですが、その代わりに全員に音声ガイドが付いて
きます。音声は石原さとみさんです。だいぶ緊張してるなー、という
のが伝わってきます。(笑) また、作品リストも結構立派で全作品
に簡単な解説が載っている 「フェルメールガイドブック」 を配布。
(下右) これで美術初心者でも分かりやすく解説してくれるので、
幅広い層が楽しめるのではないかと思います。入口付近。(下左)

第二章  「遠い昔の物語 ・ 神話画と宗教画」
黄金時代のオランダ画家たちは、自分の身の回りに存在するもの
を制作の出発点としていました。とはいえ、彼らがほかの主題で、
歴史、聖書、物語、あるいは寓話などに関心がなかったことを意
味しているわけではありません。そういった主題は、文芸や歴史
の深い知識をもち、さまざまなジャンルに精通し、歴史画を制作
するための想像力を存分に働かせることを必要としたため、画
家には高い地位が与えられました。神話と宗教を主題にした
作品のコーナーです。

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パウルス ・ ボル 「キュディッペとアコンティオスの林檎」 
1645-55年頃  (アムステルダム国立美術館蔵)   (左)
この絵は、ギリシャ神話という話に由来します。青年アコンティオス
は美少女キュディッペに一目惚れをしますが、彼女は身分が高く結
婚はかなわない。そこで彼は林檎に文字を書き、彼女の家に投げ
入れます。彼は策略をめぐらせ 「私はアコンティオスと結婚すること
を女神アルミテスにかけて誓います」 と書いてあったのです。少女
はその言葉を声に出して読んだため、結婚の誓いをしてしまうとい
う場面。他愛もない話ですが、今でしたら 「結婚詐欺」 と大問題に
なりそうなエピソードです。 (笑)
レンブラント周辺の画家 「洗礼者ヨハネの斬首」 1640-45年 
(アムステルダム国立美術館蔵)  (右)
洗礼者ヨハネは、ヘロデ王が兄の妻と結婚したことを批判して投獄
される。妻の娘サロメは、王の宴で優美に踊った褒美としてヨハネ
の首を所望したという話に基づき、洗礼者ヨハネは斬首されます。
ヨハネの首を盆に乗せて刀を携える処刑人が描かれ、切ったばか
りの首を差し出すと 「あらよくってよ!」 とサロメが、誇らしげな顔
を見せ、怪訝そうな顔が悪女っぽい雰囲気が漂って怖い感じです。
首を持つ粗野な死刑執行人と豪華な装いのサロメが対照的です。

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ヤン ・ ファン ・ ベイレルト 「マタイの召命」 1625-30年頃
(カタリナ修道院美術館蔵) 
こちらは聖書の一場面を描いた作品。イエスが通りかかりに、マタ
イという人が収税所に座っているのを見かけ、 「私に従いなさい」
と言われ、彼は立ち上がってイエスに従った――という場面を劇的
に描いた作品。聖書や古代ギリシア ・ ローマ神話を描いた 「物語
画」 も人気のテーマでした。「物語画」 は、歴史や文学などへの深
い知識や複雑な画面を構成する力が必要なため、当時は格の高
いジャンルと見なされていたようです。市民の暮らしを描く風俗画
家として活躍したフェルメールも、画業の初期には宗教画などに
挑戦していたそうです。

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フェルメールさん以外のオランダの絵画を見ると、どれもこれも素
晴らしいです。肖像画、宗教画、風景画、歴史画、風俗画・・・など。
綺麗だったり面白かったり、楽しくなるような絵がたくさん並んでい
ました。17世紀当時のオランダの生活や人々の考えを知ることが
できます。ただ絵画には作品解説のパネルはありません。全点の
解説が書かれたガイドブックを詠んで進みます。なので一点、一点
絵の前で立ち止まって、番号を確認してページをめくり、読みなが
ら鑑賞するという年配の方が多くて前に進みません。フェルメール
の絵よりも結構な混雑具合でした。(笑)

第三章  「戸外の画家たち ・ 風景画」
続いては風景画のコーナーです。今では風景画はよく観るジャンル
ですが、昔は風景画は地位の低いテーマで、17世紀頃から徐々に
浸透していきました。多くの画家たちが作品の題材を探しに出かけ、
そうして写生でいっぱいにしたスケッチブックを手に彼らはアトリエ
に戻り、作品づくりに取り組みます。彼らは都市の景観と、海や川
や運河といった水が目立つオランダの風景をあらゆる天候で描き
出したのです。

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シモン ・ デ ・ フリーヘル 「海上のニシン船」 1649-50年頃 
(ロッテルダム海洋博物館蔵)  (左)
こちらは海の上の小さな漁船を描いた作品で、全体的に黄土色
がかった色彩となっています。水平線が低いこともあって広々とし
た雰囲気で、モヤがかかったような柔らかい表現となっています。
波の色の違いなども幻想的で、何処と無くターナーを思い起こす
ようす光景となっていました。ニシンはオランダの人々にとって食
糧であると同時に、輸出や商業にとっても重要な資源でした。
エマニュエル ・ デ ・ ウィッテ 「ゴシック様式のプロテスタント教会」 
1680-85年頃  (アムステルダム国立美術館蔵)  (右)
教会内部を描いた作品で、天井が高くゴシックのコウモリ天井となっ
ていて光が差し込む様子が美しく、柔らかくも明暗が強く感じられる
と共に、安らぐような神聖さも表れています。特に柱に光が降り注い
で白く反射しているのが目を引きました。よく見ると手前の床の墓石
が剥がされていました。そばには会話する男の姿があります。一見
全てが写実かと思ってしまいますが、実は画家による創造、つまり
は空想上の風景だそうです。

第四章  「命なきものの美 ・ 静物画」
17世紀の美術評論家たちは、命なきものを描いた絵にはまったく
と言っていいほど無関心でした。歴史的な場面を描く画家には高い
評価を与えたものの、果物籠や花瓶などを専門的に描いた画家は
ほとんど評価しなかったという。しかし、17世紀に制作された莫大
な数の静物画に光を当てると、同時代の公衆がまったく異なる評
価をしていたことがわかります。

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ヤン ・ ウェーニクス 「野ウサギと狩りの獲物」 1697年
(アムステルダム国立美術館蔵)  (左)
こちらは木に足を吊るされた野うさぎと、何種類かの鳥が倒れている
様子が描かれた作品です。背景には大きな花瓶や遺跡のようなもの
もあって、ちょっと神話的な雰囲気もあります。うさぎには強い光が
当たり、ふわふわした毛並みの見事さがよく伝わってきます。かなり
リアルで、現代人からすると残酷な主題に思えますが、こうした画題
は狩猟をする裕福な貴族の象徴としてよく描かれたようです。
ヤン ・ デ ・ ヘーム 「書物のある静物」 1629年頃  
(アムステルダム国立美術館蔵)  (右)
何気に凄いと思ったのがヤン ・ デ・ヘーム作 『書物のある静物』。
机の上からはみ出した紙に文字が書いてあるのですけれども、書か
れた文字が判別出来そうな細かさに驚きでした。全体的に明るい構
成で、物理的な明るさと概念的な暗さのコントラストが秀逸の作品。

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入場時間指定にも関わらず、ご覧のように凄い行列です。例えば、
11時~12時半までに入るチケットだと、日本人は真面目なのか
11時前から殺到して行列が出来てしまいます。係員の人によると
12時20分くらいに来れば、入場時間待ちはそんなにも待たない
とのことでした。入場後は時間制限なく鑑賞出来るんですけどね。

通常の美術館に比べて、その大きさや構造から、数時間待ちの超
大混雑が発生しやすい上野の森美術館。しかし、今回は指定時間
入場チケットを発売。入場券は事前に購入をすることになります。
1日を6つの入場時間枠に区切り、その間の入場者数を調整します。
入場時間は、09:30~10:30、11:00~12:30、13:00~14:30、
15:00~16:30、17:00~18:30、1:00~20:00 の時間でした。
時間予約制のフェルメール展ですが、私もそれなりに並びましたよ。

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ニコラース ・ マース = 窓辺の少女 ・ また は「夢想家」
1653-55年 (アムステルダム国立美術館蔵)  (左)
少女が物思いに耽り夢見るような表情をしているため、「夢想家」 と
いう名で呼ばれる。窓の周りに描かれた桃とアプリコットが、少女の
みずみずしい肌、柔らかな頬を引き立てています。この人の作品は
割りと意味深な表情を浮かべた人物が描かれる事が多く、絵の中
にドラマをたっぷり感じられる点、フェルメールと似ていると思います。
この少女も、はたして何を思っているのだろう? 不思議な魅力です。
ヘリット ・ ダウ 「本を読む老女」  1631-32年頃
(アムステルダム国立美術館蔵)  (右)
画中で描かれた書籍の紙の質感や、読めるほど写し取られた文字、
老婆の年老いた顔や手先のシワなど、驚くほど細密に描かれ、フェ
ルメール顔負けの高い写実性に引き込まれました。この時期には、
もはや貴族だけでなく、一般庶民であっても男女ともに手紙を書き、
難しい本も読みこなし、室内には絵画作品を飾るなど、文化レベル
も熟成してきていたんだろうな、と唸らされました。技術や表現力の
高さに脱帽。細かすぎてクラクラです。(笑)
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一連のオランダ絵画が想像以上に充実してました。中でも白眉は、
メツーの 「手紙を読む女」 と 「手紙を書く男」 。 画家の絶頂期に
描いた対の絵画で、共に恋文をやり取りする様子を表現してます。

ハブリエル ・ メツー 「手紙を読む女」  1664-66年頃 
(アイルランド ・ ナショナル ・ ギャラリー蔵)  (左)
鮮やかな光が差し込んでいて、手紙を女性が注意深く読んでいる。
召使が辛抱強く、読み終わるのを待っている感じです。召使いが開
けているカーテンの向こうに、波立つ海の風景画が飾られています。
愛は航海のごとく危険だ、という格言を示唆しているのかもしれない。
恋の行方をを暗示していると言われています。恋文のやり取りをして
ラブラブなのか?と思ったら・・・・嵐が来そうですね。画面上を解釈
する面白さがあり、大きい絵だと思ってたが意外と小さめでしたね。
ハブリエル ・ メツー 「手紙を書く男」  1664-66年頃
(アイルランド ・ ナショナル ・ ギャラリー蔵)  (右)
もう一方の 「手紙を書く男」 では、ブロンドの豊かな髪を垂らし、上等
な衣服を身につけた若い男性が、恋文を書いています。全体の収ま
り良い構図はもとより細部も秀逸で、特にテーブルのクロスの模様、
テーブル上にある金属製の器を、実に精緻に表しています。背景に
ある画中画に描かれた山羊と額縁に表された鳩が欲望を象徴する
ことから、移り気を示しているようです。モチーフの意味が分かると、
お互いの様子や教訓まで知ることが出来るのが面白い作品ですね。

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世界中に30数点しか残っていない希少な作品の内、日本初公開
の3点を含む、過去最多の9点が東京にやってきました。まさに日
本美術展史上最大のフェルメール展です。幻想的な雰囲気の白
い通路を抜けると、そこには・・・フェルメールの作品だけで構成さ
れた、通称 「フェルメール ・ ルーム」 がありました。まるで川端康
成の 『雪国』 の冒頭文のように世界が開けたような感覚が強烈
に襲いかかり、しばらく感動で佇んでしまいました。

第六章  「光と影 ・ フェルメール」
いよいよフェルメールの作品と出会える部屋に来ました。会場の最後
には、フェルメールの絵を纏めて展示した 「フェルメール ・ ルーム」
が用意されています。最大8点ものフェルメール作品を1つの部屋で
見ることは、海外の美術館でも経験できません。一部入れ替え制と
大阪展でもう一点来日とトータルで10点になるようです。初期から
晩年までの名品が展示され、特別な雰囲気を作り出していました。

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   ヨハネス ・ フェルメール 「マルタとマリアの家のキリスト」 
1654-55年 (スコットランド ・ ナショナル ・ ギャラリー蔵) 
現存するフェルメール作品の中で最も大きく、フェルメールが若い頃
に手掛けた作品。 風俗画ではなく、新約聖書の一場面で、現在知ら
れる彼の作品の中では、唯一の聖書をテーマとしています。2008年
以来の来日じゃないでしょうか。配色や構成に高い技巧は窺えます。

マルタとマリアという姉妹の家にキリストが招かれた際の話を題材にし
ていて、マリアがキリストの傍らでじっと話を聞いている所にマルタが
やってきて、「ちっとも手伝わない!」 と注意しています。しかし、キリ
ストは 「マリアは良い方を選んだ」 と言い、つまりキリストの話を聞くこ
とが何よりも重要だという話です。 割と他の作品に比べると粗ら目の
タッチでややぼんやりして観えますが、明暗が強めでカラヴァッジョの
流派からの影響も感じられるかなと思いました。キリストの頭の周りに
は輝きがあるなど、宗教画としての雰囲気があります。今回の展示で
は風俗画が多いので、ちょっとこれだけ異色に見えました。

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   ヨハネス ・ フェルメール 「牛乳を注ぐ女」 1658-60年頃
   (アムステルダム国立美術館蔵)   11年ぶりの来日
今回の主役。展覧会でも、図録の表紙やグッズのモチーフなどに取り
上げられるほどのダントツの一番人気です。フェルメールの作品の中
でも誰が選んでもベスト3に必ず入るほどの名画。 「真珠の耳飾りの
少女」 と人気を二分する傑作です。2007年に国立新美術館で観て
以来のご対面です。全く劣化せず、350年間ずーっとこの色だった
んだろうなと想像してしまいますね。一見の価値ありです。

黄色と青の取り合わせが非常に明るく感じられ、その視線の先に自然
と目が行きます。そして画面全体の時間が止まっている中で白い牛乳
だけが静かに流れている・・・・そんな構図が、フェルメールっぽさの1つ
じゃないかと思います。パンなどには点綴法と呼ばれる光の粒が使わ
れているなど、光の表現も流石で、柔らかくも強い光です。足元のアン
カや寒さで赤く火照った手元、なにもないシンプルな壁などを見てい
ると、寒い冬の静謐な朝を思い起こさせます。細部を観察してみると、
いたるところに鈍い光や時には輝やく小さなハイライトのあることが分
かります。絵具が少々厚めな部分には、より多くの光が当たります。
このことはパンを見るとよく分かります。小さな点々は、皮のパリパリ
した感じを連想させます。縦横50センチにも満たない小さな作品。
時を忘れて、その魅力と向き合いました。ブルーの色合いが素敵。 

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フェルメールは、オランダ・デルフトという小さな街で生まれました。
ほとんどデルフトから出ることなく生涯を過ごしたといいます。フェ
ルメールは最初は歴史画 (物語画) を描いていましたが、後に風
俗画に転向し、市民の日常などを描きました。フェルメールが寡作
なのは裕福な妻と結婚し美術商をしていたので、制作に追われな
かったことに加え、若くして死んだためと考えられています。生前は
聖ルカ組合の理事になるなど当時から高い評価だったようですが、
作品数の少なさが災いして死後しばらくすると忘れられた存在とな
り、再び脚光を浴びるのは19世紀に入ってからです。最も有名な
「真珠の耳飾りの少女」 は汚れたままで競売にかけられ、現在の
価値で1万円未満で買われた程なので、相当に忘れられていた
のではないかと思います。

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    ヨハネス ・ フェルメール 「ワイングラス」 1661-62年頃
    (ベルリン国立美術館蔵)  日本初公開
絵画としての完成度は評価されてはいても、フェルメール作品の中では
そこまで人気があるわけではないですが、初めて見てみると、丁寧な描
き込みが目立ち、状態の良さも相まって非常に好印象です。初期から
中期へさしかかる過渡期の作品。女性の頭の白い布や、テーブルの天
鵞絨のような掛物といった質感の描き分けも美しいです。

女性がワインを飲み終わりそうな所に、継ぎ足そうと構えている男性。
飲み会でどんどん女性に飲ませる輩みたいなもんでしょうか。 この絵には
2人の関係性を思わせるモチーフが散りばめてあり、椅子の上のリュートは
愛を暗示し、ステンドグラスの中に描かれた馬具を持つ女性は節制を表す
そうです。つまり色恋沙汰を戒めるという意味らしいので、やっぱりそうかと
言った感じです。男性の表情は何やら誇らしげで、物事を優位に進めてい
るように見える一方、女性の表情はグラスで隠されていて分からず、両者の
行く末はどうなるか分かりません。外から差し込む光の柔らかさや、2人に
光が当たって反射する様子など非常に見事な表現となっていました。

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      ヨハネス ・ フェルメール 「リュートを調弦する女」  
       1662-63年頃  (メトロポリタン美術館蔵)
こちらはフェルメール作品の中でも作品の傷みが激しく、テーブル上や
椅子のあたりは何が描かれているのか絵柄がハッキリ見えないのですが、
それを差し引いても、期待感満載で窓の外を見つめる女性の表情が良い
です。これから部屋に遊びに来る彼氏は、床に転がっているヴィオラ ・ ダ
・ ガンバを演奏するのでしょうか。色々とこの後の展開を自由に想像して
楽しめる作品でした。

こちらも2008年の展示会で見覚えがありました。
見慣れた黄色い服を着て、何故か外を観ながら調律しています。解説に
よると手前に引かれた椅子や床に置かれたヴィオラ ・ ダ ・ ガンバと楽譜
がもう1人の奏者の存在を暗示しているということで、もしかしたら恋人で
しょうか? 例によってリュートを持ってるし、 背景の地図は愛する人が
遠くにいるのを示唆しているのでは? とのことでした。題材も謎めいてい
ますが明暗もミステリアスな雰囲気で、ややぼやっとした光の表現が他と
やや違って観えました。ちなみにこちらは、発見当時ボロボロで真作じゃ
ないと思われていた時期もあったようですが、その後の科学調査で真作
と認定されています。

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ミステリアスな緊張感をたたえた静謐な空間、光の粒子までをも捉
えた独特な質感を特徴とし、「光の魔術師」 とも称されているフェル
メール。窓から注ぎ込む柔らかな光のコントラストを生かしたその静
謐で緻密な画風に魅了されるファンも多いようです。

フェルメールの作品は生涯で37点ほど制作したと思われています。
43歳で亡くなってから作品は忘れられ、しばしば他の画家の作品
と誤解されていた様ですが、19世紀中頃、フランスの美術評論家
から存在を大々的に広まり名声を得て、「光の画家」 として知られ
るようになります。その後もナチスの時代には、贋作者が真似して
描いたり、ちょいちょいと歴史の中にもフェルメールの名前が出て
きますが、本格的に注目を浴びるようになったのは、1995~6年
に米国ワシントンとオランダのデン ・ ハーグで開かれた 「フェルメ
ール展」 に端を発します。この展示では20点ほどの作品が並んだ
という。世界的ブームを追い風に、その熱は日本にも伝わって人気
に火が付き、2000年の大阪での展示を皮切りに、2008年に東京
都美術館で開かれた 「フェルメール展」。当時史上最多となる7点
もの作品を集め、93万人の来場者を記録したようです。

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       ヨハネス ・ フェルメール 「真珠の首飾りの女」  
       1662-65年頃  (ベルリン国立美術館蔵)
フェルメールの魅力を教えてくれた最初の作品にして、個人的にはフェ
ルメールのなかでも好きな絵の一つです。 画家のほうを向いていません。
窓のほうにある小さな鏡を眺めています。うっとりしているかの様子です。
顔だけでなく、顔に近い指の曲げ方からも雰囲気が感じられます。 これ
からお出かけなのか? 誰か家にやって来るのか? わからないけど、
とにかく何かが始まる予感。そんな奥ゆかしい瞬間が日本人には合っ
てるんじゃないかなと思いました。

黄色いカーテンがふわりと掛かる窓辺からやわらかな光がさしこむ。
室内に立ちすくむ女性は真珠の首飾りを結ぼうとリボンを手に、壁にかか
る小さな鏡を見つめている。かすかにほころぶ口元と宙を見るような甘い
眼差し。 身支度にいそしむ女性が見せるふとした表情をフェルメールは
静寂の中に描き出しています。机の上には白粉をはたくブラシや銀色の
器が並び、光に照らされる白い壁を中心に据える斬新な構図は、画家の
空間表現へのこだわりを物語る感じです。

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    ヨハネス ・ フェルメール 「手紙を書く女」  1665年頃
    (ワシントン ・ ナショナル ・ ギャラリー蔵)
今回、来日する作品の中では一番 「カメラ目線」 で描かれた作品。
女性がまとう黄色の高級ガウンは隣に展示されていた 「真珠の首飾りの
女」 と共通しています。椅子の鋲や獅子飾り、女性のイヤリング、机の上
の道具箱など、画面上に光の粒があふれていました。細部まで光が満ち
た、フェルメールらしい作品です。音声ガイドによると、テーブルクロスの
折り返しと女性の左手が呼応しているとありました。 「だから何?」 (笑)

17世紀のオランダでは郵便制度の発達に伴い手紙でのやり取りが盛ん
に行われました。毛皮付きの黄色い上着姿の女性は、机に向かい羽ペン
を走らせている真っ最中。ふと筆を休めた彼女は、絵の前に立つ我々を
見つめるかのようこちらに顔を向けています。ふと目があった時のときめ
くような気持ちが込められているようにも思えます。背景の画中画は愛の
調和を示す楽器を描いているということなので、恋人に宛てた手紙でしょ
うかね。私宛て、ではないと思います。(笑) 耳元の真珠のイヤリングに
光の粒が輝く。当時、人々が憧れ、親しんだ手紙をめぐる情景を、フェル
メールは、美しい女性像を通じて描き出しています。

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フェルメール作品の照明はパターンがあります。基本的に窓が画
面の左側にあって、そこからの柔らかな光が人物の左半分を照ら
すサイド光のライティングになります。左から右にかけてのグラデ
ーションが綺麗なんですよ。ぜひこの点に注目して見てください!

フェルメールの魅力の一つが色彩です。ゴッホの言葉です。「彼の
絵には完璧なパレットがある」。中でも鮮烈なのが青。それはフェル
メールブルーと呼ばれ、多くの人々を虜にしてきました。その色彩を
この目で見てみたい。念願のフェルメールに会いに、この空間に足
を踏み入れ、数々のフェルメール作品に囲まれる時間は、美術ファ
ンにとって至福の時になるのは間違いないようです。

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   ヨハネス ・ フェルメール 「赤い帽子の娘」 1665-66年頃
   (ワシントン ・ ナショナル ・ ギャラリー蔵)  日本初公開
こちらは日本初公開の作品で、12月20日 (木) までの展示です。
この絵とほぼ入れ違いで、来年1月9日から 「取り持ち女」 が来ます。
日本初公開で話題の絵・・・・と、言いたいところだけれど、正直一番
人だかりが少なかったのです。「赤い帽子の女」 は、今回来日した
絵のなかでも、小さいほうの絵に入ります。(22.8×18cm)

この作品は板に書いたものです。布地のキャンバスと素材の質感が
違うことで、新しい光沢の効果を実験したのでは? と言われてます。
真っ赤な帽子をかぶり、振り向くようにこちらに視線を向ける女性。
驚いたような表情で、いきなり写真を撮られたような顔に観えますね。
顔の下辺りに非常に強い光が当たっていて、白を大胆なタッチで使っ
ています。それが離れてみると反射光に見えるのだから面白いです。
耳元の真珠、瞳や鼻先にも光の粒が描き込まれ、少し開いた口元は
つややかに輝く。 背景にタペストリーが掛かる薄暗い部屋の中に存
在感たっぷりに浮かび上がる姿です。 細部にわたる緻密な描写や
絶妙な配色など、フェルメールの卓越した筆さばきを随所に見つけ
ることができる作品です。

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      ヨハネス ・ フェルメール 「手紙を書く婦人と召使い」 
    1670-71年頃 (アイルランド ・ ナショナル ・ ギャラリー蔵)
アイルランドには行ったことがありません。今回唯一、初来日の作品
以外で初めて観た作品です。他の作品と異なり、初めて観た作品に
は発見や感動があります。この作品は、今まで二度も盗難の憂き目
に遭っています。これで懲りたのか、現在の所蔵先であるアイルラン
ド国立美術館に寄贈しました。無事戻ってきて、良かった良かった。

こちらも手紙を書く女性を描いた作品。静けさの中にペンだけが動いて
いるという感じで、穏やかな光景に見えますが、手前には書き損じの手
紙が転がっています。数カ月ぶりにやっと届いた恋文に、必死で返事を
書いているのでしょうか。本作には陰の主役がいます。それが、画面中
央で立つ召使い。邪悪な表情を浮かべ、窓の外をダルそうに見る召使
いは、必死な女主人と対照的ですね。ここで、やっぱり鑑賞者はいろん
なストーリーを考えちゃうんです。生の絵と向かい合ってみて、自分なり
のストーリーを自由に考えながら、想像を膨らます楽しさもまたフェルメ
ール作品の大きな醍醐味でしょうか。背景には赤子のモーセが、敵で
あるファラオの娘に拾われるという 「モーセの発見」 の絵のようです。

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今回の 「フェルメール展」。こういう機会はもう二度とないかもしれ
ません。吸い込まれそうな眼差し、この少女は何を見つめている
のだろう。恋しちゃそうだった代表作 「真珠の耳飾りの少女」 の
時と同じく素晴らしい美術展でした。2019年の1月には 「取り持
ち女」 が展示されるので、期間中にもう一度来ようと思いました。
しかし、大阪展限定の 「恋文」 も見たいけど遠くて無理ですね~。
フェルメールの作品の素晴らしさは、実物を観てこそ。「光の魔術
師」 とも称されるその作品は素晴らしく、まさに日本美術展史上
最大のフェルメール展でした。帰りはスタバに寄って回想しました。





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